2008年04月28日

コメ暴騰&不足・・・なるか?

昨日、某スーパーマーケットチェーンが、
「近日中にコメ価格を50%上げる。そして、米購入は1人3袋までとする」
と発表しました。

それを受けて今朝のニュースでは、通産大臣が、
「勝手なことを決めるな。そんなコメ不足に陥っているわけではない。主食に関わることなだけに、通産省を通さずにスーパーチェーンが独断で決定することは、国民をパニックに陥れるだけだ」
・・・と発言しましたが、ええ、もう十分パニック。

今日の午後、用があったので少々遠出し、帰りに大型スーパーに行きましたら、コメ売り場が本当にカラッポでした。何もないんです。あんなカラッポって初めて見たってほどのカラッポ。
「うそでしょ、ホントにないじゃん!」とパニックになりそうになった時、その隣りの小麦粉売り場の片隅に、私がいつも買う米袋(豪産・5kg入り)を発見。
見たところ破損もないし、日付も全く平気なので、恐らくどこかの誰かが、「カートに入れたけれどやっぱ要らない」と別の売り場に置いたものだろう、と。
通常、そういうのは何となくイヤなので買わないんですが、今日はちゃんと自分のワゴンに入れました。

まだ、家には1袋あるんですが、なくなるかも、と聞いた以上は、買い置きしておかないと怖いですから。
5kg入りで28シェケル(800円程度)。まだ、価格はまだ50%アップではなかったけど、近いうちにこれが42シェケル(1200円)になっちゃうんだ・・・。
ま、高いのは仕方ないけど、手に入らないとしたら困る・・・。

イスラエルは、米はタイやスリランカから輸入しています。
新聞によると、近年の世界的なパン食傾向から米余剰気味になり、昨夏は米栽培を減産したそうだ。ところが、小麦価格の暴騰したため、「パンがないなら、お米をお食べ!」と、世界的に米食傾向となった。
減産したところに世界の皆で走れば、当然ながら足りません。

イスラエル人は世界中から集まっているため、東欧系の人は米食はしないのですが、中近東湾岸系出身者は、パンも食べるけれど米も食べるという人が多く、需要が十分あるのです。また、アラブ系イスラエル人もやはりパンだけではなく米も主食にします。

ニュースでもやっていましたが、その地域に住む人の出身国によって、騒動の受け止め方が違うようです。昨日行ったスーパーは周辺にアラブ系居住地もあるため、一気にコメ不足状態になったのですが、上で書いたように東欧系出身者が多いエリアでは、全く影響されていないとか。
でも、私が買っている豪産米は、店によっては置いていないため、あるうちに買っておかないと大変なのです。

例のパンもまた上がるらしい。そしてコーヒーも。食用油も急騰している。
以前は、メーカーのキャノーラ油を使っていたけれど、非常にバカバカしい価格になってきたから、「そんなに大量に使わないし」と、ノンブランドのキャノーラ油に切り替えた。
でも、パスタはダメだった。「安いのでもいいや」って買ってみたんだけれど、これがまた酷い代物で、「別に赤貧じゃないんだし」と、メーカー物に戻しました。

ガソリン価格もどんどん上がってる。
ディーゼルなんて、セルフでもリッター当り8シェケル(240円)。
以前は、ガソリン代値上げは月1回、多くても2回だったのに、ここのところ5日に1度は販売価格変更通知が来る。

ホントにホントに、どこまで行くんだろう・・・。
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2008年04月07日

またパン値上げ・・・

出勤。

観光部門の新しいシステムが導入されて1ヶ月経過したものの、相変わらず私の負担が大きくなるばかりで、あと2週間後に控えたペサハが思いやられます・・・。

ペサハといえば、以前書きましたが、イ国から粉モノ(小麦粉などを使った食品)が消える1週間なんですけど、なんと先週、最高裁が
「一般的ではない店やレストランにおいては、粉モノを販売してもよい」
なんていう判決を出したため、ちょっと揉めてます。

調査によると、ペサハ期間中、ユダヤ系国民の7割は「粉モノを食べない」とはいうものの、それでも、「私はそんなの気にしない」というユダヤ系3割国民にしたら、「食べない奴らは勝手に食べなければいい。でも私達は食べたい!」という意見になります。(注:アラブ系の街では売っている)。

老舗のパン工場やパン屋は、「年に1週間の休暇」と割り切っているところが大半ですが、個人経営のレストランにしたら、3割の顧客を掴みたい。ペサハ期間は学校関係や政府関係で休みのところが多く、その分外食の機会も増えるんだし。

去年までは、「ペサハ期間中、粉モノ販売禁止」という法律に反して販売決行している店やレストランなどにに、役人が赴いて罰金を徴収したようですが、今年はそれがなくなります。
ま、徴収するだけで、逮捕して営業停止するわけじゃないから、店側としたら、「罰金払うだけで営業できるなら構わない。寄付のつもりで収めてやる」という感じだったようで、今回の判決も、「罰金を払わせるだけで何の意味もない」というのがポイントでした。

・・・とはいえ、宗教政党が大反対しているし、普段は厳格に宗教を守っていない人でも、「ペサハ期間の粉モノ禁止くらいは守れ!」と言っているようですから、この判決が撤廃される可能性も高いようですが。
私は、毎年のことですから、既にパンを買い込み、冷凍庫に入れてあります。ま、それだけのことです。


ところで、また値上がりらしいです。政府統制パン。4%アップで6円近く上がります。今年からこのパンに対する統制撤廃、とは言っていたものの、相変わらず、政府によって価格統制されています。

8ヶ月前にこの記事を書いた時には、あまり食べないなんて書いていましたが、最近ではこのパンが常食となりつつあります。

以前は、こんなコッペパンをよく食べていたんですけど6個入り240円
政府統制パンの1.7倍するんです。どう見たって政府統制パンのほうが量が多い。
しかも1個だとちょっと物足りない?っていう時もあるし、食べやすさはあるけれど、別に取り立てて美味しいわけじゃない。

政府統制パンでも、食べ方さえ分かって慣れてしまえば食べられないパンではないんです。しかも、うちの近くのスーパーで売っている統制パンは結構おいしくて、厚切りにしてトーストにするとそれなりに食べられる。

それにしても、こんなに上がった値段って、いつか下がるんだろうか・・・。


今日の1曲。「紅だぁ〜〜〜!
懐かしいなぁ。専門学校の時、ライブに行ったことがあります(誤解のないように。別に特別なファンってわけじゃないです、念のため)。
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2008年04月02日

そんなに嫌いですか?

BBCが世界27ヶ国の視聴者に「国に対するイメージ」っていうのを調査したそうで、イスラエルってこんならしい。

なぬぅ、姫の国にも負けてる・・・

うわ、最悪じゃないのっ! 

具体的な27ヶ国の人たちの感情はこんな。

ここまで嫌われるとあっぱれだわ

分かってはいたけれど、ここまでとは思わなかった。見事に嫌われたもんだ・・・。
それでも、アメリカはともかく、ナイジェリアとインドが微かながらにも、「イスラエル? そんな悪くないじゃん」って思ってくれているみたいです。ありがとよ。


じゃ、日本ってどんな?

日本人よ誇りを持て

ほほぅ〜、日本ってさすが。
日本に対して「圧倒的に悪い印象」を持っているのが、K国とC国っていうのは見事にお国柄を表しているような気が致しますが。

ま、なんたってBBCの調査だから、つまりは、「BBCがどういう報道体制を取っているか?」っていうのが現れているとは思います。そして、そのBBCを好んで日常的に見ている人の意見なわけだから、かなり偏っているはず。

イスラエルでもBBCWorldが入っているけど、見ている人って言ったら、イギリス系の人くらいだろうし。この調査に答えているアメリカ人視聴者だって同じようなもんですよね。私も、BBCプライムは見ても、ニュースの方は全く見ません。
意外と、「フランス24」っていう英語ニュースが面白くて、TVがつまらない時に適当に流しています。(噂によるとサルコジ大統領は、この局を潰したいらしい・・・)

とはいえ、そういう報道の偏りがないとしても、「イスラエルにいい印象がありますか?」って言われたら、住んでいる私が胸を張って、「もちろんっ!」っていうか?っていうのは、とっても微妙・・・。
でもそれは、他の人もそうじゃないかな。
日本人だって「日本をどう思う?」って言ったら、「通勤電車は混んでいるし・・・」「最近、なんだか物騒で・・・」って、常日頃のさまざま不満が頭に浮かぶでしょ。

そこいくと、81%が「私達の国の印象はいい!」と答えてしまうC国人の愛国心はステキ。(・・・ってそれはまた別の問題?)
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2008年03月26日

愛は国境を越えて

出勤。

何もやることがなく、とっても脱力した1日・・・。
普通ならば、月中に忙しくて出来なかったことなどを適当にやったりするんですが、監査が来るからっていうんで、監査は2007年度であるものの、今年度に残っていないか云々・・・と調べ物やらなにやらをやりすぎ、今月は何もありません。

ヒマだからずーっとネットサーフィン。

さて。久々に愛と感動のイ国のニュース。

自治政府政府領内に住む33歳の男性が、テルアビブに住むイスラエル人の恋人(ユダヤ人)の元に行ってよい、という許可がイスラエル軍から出た、と。
テルアビブに住む恋人とは8年越しの恋。
6年前、状況が酷くなって泣く泣く別れ、それ以降、テルアビブに住むイスラエル人の恋人は、軍と内務省に何度も足を運び、「なんとかしてパレスチナ人の私の彼がイスラエルに住めるよう、許可を出してほしい」と訴え続けていました。

状況が落ち着いてきた最近になって、国境管理にあたるイ軍が、この自治政府の男性にイスラエル領内に入る許可をだし、1ヶ月の暫定ビザを発行いたしました。
今後は、イスラエル人の恋人と一緒に毎月毎月内務省に通ってビザを更新しなければなりませんが、自治政府の人がイスラエル領内で生活できるというだけでも、ものすごいことなのです。
現行の法律では、『それ相当な理由』がなければ、有り得ません。

自治政府の男性は、インタビューに対してこう答えたそうです。


「僕は(政治・思想的)にイスラエルに疑われるようなところは何もありません。ただ僕が望むのは、愛する彼と一緒に静かに暮らしたい。それだけなんです」


・・・???

はいぃぃぃぃぃぃぃぃ???

貴方の恋人って、三人称単数男性形の彼?? 
ユダヤ系イスラエル人の恋人って、男の人なの?

すっげー、イスラエル、ホントに寛大。ってか寛大すぎ。



今日の夕方、サラレの処に行った時、この話で盛り上がりました。

「だからって、寛大すぎない?」と私が言うと
「Nチスの迫害対象ははユダヤ人だけじゃない。同性愛者も対象だったの」

この自治政府の男性、ユダヤ人と交友がある上に同性愛だということで、家族親戚友人近所知人他人周囲全員から、相当白い目で見られ、大変だったそうです。
・・・それが『それ相当な理由』なのか、本当のところは分かりませんけど。


イ国の人権問題をギャーギャー言う人に是非とも知ってほしいニュースでした。


注:最近、無断リンク・記事引用が急増しています。当方、いかなる理由でも、常連コメンテーター以外の無断リンクは禁止としておりますので、ご理解下さい。
   
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2008年03月11日

老人虐待

イスラエル北部アッコーで、外国人労働者のフィリピン人女性(31)が、在宅介護の老人女性(85)歳を虐待した疑いで逮捕された。
家族の訴えによると、隠しカメラを設置したところ、このフィリピン人女性が、アルツハイマーの老女に対して罵声を浴びせたり、暴力を振るう映像が残っていた模様。フィリピン人女性はこの老女を6年間介護していた。

・・・

数ヶ月前、「私設保育園に隠しカメラを設置したら、保母が子供に虐待をしていた」「在宅ベビーシッターが子供に殴る蹴るを繰り返していた」というフィルムがTVの報道番組で紹介されてから、どこでも隠しカメラがブームになっている。
このニュースを聞き、イスラエル人は「とんでもないフィリピン人だ!」と怒っている。そういえば先月も同様の事件があった。

カテゴリーとしては、フィリピン人と同じサイドにいる私は、こういう報道に震撼するものの、少し違った目から見ている。

何もフィリピン人だって、老女を殴りたくて殴っていたのではないはず。

この国では、アジア系に対する差別がアカラサマだ。
幸い、私が住むエリアは比較的差別が軽いとは思うが、イスラエルに住むアジア人種で、その度合いに係わらず、「差別を受けたことがない」という人はまずいないはず。もしもないとしたら、どう見てもイスラエル人にしか見えない容貌の人くらいだろう。

尤も、在住権を持っている日本人の私は、通りすがりに「タイ!」「チャイナ!」と言われても、本人がガマンすればいい。少なくとも、こちらが日本人の在住者だと分かれば、相手の態度がガラリと変わる。
だが、外国人労働者はそうではない。

老女に暴力を振るったフィリピン人が家でどういう扱いをされていたのか、なんとなくではあるが想像が付く。

彼女の名前を覚えず、「フィリピン人」と呼ぶ。
休暇を取るといやな顔をする。待遇が極度に悪い。
余計な仕事まで押し付けられ、何かあると彼女のせいにされる・・・。

安いからと、外国人を連れてきて、
「はじめまして。ナイストゥミーチュー。これが私の親。きちんとおしめ替えて、ご飯食べさせて、シャワーに入れてね。宜しく頼むわよ、フィリピン人♪」
「親の介護をしてもらっている」ではなく、「貧しいフィリピン人に仕事を与えてやっているんだ。そのおかげで送金ができるんだから有難いと思いなさい」。
・・・もちろん、全ての人がこうではないだろうけど。


介護どころか老人と生活したこともない私には、それがどれだけ大変なのか、人の話を聞く程度にしか分からない。
だが、自分の子供を、言葉も通じない外国人に世話させる人がいるわけがないのに、自分の親を何の資格もない外国人に世話させることに疑問がないのだろうか。

どこでも介護の手が足りない。イスラエル人に頼むと莫大な金がかかる。介護付き老人ホームは相当な金持ちでないと入れない。
それが出来ないから、疑問を抱きながらも外国人労働者を入れるのだ。


問題は、介護する側の質だけではなく、される側の質でもあるはず。
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2008年02月22日

鶏肉戦争

それは先週のことだった。

「鶏肉、1キロ79アグロット!」

と、誰もがそりゃ有り得ねぇだろ、と驚愕する価格設定を、エルサレムの新進気鋭のスーパーマーケットチェーンが打ち出したのだ。
キロ当たり79アグロット=0.79シェケル。換算すると、1キロ23円!。
通常、鶏肉は、キロ当り15〜20シェケル(450〜600円)が相場。
日本風に100グラム単位で考えると、「100グラム当り45〜60円」がイスラエルの鶏肉の相場であり、このセールだと、「100g当り2円30銭」ってこと。
それが何ゆえにこんなに安くなってしまったのか・・・?

きっかけは、ハイファ近郊やエルサレムで展開する新進気鋭スーパー「ラミー・レヴィ」と、対立する老舗スーパーチェーンの低価格設定争い。

老舗スーパーが、「1キロ9.99シェケル(297円) 大セール」
対抗するラミー、「なんの、うちは6.99シェケル(210円)だ」

老舗:「ふふふ、若いな。だったら20アグロット下げて、6.79!」
ラミ:「ふっ、けち臭い。俺は5.99!」
老舗:「おぬし1シェケル下げたか。ならば4.99!」
ラミ:「ジジィ、勝てると思ってんのか、3.99。・・・いや、これだとまた1シェケル落として2.99で来るだろう。だったらいっそ、1.89!!」
老舗:「なぬぅ・・・、よーし、1.79!!」
ラミ:「来ると思ったぞ、1.49!!」
老舗:「ラストプライス、99アグロット(0.99シェケル)!!」
ラミ:「その程度で満足しているのか老いぼれ。伝説を作るのは俺様だ、89アグロット(0.89) 。そして感動のファイナル、79アグロットキタ━━(゚∀゚)━━ッ!! !」

えーと、ですね・・・。
ダンピング戦争はいいんですが、それ鶏肉ですよ。
1人200グラムを焼いて食べても、家族4人で18円・・・。
これより安い食べ物があるのだろうか?っていう激的な低価格。

当然、黙っちゃいないのが、食用鶏組合。いい加減にしろ、おまえら、って。
「食用鶏はどんなに安く売っても、11〜12シェケル(330〜360円)が限界のはず。こんなに安く叩かれては、原価割れもいい所。イメージだって悪くなる」

現に、「鶏インフルエンザの影響でダンピングしているのか?」という問い合わせが、絶えなかったらしいです。私も新聞で第一報を読んだ時、人が買わないから余ってるのかと思いましたから。
TV番組が、ラミーと対立するスーパーと、もう1店別の店の鶏肉を調べた所、ラミーも対立スーパーも、「適正な肉」を販売していたそうだ。つまり、粗悪品を売りさばいているのではない、と。

セールは、期間限定で5日間で終了。しかも「200シェケル(6千円以上購入した人に限る)」という条件付きでしたが、イスラエルは週に1〜2回買物するのが普通だから、まとめ買いしたら簡単に200シェケルくらい行きます。
尤も、他の商品のお買い得を抑え目にすれば、簡単に鶏肉ダンピング分を補えるという計算なのかもしれません。

それ以外にも、「たぶんラミーの経営状態が悪いから、手っ取り早く現金がほしくて、バカなセールをしたのではないか?」などという見解も出ましたが、ラミー自体の経営状態には問題がないらしい。
ラミーの目的は、「単に人の目を向けたかっただけ」と。

ま、下手なTVCMを作ってバカな広告費用を費やすならば、地域の人に還元して、「ラミーはセールをするから面白い」という印象をつけたほうが勝ち。
確かに、TVCMでイスラエル全土の人に宣伝したところで、行くのはそのスーパーがある地域周辺の人だけなんだから。

しかし、ラミーvs老舗の鶏値下げ戦争が勃発してから、ラミーの株価が14.3%下落。売上が下がるだろうから、株の価値が下がって当然。また上に書いたように、「経営不振による現金回収か?」という見方も一時期的に影響したらしい。
そのため、「インサイダー取引の可能性があったのでは?」という大蔵省の目だけが光っています。

イスラエルは、鶏肉消費が世界第2位らしい(全体量は有り得ないから、対人口%だと思います)。食用鶏は完全自給しているから、近隣国から輸入するってこともないし、ましてやどっか別の国に冷凍食品を作らせるってこともなく、その辺は安全なのですが。


ちなみに、先週の私の買物レシートの一部。

 キャベツ(1玉)・・・270円
 レタス(1株)・・・150円
 アボカド(4つ)・・・240円
 キュウリ(6本)・・・120円
 トマト(7個)・・・160円
 カリフラワー(1株)・・・300円
 白菜(1株・小さめ)・・・250円
 フィルターコーヒー(10回分)・・・480円
 スパゲティ(500g)・・・225円
 ドイツパン(輸入物)・・・390円
 長期保存豆乳(1L)・・・360円
 たらこ(缶詰)・・・330円
 小麦粉(5個)・・・450円(セール価格)
 強力粉(1kg)・・・240円
 キャノーラ油(1L)・・・225円
 OZ米(5kg)・・・750円
 トイレットペーパー32個・・・1200円

野菜以外は15.5%の消費税込。
野菜は冬だから高いんです。夏なら、キャベツは100円程度、キュウリやトマトも同様。アボカドは厳冬による被害で今年は高く、質もあまりよくない状態。
日本とほとんど変わらない物価、ってかそれ以上。
輸入品は仕方ないにしても、日用品は強烈に高いです。


今日のドラマ。高校教師
なつかしー。
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2008年02月15日

揺れた

半日出勤。

仕事では、牛棚卸とリース会計に頭を捻り、自宅では、「委託販売」ってなんだった?と、簿記漬け。18年前に勉強したことなんてキレイさっぱり忘れてるっての。

ヘブ語は、22文字が繰りなす暗号の世界なのですが、実際には、太古の単語や語彙だけで、宇宙旅行ができる時代の生活に対応するのはムリなので、日常でも外国語(主に英語)を引用した単語がかなりあります。
会計用語にもラテン語(イタリア語)が登場します。ま、ヘブ語に拘らず、英文会計でもそうですけどね。
ところがこのラテン語、私が記憶している限りの使われ方と違うことが多々あり、「なんでこんなところにこの言葉が・・・、まいいや」なんて思い込みで読んでいると、全く別モノになったりしている。イスラエルに限らず、外来語の使用ってそんなもんかもしれませんが。
夜中までヘブ語テキスト読みつつ、ふと、「アタシ、ここでなにしてんだろ・・・」って我に返ったりしながら。今さら我に返ったところでどうにもできぬ・・・。
ま、結構楽しんでます。


さて。
昼ご飯を食べて、ぼけーっとしようと思っていた矢先、揺れた。
眩暈でもしたかと思ったら、そうじゃなく、全体的に揺れていました。

地震です。こんなにはっきり分かる地震は初めて。尤も、そんなに強い地震じゃなく、私が住んでいる辺りで、震度2あるかないかって程度。
マグニチュード5.3。震源はレバノンのティルス周辺。エルサレムの方まで揺れを感じたらしい。イスラエルのネットなんか見てても大騒ぎしてます。

昨日もギリシャで地震が2回あったそうだし、イスラエルは、アフリカを南北に走るプレート(東グレートリフトバレー)の上だから、地震があって当たり前。
元々、海底隆起や地震などの地殻変動で今のイスラエルの不思議な地形ができたわけだし。

南関東出身の私は、多少地面が揺れるくらい何とも思わない。
でも、戦争やテロには強くても(リカバーの意味も含めて)、自然災害に弱い国だから、もしものことを考えると、なんか怖い。


ティルスか。行ってみたいなぁ・・・。


今日の1曲。真夏の果実
よく学びよく遊んだ18年前を思い出す。


今日の言葉。

「勉強に投資をすると、利子がたくさん付く」

簿記のテキストにこう書いてある。年利何%なのか教えてほしい・・・。
posted by Heshbonit at 20:00| イ国のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月04日

シャパアット

2008年イスラエル、世界に先駆けて「鳥インフルエンザ」が発生いたしました。

今日のヘブ語:シャパアット
 インフルエンザのことを指します。
 鳥インフルエンザは、「シャパアット・オフォット」 

発生場所はイスラエル中部の町の幼稚園。
その鳥小屋で、鶏18羽が突然死。
保母が保健省に通報し、鳥インフルエンザであることが判明したそうです。

ちゃんとした養鶏場ならば、雛のうちに予防接種などをするけれど、幼稚園の鳥小屋って言ったら産みっぱなしだから、感染されやすかったのかもしれません。
しかし、幼稚園でそんなに鶏を飼って何してたでしょ。
園長のサイドビジネス? (ごめんよ、経理屋、疑い深くて)。

半径3キロ以内の養鶏場には処分通告が出たとかで、昨日の夜のTVでは、「明日からどうしたらいいんだ」とメソメソ泣く養鶏業者と、その横でギャーギャー喚きまくる妻。こういうの、日本なら逆なんですけど・・・。

私は、鶏肉も鶏卵も絶対に食べないから、関係ないんですけど。


そうそう、先日。
この私に向かって、捕鯨に関してガタガタ言ってくる人がいました。
私、こういう人、ホントに大っ嫌いなんですよ。
人が食べるものにいちいちケチをつけたり、それを食べるとどうなるとかウンチク並べたり、動物を殺すのは可哀相だのなんだのと文句言ったり。
鯨が頭がいい? 牛豚鶏はバカか? バカなら殺していいのか?

その人、ベジタリアン(ヘブ語:ツィムホニート)なんだって。
こいつぁ、面白いじゃないの。日本にいた時はビーガン(ヘブ語:ティヴオニート)だった私に向かって、捕鯨に関してご意見ですか?
そういうことを言ってはならない人に問題をぶつけてきちゃいましたね。

そこで、『一般人に嫌われやすい典型的な完全菜食主義者』になりすまし(・・・今はたまには魚を食べることは隠して)、「アンタは卵と牛乳をなぜ飲むのか!」と、彼女が捕鯨を反対したのと同じような意見で反論し、やっつけてやりました。

私が元ビーガンで、今でも肉・乳製品・卵を摂らないのは、「牛さん豚さん鶏さん達が可哀相」じゃありません。単なる乳・卵アレルギー、自分の健康を考えた選択。
他人がそれらを食べようが、誰がどう飼育製造しようが、知ったこっちゃない。

でも、鯨は美味しいよね。
全面解禁無制限食べ放題の暁には、食べよう。魚ヘンだから肉じゃないし。
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2007年12月12日

インドと捨て子と引きこもり

インドのバラナシで、2歳の女の子が捨てられていたと。
で、それがなんと、親がイスラエル人&フィンランド人。

「3日前から、外国人の子供が捨てられている。イスラエル人らしい」

という情報を聞いたイスラエル人の女性旅行者が、とりあえず子供を保護して現地で面倒を見ているそうで、子供がイスラエルとフィンランド双方のパスポートを持っていたため、それぞれの大使館に通報したそうです。

捨て子の親はどうした?
ドラッグのやりすぎで頭がおかしくなって、ガンジス川に舟を浮かべて奇声を上げていたとか、自分の荷物をぶちまけて暴れていたという目撃情報も。
で、最終的に、2歳の子供を置き去りにして消えてしまった、と。

連絡を受けた、イスラエルとフィンランド双方のじぃじとばぁばは、
「うちの孫よ!」「いや、うちの孫だ。私の国に連れて帰る!」と大騒ぎ。
その前に、自分の子供をなんとかしろっつの。


インドに行くイスラエル人、一時期に比べては減りましたが、相変わらず後を絶たないようですね。
このイスラエル&フィンランド人のカップルも頭がおかしいけれど、私の知っている限りでも、このカップルのように、子供がいる夫婦が家族で行って、ゴアで長期ヒッピーするケース、稀ではない。
あの衛生状態のインドで、子供と一緒にヒッピー? 
どうにも考えられません。

ドラッグで頭がおかしくなって、人生も子育てもすべて遊び。
避妊に失敗して出来た子供だから、病気になっても構わない。
万が一なにかあっても、また産めばいい・ヤレば出来るから。
・・・って程度にしか考えていないんでしょ。

もしかしたら父親が分からないからこの世から消したいのかもしれない。そうでなかったら、大人でも感染症の危険があって高確率でお腹を下す国に、どうして自分の子供を遊び目的で連れていけるでしょうか??

インドに何がある? 

現実逃避、ドラッグ・麻薬、フリーセックス(無料かつ自由)。

いうなれば、
「日本の引きこもり」は、働かずに家に篭ってネットの世界で仲間とつるむ。
「イスラエル人の引きこもり」は、イスラエルから脱出して、インドのゴアでドラッグ三昧。昼過ぎまで寝て、明け方までクスリを吸いながらトランス踊って仲間とつるみ、快楽だけをただひたすら追求する、ってこと。

もちろん、兵役が終了した20代前半に短期間行ってみたいという程度ならば単なる旅行だし、インドに行くイスラエル人全員がドラッグ目的ではありません。
でも、ある調査によると、インド短期滞在でも、「麻薬・ドラッグを試しに1回だけやってみたことがある」と答えたイスラエル人の数はすごかったらしいけど...。
ま、それだけ氾濫していると試してみたいって気になるんでしょう。

ここで言うのは、インドに長年住み着いたり、リピーターになる人達。
30代近くなって(orそれ以上)、イスラエルにいながらも、未だにヒッピー継続中っていう人がいます。服装ももちろんだけど、話をしたらすぐに分かる。
なんていうんだろ。「オレは世界を達観している」っていう仙人気分と、「あくせく働くお前らはバカだ」っていう見下し。どうしようもないです。

結局、インドから帰ってきたけれど、仕事はないし、大学や専門学校で勉強する気力もないし、親もいろいろ言うし、なんともまぁ、居心地が悪いわけ。
そうなると、明日なんて考えなくてよかったインドのドラッグ漬けラリラリ生活が恋しくなって、航空券代+αだけ働いて、インドに戻って再び仲間と遊んで暮らす・・・。エンドレス。
これが、「イスラエル版の引きこもり」。

今回はその最悪の結果。カップルで頭おかしくなって、2歳の子を置き去り。

・・・ま、イスラエル人に限らず、ゴアのビーチなんかに行ったら、その手の救いようのない外国人(もちろん日本人も含めて)結構いるらしいですけど。

こういうことを、インド崇拝者に言うと、すごい怒るんですよ。
怒るんですけれど、「それじゃ、インドでそんな長期間、どこで一体何してたの?」っていうと、何もいえないんですよね。せいぜい怪しい「インチキ・ヨガ道場」に通ってヨガゴッコしてました、っていう程度でしょ。


私ですか? インドは1度だけ、添乗で行きました。期間は1週間。
ごく普通のツアーで、遺跡や寺院を見るのが目的でした。
・・・が、もう、たくさんです。
お金もらっても、絶対に行きたくない。
仕事でもプライベートでもあちこち行きましたが、インドだけですね。
「もう二度と行きたくない」って心の底から思う国って。
  
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2007年12月05日

中絶問題@イスラエル

出勤。

工場の給料関係のゴタゴタグチャグチャな処理に、頭を使いまくる。
非常勤の給料計算担当に、いくら文句を言っても、何の進歩もない。
しかも、原価計算に必要なデータの一部が不足してて、最終的な振替仕訳ができない。電話したら「今日はオフ」だと。バカにしてんのか、お前は・・・。

もう、「糠に釘」ってこのことか、と実感する。
醗酵しまくった糠味噌オバサン相手に怒っても、何の足しにもならないため、数ヶ月経過した今では、貸借さえ合えば(これを合わせるのが大変なんですが)、「あとは私の責任じゃないし〜」ってな気持ち。
・・・イヤなんですけどね、経理屋としてはこういうの。

そんなゴタゴタの真っ只中、ボスから電話。同じ建物内の会議室で会議中。
「石油会社の本部長が来ている。11月の売上データ、今すぐ」
「今、1ヶ月の中でも特に忙しい日なんです。10分待ってください」

・・・でも待たれるのがイヤなので、ムカっとしながら全てを中断し、2分でデータを持っていく。
その後、さらに3回、購入データだ、年間データだ、比較データだのを持って来いと呼ばれ、その都度、大急ぎで編集して、ダッシュで持っていく。

・・・なんか、試してません?

例の本部長。相変わらず「日本人女性、いいなぁ」って目で見てるし。
一緒に来た石油会社の人に、「この日本人、凄いんだぞ」と自慢してるし。
ってかさ、それ以前の問題で、あなたの所有物ではありませんが・・・。
で、そんなに賛嘆するなら、早く新しいシステムにして下さい。


さて。
国会で、妊娠中絶に関する法案改正の話が出ているらしい。
イスラエルってのはこういう国ですが、とりあえず宗教国家ではないので、人工中絶が認められています。
宗教が厳しそうな国でありながらも、年間約2万人が中絶しているとか。

法的に中絶を認められるのは

 @18歳以下、或いは40歳以上。
 Aレイプなどで望まない妊娠をしてしまった人。
 B遺伝病の危険性。或いは、検査で胎児の異常が見られた場合や、妊婦の健康状態に危険を及ぼす場合。

これらに加えて、イスラエルらしいのは、
 C兵役中に妊娠。本人が中絶して兵役を続行したいと希望した場合。

これらはいわば、当たり前な理由。
それ以外に世界的に共通なのは、

 D未婚・独身者でシングルマザーになりたくない
 E夫以外の相手
 Fほしくないのに出来た

中絶に関しては、医者やソーシャルワーカーを通して「中絶実行委員会」に申請し、許可を得なければならないと。とはいえ、98%までは認められるそうです。
中絶費用は実費、12週までなら1227シェケル(≒約3.7万円)、それ以上で入院が必要だと倍額になります。
あら、意外と安くない? 日本だともっとしませんか?

さて、国会で何を改正しようという話が上がっているのかと読んだら、
「中絶してよいのは、妊娠22週までにしよう。それ以上は殺人である」

そういう話に全く疎い私は、22を4で割ってみた。
22÷4=5.5。 5.5ヶ月? 
イスラエルって、現行法ではいつまで中絶していいの?

あ、調べてみたら、24週でした。
・・・その差、2週って、国会で揉めるほどのこと?

もう1つ。中絶絡みのニュース。
「子供の背が低いのは中絶させなかったせい。勝訴75万シェケル」

現在13歳の男子。身長150cm以下で、成長が遅い。
実は、脊椎の病気の危険性があることが妊娠21週頃の検査に分かり、中絶を申請したものの、委員会の決定が遅かったために中絶できず、やむを得ず、出産。そこで、息子の背が低いのは、国のせいだ、と両親が訴えた。
結果、勝訴。
75万シェケル(≒2250万円)+訴訟費用。手頃な家が買える値段です。

でもさぁ、この訴訟・・・、

「あなたが背が低いのは国のせいなのよ。中絶実行委員会が早く中絶を認めてくれたら、あなたは生まれて来る必要がなかったんだから。これが分かってたから、ママは産みたくなかったのよ。いい? 恨むのはママじゃなくて、国よ」

って、こういう意味じゃないの?
それに、13歳男子で150cm、たぶんもう少し伸びるんじゃないの?
もっと低い人、たくさんいるじゃん。

イ国も少子化問題が出ています。出産率がかなり低下している、と。
ま、量より質ですからね。どれだけ数がいても、全員が無職で生活保護だったらどうしようもないわけだしさ。
最近、「質」に関してもいろいろ言われてますけど。OECDの学習到達度調査、57ヶ国中、40位だったそうだ。
危惧するなら、とりあえず、ストライキをやめたらいかがざんしょ?
  
posted by Heshbonit at 22:00| イ国のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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