2009年04月08日

原価率とは:チョコチップクッキーの法則

本日、パスオーバー。
ご近所のうるささが最高潮です。隣家のロシア人(ユダヤ人ではないが偽って移民してきている経済難民)は、当然ユダヤ教式の晩餐(セデル)なんてせず、昼から集まって、ウォッカ飲んでタバコ吸いまくって大騒ぎしています。おかげで窓も開けられません。
私が住んでいるのは治安の悪いエリアではありません。ただ、今やこの国の2割を占めるロシア系移民の99.9%がそういう人達なんです。

そんな中、ヘッドフォンで音楽をガンガン聴きながら、ネット三昧。
お題を頂いたので、そちらを書いてみましょう。

>原価計算だって、数字とパーセントで考えるから頭が混乱するんです。

と、以前書いた記事に関して、お問い合わせをいただきました。

原価計算はそんなに難しいものではありません。
なんとなく面倒なだけですが、基本は算数。もちろんレベルが上がっていくと数学的分野になりますが、「簿記」って言っている間は加減乗除さえ分かれば十分。

今日はその初歩の初歩。「売上利益率(粗利率)」「売上原価率」

簿記における原価計算の初歩で、「売上=原価+利益」と勉強します。
売上利益率とは、「売上に占める利益の割合」
売上原価率とは、「売上に占める原価の割合」
商業簿記では分かっていたはずの原価が、工業簿記で急に分からなくなるケースが多い。しかし難しいわけではありません。基礎の基礎を抑えれば簡単です。

今日は、この基本を十分理解するために、全く別のたとえをご紹介します。

ひらめき チョコチップクッキーの法則

ご存知のこの箱
6_L1.jpg

たとえばこの箱に「チョコチップ20%」と書かれていたとしましょう。
となると、80%は、クッキー生地。
では、なぜクッキー生地が80%なのか、理由を説明してください。



...制限時間終了。

商品は100%で販売されます。チョコチップが10%増量したらクッキー生地が10%少なくなる。完成商品は常に100%であり続けるからです。
もし120%だったら、商品の概念では「オマケ」という存在になります。
「サービス20%増量」と書いてあったら「120%」が100%になります。
あ、混乱しますね。とにかく店頭の商品は100%。ここだけ覚えて下さい。
そこで以下の公式が生まれます。

【チョコチップクッキー100%=クッキー生地80%+チョコ20%】


では、この商品を製造する工場を見てみましょう。
チョコチップクッキーは、クッキー生地の中にチョコチップを入れて作りますよね。
この工場には、ベースとなるプレーンクッキー生地が常にあります。チョコチップの量は、会社の商品開発課が決めたことで、工場では言われた割合の商品にするために、生地にチョコチップを加えます。
それでは問題。チョコ20%のチョコチップクッキーを作るには、クッキー生地に対してチョコチップを何%入れればよいのでしょうか?



はい、制限時間終了。

工場には常にクッキー生地があり、クッキー生地にチョコを加える。
つまり、工場においてはクッキー生地が100%。
ゆえに、完成時にクッキー全体の20%がチョコチップとするためには、クッキー生地を分母として考えれば、「20÷80=25」という答えが出てきます。

【チョコチップクッキー125%=クッキー生地100%+チョコ25%】


原価計算の「原価」とはなんでしょうか。
原は「本来のそのもの」の意味。つまり原価は「そのものの価値」。
だから、原価には損益が含まれません。
これに対し、売価は「売る時の価値」だから、利益が含まれます。
売上利益率は常に「売価を100」として考えますから、
原価を100として考える時とでは、当然ながら利益が変わる。

...ほら、もうなんか難しくなったでしょ?

だからこれを、チョコチップクッキーで考えるんです。

店頭商品は、クッキー全体100%。クッキー部分が80%で、チョコが20%。
工場では、基礎となるクッキー生地は100%と考え、そこにチョコ25%を加える。


ね、同じでしょ。
この説明、イスラエル人にも大うけでした。一番喜んでくれたのは簿記の先生で、「これならアホでも分かる。次からは絶対にそれで説明する」と。

ここでもう一度書いておきましょう。

商品:チョコチップクッキー100%=クッキー80%+チョコ20%
工場:チョコチップクッキー125%=クッキー100%+チョコ25%



この数字、ただ書いたわけではありません。

【100=80+20】【20÷80=25】【125=100+25】

原価計算の黄金率です。このまま覚えてください。絶対に役に立ちます。
原価計算や経営分析の公式を覚える時、いちいち%にするために100を掛けないほうがいいです。数字が増えれば増えるほど混乱しますから。

じゃ、どういう時に思い出せばいいのか?

Q:原価が80円。売価は原価の25%増しです。売価を求めなさい。
A:基礎は『クッキー生地80』。
  クッキー生地に25%増して作るのですから、売価は、80x1.25=100円。

Q:売価100円の商品、売価は原価の25%増し。売上利益率を求めなさい。 
A:『工場の完成品は125』だから、原価は100円÷1.25=80円。ゆえに利益率20%。


tarakoさん、こんな感じで分かりますか?
 
posted by Heshbonit at 20:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

簿記が分かる瞬間

今日はどうしたことか、例の大ヒット記事やら簿記関係やらの検索の量が凄かったです。で、タイトルは、それらの検索ワードでなんか気になった言葉。

マニアック系です。関係ない人はスルーをお勧めします。

分かる瞬間、...なんでしょうね。
人それぞれ、としか言いようがない、と思うんですが。
簿記ってのは、頭のよしあしではなく向き不向きだなんですよね。
どっちかって言ったら文系なんじゃないかな。日本だったら「漢字を覚える・書く」っていう能力は最低限は必要です。勘定科目、やたらと漢字だらけで面倒だから、それを読み書きするのが面倒...っていう人には残念ながら向いていません。
数学の能力は関係ないです。加減乗除さえ出来ればそれで十分。

さて、いろんな簿記本が出ていまして、「これさえ読めば分かる!」って書いてあるんですが、じゃ、本当にそうかって言ったら、私ですらも(つまりある程度まで勉強した者でも)、「なんだ、説明へたくそな本だな。コレ読んで分かる人間いるの?」ってのが結構ある。
著者にしたら「これなら分かるだろう。これで分からない人間はいないだろう」っていう気持ちなんだろうけど、自分が理解したポイントが必ずしも全員に当てはまるかって言ったらそうじゃない。どんなものでもそうです。

つまりいつどう分かるか?っていう瞬間を迎えるのは個人それぞれ。
瞬間じゃないけど、私が簿記が楽しいと感じたのは、特に2級に入ってでした。
精算書で「これがこっちに入って、だからここにこれが入る」という仕組みを目で見た時、「こんなに分かりやすくて明解な勉強があるのか」と。
あと、高校3年からケーキ工場でバイトしていたので、工業簿記に入ってから頭の中での置き換えがすごいラクだったんですよ。それが楽しさを増長。
米国CPAを勉強している時にキャッシュフローを知って、簿記の域が広がった感じがしたし。あと、最近楽しかったのは建設業経理ですね。キューっとツボに嵌ったって。

それ以外、個々にいろいろなことが分かる瞬間は、問題を解きながら、実生活にどう置き換えるか、それが分かったときだと思うんですね。
私が、2級で急に楽しくなったのは置き換える幅がたくさん広がって、日常生活を頭の中で簿記化することが出来るようになったから。

基本さえ押さえておけば、あとは応用。
どんなに級が進んでも、全てを基礎に置き換えていけばいい。簿記の基礎は「貸借一致」しかないんですから、どんな面倒な問題でも、絶対にこれに当てはまります。
ただ、どうやって当てはめるか?は本人が気が付くしかありません。
原価計算だって、数字とパーセントで考えるから頭が混乱するんです。
頭のいい人はそれでいいけど、自分は頭がよくないと自覚している人間は、考え方を変えなければならない。
こう言っちゃなんだけど、教えられて分かる学問じゃない気がします。
ま、でもそういう域に行くには、やっぱり波長が合ってのめり込めるっていうのが大事だと思います。で、あまり頭の良くない人がそこまで行くには、それなりの問題量をこなさなければ到達できません。

ま、日本の経理の欠点は単語や説明が難しすぎることです。
漢字だらけの勘定科目につい頭が止まってしまう。漢字を覚えることで精一杯になって、その意味を咀嚼して考えることが出来ない。咀嚼するには頭の中で置き換えなければならない。
ただし、一番大切なのは、勘定科目とその分類を覚えることです。
「簿記が分からない」って、そりゃ資産なのか費用なのか分かってないんじゃどうしょもないでしょ、って人、結構いますから。もう理解とか基本以前の問題。

そういう瞬間に合うために、頑張って下さい。
 
posted by Heshbonit at 22:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

経理に女が多い理由

ここ最近、いろんなことが重なってヤル気が完全に消失していたところに、PCの動きが悪かったことが拍車をかけ、ブログ更新がなかなか進んでおりませんが、至って元気です。

こう毎日毎日不況不況っていうニュースばっかりだと滅入りますね。
トヨタが3500億赤字だの、どこぞの不動産会社が負債1975億円で倒産だの。
1975億ならいっそ2千億って言えばいいじゃん、って思ったんですが、25億円ってすっごい数字です。

男はマクロで女はミクロなところがありまして、残念ながら私も例外なくミクロな女です。だから「2千億って言えばいいじゃん」と頭が動いたわけだ。

女ってのは、細かい数字を気にするように出来てます。
「卵L玉10個入り100円お一人様1パック先着千名様限り」という広告には目がいく。もう確実に目がいく。トイレットペーパーを買うのは特売日まで待つ。ポイント大好き。エコバック必携。生協で袋を忘れて10円出して袋を買うことにものすごい罪悪感を感じる。当然ながら、節水節電。もったいないもったいない。そういうものです。

でも単位が大きくなると思考回路が止まる。
「百円、千円、1万円、たくさん」。あとはなんだか分からない。19万8千円のバッグと24万8千円のバッグ、違いは5万なんだけれど、「たった5万の差なら24万のでいいかな?」とか考えちゃったりする。
海外旅行にOLさんがバンバン出たのもそういう理由。

その点、男ってのは、マクロ経済。細かいことは気にしない。
昼の定食880円に千円札だしてお釣りはポケット。小銭はスーツを脱いだ時にあっちこっちに置く。引き出し野中は小銭だらけ。気にしない。
同僚や部下におごる。気にしない。小額の買い物を頼んで「お釣りは取っといて」って普通に言える。ぜんぜん気にしない。割り勘は千円単位。「たかがこの程度、そんな変わりゃしねーよ」。
マクロな男達には、ミクロな女がブランド品やアクセサリーや高額化粧品やエステに、平気で大枚を払うことがさっぱり理解できない。
なんで、お買い得やセールやポイントカードに過剰反応するくせに、バッグやアクセサリーには何十万も払えるのか。

右脳がどうのとか左脳がどうのとか、そういうのの兼ね合いもあるらしいですが、生物とか科学とかぜんぜん分かんないから割愛するとして・・・。
なぜ経理に女性が多いか?って言ったら、女性の脳がミクロに適しているからでしょう。マクロな男にやらせたら、「いーじゃん、その程度」って適当に流す可能性が高すぎる。
「納品書では1250円なのに請求書が1300円」「3千個以上注文したら2%割引ですよね?」「返品分のクレジットノートが来ないんですけど」って言う場合、マクロ男は「ま、いっか」って確認せずに支払っちゃう可能性大。でもミクロ女は、絶対に相手に電話をかけて確認する。

まぁ確かに。50円100円を細かく突付いても、決算書ではゼロをたくさん落としちゃいますから、変わらないんですよ。変わらないんですけどね、細かく突付くんです。「今回は50円の差だけれど、次回は500円の差になるかもしれないから」とかなんとか言って。
そう、経理部の仕事そのものがミクロ。だから、ミクロにはミクロ。
あと、人事関係や、総務で在庫管理するのも女が多いですね。タイムカードのチマチマした細かいことや、用品備品に関して細かく追求できるのなんて、女性が圧倒です。特に総務を男にやらせると豪快に発注して、後で大変なことになったりしますから(笑)。

面白いことに、イ国においても、経理関係者は見事に女が多いです。イスラエルに来る前、アメリカ企業の日本支社で経理をしていた時も、各国支社の経理担当はほぼ全員女性だった。
経理は男がやる仕事ではないっていうわけじゃないけれど、女が圧倒的に多いのはそういう理由だと思うんです。

でも実生活で、ミクロマンは困る。
彼氏や夫が、トイレの電気を消し忘れたり水道を流しっぱなしたり、コンビニでトイレットペーパーを買ってくると怒るくせに、男がチマチマと細かいことを気にするのは、非常に腹が立つ。
男のクセにポイントカード、男のクセにエコバッグ、男のクセに割引クーポン、男のクセに1円単位までキッチリ割り勘。困るよそういうミクロマン。
マクロ女ってのはあんまりいないですね。若干知ってるけどとんでもない人が多い。ある意味豪快ですが、いうなればガサツ。そして経済観念がぶっ飛んでます。

そんな感じで、経理には男性社員は少ないんですが、よくいるのは原価計算。
ところが、これがチマチマしてるんだわ。銭分厘毛の世界だもん。
大抵、経理部のミクロマンは、部内の超ミクロ女達と仲が悪い。
超微粒子ミクロ女にとって、チマチマミクロマンの存在っていうのは、もうそのものズバリ、うっとうしいんです。
ただでさえ、経理部の内部っていうのはあんまり仲がよくない。そこにきて原価ミクロマン(普通の掛管理をするミクロマンも稀にはいますが)。
これはイヤですよ。「Heshさん、この費用が平月と比べて高いんだけれど、請求書を見せて」って来るの。そりゃ仕事だから当たり前なんだけど、なんかイライラするのよ。そのうち、存在そのものがイヤになってくるから。(超偏見。でも経理をやっている人には分かると思う)。

世界中の経理部の微粒子女達、経理部のミクロマンの陰口を言います。
「Aさんって、家でもあんななのかな。奥さん、よく耐えられるよね」

逆に考えてもそうでしょう。
女は大きい数字に弱い。大きな商談に女が行くと、数字が大きすぎて何がなんだか分からなくなることが多い。細かいことを突っ込むにはいいんだけれどね。
だから、そういうところはマクロ男子の出番なんです。

でも何度も書いたけれど、ミクロが分からないとマクロは分かんない。
経理が分からない人間には、経営なんて絶対に出来ない。
ミクロ経済とマクロ経済を抱き合わせで勉強するのは、それが理由。
超微粒子の世界が分からない人には、宇宙は語れない。そんな仕組み。

以上。ポカーンと思っただけです。
椅子人間や経営者や一流大卒の各国駐在奥様方から、「あのねHesh坊、ミクロってのはそういう意味じゃなくて・・・」なんていう難しいコメントはご遠慮下さい。
   
posted by Heshbonit at 20:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

簿記1級合格!@イスラエル

おかげさまで、簿記1級(レベルV)に合格しました。
ご協力ありがとうございました。


・・・今日はこれまでずーっと書かなかった思いのたけを書きまくっているので、非常に長いです。最後の方の「※※※印」まで飛ばすことをお勧めします。

いやーよかったよかった本当によかった。
ま、落ちることはないだろうとは思いつつも、ちょっとヤバイかもと思うふしもあったんで、非常にナーバスな状態でしたので。
今日の午後、簿記教室から電話がありました。点数は自信ないけど、まぁ満点だろうがスレスレだろうが、試験なんて受かってしまったらこっちのもんさ。
(注:しかし合格証書には点数が印字されてしまう・・・)。

イスラエルの簿記試験は、レベルT&U(日本の簿記3〜2級)と、レベルV(日本の1級)があります。
レベルTは単独でも受けられますが、主にSEやPGなど経理が専門職ではないけれど基本を理解しなければならない人向けで、一般向けには「T&U」のセットで学習することになっています。
試験はどれも通商省によるものですから、国家資格っていうのかな。

さてここから、レベルVに関するいろんなコト。

受講条件は、高卒でイスラエルのレベルUの合格者。
いきなりレベルVから始めるとか、日本の簿記2級があるとかは不可です。
そして昨年法律が変わり、『経理職で1年以上の実務経験がある者。その職場の責任者による証明書と推薦状が必要』という、とんでもない条件が加わってしまいました。

おかしいですよね。
電気関係とかボイラーのような技術を伴う職業であるならば、「実務経験X年」「職場のお墨付き」って分かるけれど、普通の経理ですよ。
しかもですね、話に聞いた限りですが、職安で「経理をしたい」と希望を出すと、「レベルUを持っているなら経験者だけ。レベルVがあるならば経験を問わない」って言われるそうです。
じゃ、経理の仕事に就くためにレベルVを勉強しようかと思えば、「1年以上の実務経験者」って言われちゃうわけですよ。ムチャクチャ矛盾。

さて。通っていた簿記教室でも、この辺の通達がうまく行ってなかったため、試験1ヶ月前に混乱がおきました。
生徒10人のうち、私を含めた5人は既に経理職なので問題がなかったのですが、

◎1人は経理の仕事をして10ヶ月→上司に頼んでごまかしてもらう
◎1人は転職して3ヶ月→前の会社では2年経理をしていたので、仕方なくそっちに出向いて、サイン・推薦状を書いてもらった
◎1人は都合で退職し無職→前の会社に頼みこんで書いてもらう
◎1人は普通の事務員→上司に頼み込んで「経理もしている」ということにして書類を作ってもらった。
◎1人は経理職に就いて半年→上司に頼んだが「政府に出す手紙にウソのサインは出来ない」と突っぱねられた。
 そこで先生に相談。先生の知り合いの会計事務所で過去に働いていたことにしてもらって、書類を作ってもらった。何も給料明細や国保明細添付ではないから、それがバレることはない、と。

・・・まぁこんな風に手段はあるんですけれど、でもおかしいって。ホントに。

では試験の話。
ホントによく勉強しました。毎晩12時過ぎまでやりました。
試験は過去問題に似た問題が出るというので、とにかく問題集を何度も何度も必死に解いて、終わってみたらそこまでやる必要はなかったかも、って気もしましたが。でも久しぶりによく勉強したって我ながら。

試験出題範囲は、日商1級と変わらないです。でもそんなに難しくないのは、日本の試験のように異常に凝った問題が出ないのと、何よりも四択だからです。
簿記の四択って面白いよね。基本的にどの問題でもそうだけれど、4択ってのはうち2つは有り得ないもので、残り2つが微妙に近いっていうのが殆ど。分からなかったら四問全部を当てはめて逆算すればどれか必ず合うんだから。
その上、試験は1回きりです(日本は4種・2回あります)

しかし、試験当日。大落とし穴が。
試験は50問。過去の動向では、2割(9〜11問)が会計用語&法律問題。
ところが開けてみたら、用語&法律問題が15問! 10%アップの3割に!
50問のうち15問って多すぎます。絶対に多すぎます。
しかも計算問題の出題形式も、過去問題にはなかったような、「長い文章を読解して数字を出す」みたいのもあって、もうガイジン1人でパニック。

さらに過去の出題傾向は、「設問1つの中に4〜6問(たとえば、1つの設問で『適切な仕訳/売上率/売上原価/最終売掛残/純損益』というように)」っていうのが一般的だったのに、今回は、「設問1・純利を求めよ」「設問2・支払税額を求めよ」って、もう最終的な答えだけを求めさせる問題ばかり。
つまりどの設問も最後まで計算してようやく1問完成、ってな感じなんです。
そんなのばっかりだから時間がかかってかかってしょうがない。

試験時間はなんと4時間半! 
9時半から始まって終了が2時。昨年までは4時間だったのに。
(注:トイレは行けます。監視がトイレ入口まで付いて来ますが)。
全問を一通り解いて時計を見たら、残り1時間半・・・。パニック。
だって「解いたけど自信がない」っていうのが多く、必死に問題見直し。

会計用語やら法律に関しては、テキストには絶対に載ってなかった!っていうような単語や問題があり、ホントにパニックでした。
イスラエル人だったら日常生活や新聞TVで見聞きしているだろうけれど、ガイジンだからさ、正確な意味が分からないとなると、もうお手上げなわけです。
ただでさえ、イ国の法律には、アラム語やアラビア語がところどころに使われていて、それだけでも四苦八苦してたっていうのに。

イスラエルの簿記のいい所は、全て実践向けということです。
日本の日商簿記1級ってちょっとマニアックなんですよ。
実際、「簿記1級持ってます」っていうと、「なんでそんなに簿記を追求したの? 税理士志望?」って言われることが多かった。(ええそうでした)。
「1級持ってるって言っても、この仕事は普通の経理だから、給料は2級レベルまでしか出せない・・・」みたいなことを言われたこともあったな。
日本の一般的な実務では日商2級程度の学力で十分。1級は勉強自体も凝った内容ばっかりだし、大企業の経理向けって言われるだけあります。
しかし、イスラエル。ほとんどの企業体は「簿記レベルV」で募集しています。実際は上でも書いたように「レベルUでも経験があれば応相談」っていうのも多いですけどね。

上で、「日本の日商1級と出題範囲が変わらない」と書きましたが、イ国のレベルVでは、工業簿記・原価計算に当たる部分は非常に少ないです。
その代わり、貿易実務(各種輸出入用語も込み)、パートナーシップ・ジョイントベンチャー(国際間取引含む)、建設業経理・・・などが含まれます。
建設業経理はかなり面白かった(ツボに嵌ったって感じ)。ともかく本当に仕事に必要という意味では、このレベルVが経理部員必須なのがよく分かります。

※※※

でもぜんぜん凄くないです。合格率も高いし、日本で1級やった人なら気抜けする内容。日本レベルでいえば、1.5級ですね。一通り勉強すれば受かるようです。それになんたって四択だし。
ま、四十路間近で、1年間勉強を継続することが大変でした。
だからそんなに感動も達成感もなく、「あー、終わった」って感じ。
逆に、あんなに法律問題がなければもっと点数が取れたかもしれない・・・っていう不満もあります。(ま、法律問題でどこまで点を取れたかは闇の中ですけど)

ともかく、次の勉強探さないと。
勉強しながら、自分の記憶力がどんどん衰えているのをひしひしと感じました。自分ながら情けなくなるほど。昨日やったのにもう覚えてない!みたいな。
生涯勉強なんていうけど、趣味レベルなら何歳になっても楽しいですけど、資格は使ううちに取らないと意味がないですから。

だがしかし、非常に残念なことに。
私が勉強したいと思っていたある資格、2年前までは、「簿記レベルV保持者は試験の一部免除」という条件があったのですが、昨年半ば辺りから改正されたらしく、免除ではなくなりました。
(それ以外にもいろいろと条件がついてなんかおかしい・・)。

私がレベルVを勉強しようと思ったのは、「今すぐ通える範囲でその資格を勉強できる学校がないし、地元でレベルVをやっておけば試験勉強がラクになるだろう」って考えたからでした。

これじゃ、なんのためにレベルVをやったのか意味が分からない・・・。
    
posted by Heshbonit at 20:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月28日

経理酔い

「嗚呼ワタシってなんてステキな仕事が出来る経理ウーマン♪」

・・・っていうんじゃなく。

はじめにこれを知ったのは、学生時代に会計事務所でバイトをしていた時。
膨大な伝票照合を任され集計用紙にまとめていたら、だんだん気分が悪くなってきまして、めまいと何ともいえない吐き気が。
なんだろな風邪かなさっき食べた昼ご飯が悪かったかな、なんて思いながらフラフラ気分で電車に乗って(さらに気分が悪くなり)、家に帰っても治らないため、「具合が悪い。明日まで続いたら病院に行くね」とさっさと寝てしまいました。で、翌朝起きたらスッキリ。

その次にバイトに行った時、
「こないだアレやって、大丈夫だった?」
「え、なんでですか?」
「ああいうのやって、具合が悪くなる人いるんだよ。私もそうなんだけどね。目を上にやったり下にやったり伝票探したり集計用紙見たりってやっているうちに、乗り物酔いみたいになってくるの。Heshちゃんは若いから平気だったかな」

細かい数字を追いながら目を動かし頭を動かし目をあっちにこっちに...ってやっているうちに、体が揺れているわけではないのに、だんだん気持ちが悪くなってくる。
まさか「酔った」状態とは考えなかった。だから寝たらスッキリしたんだ。

そういうことなのか。
名前は分かりませんが、「経理酔い」と私は呼んでおります。
あ、経理に限ったことではないから、「書類酔い」「帳簿酔い」のほうがいいか。

元々乗り物に強い人は大丈夫だと思いますが、私は子供の頃から乗り物には強くないため、その上に慣れないことをするとダメみたいです。作業に馴れて来ると大丈夫なんですけど。
(そのくせ添乗員でしたが、ま、仕事中は逆向きで車に乗って書類書いても、大荒れの船に乗っても酔ったことはありませんでした)

今日の午後、月末(年末)の監査に向けて、現時点の預かり小切手を再確認していたら、久々に酔いました。イスラエルは小切手決裁が一般的なので(最近は銀行送金も増えつつありますが、それでも小切手が主流)、その量たるものすごいから。
印刷された預かり小切手リストと小切手現物を照らし合わせて...なんてやっていたら、久しぶりにめまいが...。ダメだ。続きは明日やろ。

そんな年の瀬です。
posted by Heshbonit at 21:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月16日

加算式電算機(電卓)

朝から非常にあわただしかった。

昨日私が見つけたミス(私がしたのではない)を巡って、責任擦り付け合いみたいになり、面倒だから部屋に引っ込んでいたら会計士が来て、会計士に別の問題に関して「私が言っても聞きゃしないからあなたから言ってください」と言ったら、彼女が指摘した先でまたバトルっぽくなり、そうかと思ったら会議室から、「このまま殴りあいになるんじゃないか」っていう強烈な話し合いの声が聞こえてきて、これまた面倒だから部屋に引っ込んで一体今日はなんだろう・・・と思っていたら、

バシッ!

電気が落ちた。

その後、バシバシバシバシっと何度か入ったり消えたり入ったり消えたりした後、完全な停電になった。
PCはUPSが入っていますが、ま、私はすぐにPCとプリンターを落として、なんだろなまったく・・・とノホホンと過ごしておりました。

30分後に電気復活。しかし・・・。

皆、電気が消えたってだけだから、そのまま口論を続けていたんですよね。
電気が復活した頃、UPSがカラになったのか、PCが戻らないと大騒ぎ。
停電は地域的なものらしく、うちの村のせいではないようですが、その騒ぎっていったら、ある人のミスを指摘したり、会計士に発見した問題に関して話をした後の大騒ぎとは全く別の大騒ぎで、もう凄まじいものだった。
なんたって気が短い人が多いから、UPSをぶっ叩いたり、どうかしちゃったかのようにスイッチを押したり、とにかくすごいんです。

先輩部員や会計士が使っているPCを確認したり、別の男性職員と復活しないシステムの元ケーブルを外して入れなおしたりと試行錯誤し、ようやく席に戻る。

あれ?

おかしい。うそでしょ?

・・・。

私のデスクトップ型プリンター電算機(AC電源)が逝ってしまった。。。

「ウソでしょ、ちょっと、どしたの、なんでなんで?」
別のコンセントに繋いだり、バシバシ叩いたりしたけれどどうにも戻らない。
PCやプリンターの電源には気が回ったけど、まさかプリンター電算機が逝くとは思わなかった・・・。

・・・すごいショック。

「Heshbonit、電算機くらい買えばいいじゃない」
「なんでそんなに落ち込んでいるの?」

日本ではどの職場に行くにも電卓持参だった。自分にあった電卓でなければイヤだから、と。
今の職場は、このプリンター式電算機を使うことになっている。計算した結果をプリントして請求書などに添付したりとそれなりに利点はある。
はじめは使いにくかったものの4年近く使ってせっかく慣れたプリンター電算機が逝ってしまって、その電卓はおそらくもうどこでも手に入らない会社のもので、他の人が使っているプリンター電算機(カシオ)はぜんぜん私には合わないってのが分かっているのに、これをどう嘆かずにいられようか・・・。

電卓を見ながらポチポチ叩くのとは違うんだよ。
小さいロール紙にインクリボンでプリントするから、私の早打ちにはちっとも対応しないけれど(それ言ったら全ての電算機がそうだけれど)、それでも全てのキーの位置とかキーの押し具合とかそういうのがすごくよかったのに。
役場のスペア用プリンター電卓(カシオ)を使ったけれど、やっぱりぜんぜんダメ。キーの配列が全く使いにくいし、キーの押し具合もダメダメ。
やだやだやだやだー! あの電卓じゃなきゃやだー!
ってひっくり返って泣きたい気分。
あ、スミマセン、大げさです。

夕方、買物に行った時に見てみたけれど(ってないのは知っているけれど)、私がイヤだなと思うのしかなかった。

暫く、小さいフツーの電卓とエクセルで凌ぎます。


・・・っていうのが、先週の火曜日。超長い前置き。

実は書いてあったんですが、アップしてなかっただけです。
電算機買ってからまたコメントもらうのもなんだな・・・と思って。

どのメーカーも同じようですが、いわゆる業務用デスクトップ型の大型プリンター電卓というのは、「加算式」が基本です。
加算式電卓とは、
「5−3+2=(5から3を引いて、2を足した合計は?)」という計算を、
「5+3−2+=(5を足して、3を引いて、2を足した合計は?)」と叩く。

経理・会計の仕事には、加算式電算機の方が利点が多い。
たとえば、【借方5、貸方3、借方2。ゆえに借残4】という計算をする場合、電卓で「まずは借方で5、次は貸方でマイナス3、そして借方だからプラス2で...」と打ち込むより、「5プラス(借)、3マイナス(貸)、2プラス(借)」と打ち込んだほうが圧倒的にやりやすい。それこそこれが、貸方から始まる計算だと、普通の電卓では数字を押してからマイナスキーを押して...と分かりにくくなるのです。(・・・とはいえ、馴れもあるだろうけど)。
なお、家や勉強の時に普通計算のハンディ電卓を使うならいいのですが、加算式を使う職場でハンディを使うと少々混乱をきたします。

さて、電算機が逝った後、うちの村でよく頼んでいるアスクルみたいな会社(注:明日には来ない)に問い合わせたら、「キヤノンの電卓類をキャンペーンで安くしている」と。
その会社は通常紙類しか頼んでいなかったんですけど、数ヶ月前に別の会社と合併して、いろいろ手広く取り扱うようになったらしい。
翌日、ちょうど頼んでいた紙類の配達があり、一緒にカタログも持ってきてくれまして、写真で見たらキー配列はよさそう。押し心地まではわかんないけど、これ以上言ってられないや。重要なのは配列。あとは馴れるしかないよね。
・・・ってかキヤノンが電卓作ってるって知らなかった。

で、ようやく今日届きました。

しかもキャンペーンですごい安かった。ま、自腹じゃないからいいけど

やっぱデカイ。前まで使っていた電算機よりも縦10cm横5cmは大きく厚みもあり、肝心のキーだって1.5倍以上の大きさ。
「業務用・日常ハードに使う人用」とか書いてあるけど、「デカイ=殴っても壊れにくい」ってことだろうか・・・。象が踏んでも壊れない、みたいな。
使いにくさを例えるなら、こないだまではエレクトーンだったのに急にピアノになった、っていうくらいの指位置の差。以前のように使うにはちょっとかかるな。
午後ずーっと練習してたら指が攣ったほどです。

電卓を作る人にしたらどうなんでしょう。
カシオにしてもキヤノンにしてもシャープにしても、業務用っていうのは、「早打ちをしない」っていうつもりで作っているんでしょうか。
そんな小手短指ではない私でも、「789キー」に届きにくいんですけど。
全体的にはかなりいいのに。スモールライトで少し小さくしたい。
普通に使う電卓で好きなのはシャープ。でもイスラエルには入っていないし、印字式デスクトップのキー配列は(ネットで見る限り)ちょっと苦手な感じでした。
学校で使う電卓は二つ折り式のカシオ、家で使っているのもカシオ。あんまり使いよくないけどそれしかないんだもん。
イ国ではそれ以外、キャシャーン(?)いうバッタモンも売ってます。

ちなみに、デカそうだし押し心地も分からないながらも、今回このキヤノンを選んだポイントは、感熱紙プリントだから。
普通紙プリントの何倍もの早さで音もなくスル〜っと印字してくれます。
叩いた瞬間に印刷する。私の早打ちに対応できる。これはすごい。
以前の電算機だと遅すぎるので、長い計算はエクセルを使っていましたが、これなら馴れさえすればエクセル同様に使えます。
ここは早打ち対応なのに、なぜこんなにデカイのか・・・。

私の周囲では、「ペンなんかどーでもいい」「電卓なんて打てればいい」、みたいな人が結構多い。私はペンも電卓も自分の気に入ったものでなければイヤ。
周囲は「そんなにこだわる意味が分からない」って思っているようですが、やっぱいい仕事はいい道具からでしょ。

しばらく、20年前に戻ったつもりで必死に練習します・・・。
  
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2008年10月25日

職人不在の時代

総務や経理まで中国へ業務移転。日本からホワイトカラーの仕事が消えていく

これは驚いた。

外国に仕事を頼むというのは、原材料単価と労働力と光熱費が安い海外の工場で物品を作って輸入することだとばかり思っていたんですが、事務仕事を国外の会社、しかも中国に委託するとは思わなかった。
少し前に、「アメリカの会社のコールセンターがインドにあって、顧客が電話するとインドに繋がってインド人オペレーターが答える」、という番組を見ましたが、まぁそういう業務ならともかくとして、事務仕事全般って、どうなんだろう。

私だってガイジンで事務している身だから、ガイジンが仕事をすることが問題とは全く思わない。
そうじゃなくて、何をもってそういう分野も自国を超えたところでやるんだろう、とそれがただ疑問なんです。

以前、経理の仕事に関して書いた話に、「経理には、ただひたすら膨大な量の請求書を出力するとか、出張旅費計算なんていう、非常に単調で面倒な仕事がある」ということを書きました。
ヤル気満々な大卒エリート新人社員の意欲を削ぐにはもってこいな仕事です。
「だからそういう単調で面倒な仕事は、低賃金で文句を言わずに働く中国人にやらせればいい」ということなんでしょうか・・・。むむむむむ。

こうやって企業体が企業をダメにしている、ってことじゃないんだろうか。

あの記事でも書いたけれど、そういう下っ端仕事をしないと、経理の仕事とは何か?ってことが分からないんですよ。
経理っていうのは事務じゃない。職人だと私は思っている。
いや、経理だけじゃなく、仕事っていうのはどんな仕事でも、「私はこの仕事をする専門の職人である」というプライドがなければ出来ないと思っている。
職人には1日2日ではなれない。元の素質や頭の良さもあるけれど、細かい面倒な下積み仕事をしながら、コツコツ覚えて経験を積まなければ出来ないんです。

冒頭で紹介した記事の最後には、こう書いてありました。

日本国内での業務の高度化だ。マニュアル化できるタイプの業務がなくなったぶん、どれだけ高度な仕事が日本国内でできるのかが、問われることになる。つまり、日本人社員は、これまでより「高付加価値な仕事」を求められる

確かにそうなるだろう。
だが、下っ端仕事を全く知らない人間が、どうやって「高付加価値な仕事」をこなすことができるというのだろう。

「一流の板前になりたい」と入門した若者が、料亭で、魚河岸での荷物運びや野菜の下洗い皮むきから始める。失敗して怒鳴られ、先輩にいびられ、おかみさんに励まされながら、コツコツと働いて、少しずつ成長していく・・・。
昭和時代の昼のドラマによくありました。

ところが今の時代、「朝早い魚河岸なんて起きらんねーし」と代行業者に頼む料亭が増え、「野菜を自分で洗って下準備するなんて効率悪いし」と、既に皮を剥かれた水煮パック、なんていうものが、かなりの店においてごくごく当たり前です。
「明日は鰤と鱈を。それとアンキモのいい所も頼むね」と電話一本。
専門業者がいるなら、そのほうが早い。昨日の夜だって遅かったんだ。朝早起きして運賃かけて河岸まで行って食材調達するのはものすごく手間なこと。
野菜だって下処理された状態で手に入れば、「見習いに皮剥きさせて」・・・なんていう手間も減るし、「今日は◎◎が手に入らなかった」なんていうこともない。

考えれたら利点のほうが多い。でもその結果として、自分で選ぶ力のなく、野菜の皮を剥けない板前になるわけだ。合理化っていうのはそういうこと。

総務や経理も同じ。
面倒な仕事を外注にさせたら、新人には一体なにから着手させるのだろうか。
20年前、専門学校で勉強しながら、学校の先生に紹介された会計事務所でバイトをしたのが、事務仕事の始めだった。コンピューター会計ソフトがあるけれど、ウィンドウズが生まれる数年前、基本は手書きや手計算。
A3サイズの集計用紙に文字を書き出したりとか、過年度に亘る減価償却を手計算で修正したりなんていうこともやった。

今の時代、システムの決められた所に数字や文字を入力したら、結果が出る。
「今の若者は・・・」って言いながらも、その若者を育てようとしていない。
確かに、「面倒な仕事」って言って辞めていく若者もいる。単調な仕事に終わらず、もっと専門的なことをしたいから、と上を目指すのも当然だろう。
通販のように大量な仕事を処理しなければならない企業にしたら、文句を言わずにひたすら入力するだけの中国に委託したほうが早いってことになるだろう。

「うちは料亭でもなければ高級レストランでもない。ファミレスが学生バイト使おうがフリーター使おうが、安く早く食べ物を出すのが仕事なんだから」
と、そういうことなんだろうか。

でも今の日本、そういうファミレスやファーストフードや紙コップで飲めるコーヒースタンドが天下を取っている。それが当たり前の時代になった。
レベルを上げるのは必死だが、下げるのは一瞬でできる。
下がった方が主流になるとどうなるか? 
上が独占になるのではない。
上がバカにされる状態になるのだ。
「ふんぞり返っていたってどうせ同じじゃん」と、上でいる価値がなくなる。
上でいることがバカ扱いされ、上はまた上で、「なんだ下げてもいいんだ」とレベルを落としていく。気が付いた時には全体のレベルが完全に下がり、仕事の価値そのものが下落した状態になる。

事務仕事が、「知識のない外国人でもできる事務仕事」になったら、知識を持ってその仕事をしている日本人がバカにされる。また、会社には「それは知識のない外国人がやる仕事だから」と、下積みを知らない人間が増える。
経験のない者が、さも自分が分かっている顔をして上司になる。経験もないくせに何でも知っていると思い込む。そして下に無理難題を押し付ける。それは出来ないと言うと「そんなわけはない。お前らがバカなだけだろう・・・」
嗚呼、職人としては絶対にあってはならない非常事態だ。

欧州でも同じようなシステムを取っている会社にあるとはいうが、全てがそうではない。特に日本人は、一部がそれをして成功するとどこも飛びつく傾向にある。

コストダウンは大切だ。しかし、触ってはいけない領域がある。
子供の頃から偏差値を追い求めて有名大学を出た、エリート街道まっしぐらな数字重視の社員には、資格と経験で仕事をする職人の世界が分からないだろうが。

ひらめき関連記事:
経理の素質(2006/03/10)
経理とは?(2008/04/09)
 
posted by Heshbonit at 17:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月30日

上昇気流に乗って

昨日は久しぶりに夜中2時まで勉強。
エンジンかける時間が遅いのも問題ですが、なぜかいくらやっても解答と合わず、ついのめり込んでしまった。(でも恐らく解答ミス)

さて。
世界的な原油高に加え、日本では揮発油暫定税の復活で、大騒ぎだとか。
こっちは毎月グングン上がっているから、誰も騒がない状態です。

イスラエルの揮発油税は、価格の4割強。日本円にして75円程。
ディーゼル軽油税は、揮発油税に比べたら安いですが、それでも54円程(販売価格の3割)。とはいえ、揮発油税・軽油税とも、EU諸国の平均価格よりも若干低いようですが、両方とも毎月上がっています。

ディーゼル軽油税は、農工業や公共交通機関に関しては還付もありますが、税金が安いと言えども、ガソリンよりも高いのですから、農工業やバスなどは仕方ないとしても、個人で使用するとしたらホントにばかばかしい状態です。ついでに、2年前の税制改革以降、段階的に上げて、来年には揮発油税と同等くらいまで持っていくそうだし。

と、ここまで入力していたら、たった今、明日5月1日からのセルフ小売価格(消費税込)のお知らせが、石油会社から来ました。

◎レギュラー(95) → 6.58シェケル(197円)
◎ディーゼル → 8.05シェケル(241円)


消費税が15.5%とは言えども、いやはやスゴイ・・・。
ま、ラクにガソリンを買える国ではないだけに、リファイナリーから出てくる時点、いや、購入時点で既に他の国よりもずっと高いんだから、仕方ないけどね。
うちのスタンドは、超小規模だから小売価格で販売しますが、大型のところならば各種割引もあります(若干ですが)。あと、うちのスタンドではハイオク(98)は取り扱っていませんが、今月は7.79シェケル(234円)。

昨日のN兄のコメントにあったけれど、収入が高いのならば、ガソリン代が上がっても支出に占める割合が低いかもしれないけど、この国の月収でイギリス並みのガソリン代っていうのは、あまりにもキツイです。
その上、日本のように公共交通機関が徹底していないから、とにかく車に乗るしかない。

ま、世界的ですから、ガマンするしかありません。耐えましょう。


今日のえがが
不覚にも笑ってしまった
posted by Heshbonit at 19:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月09日

経理とは?

ここ最近、「経理とは?」「経理部に配属」「経理の仕事って?」なんていう検索がたくさんよくあります。新入社員さんなのか、異動なのでしょうか。
そこで、僭越ながら「放浪する経理職人(…ようやく定着)」の私が、ブログネタを頂いたということで、思うがままに書かせていただきましょう。

経理とは?

単純に言えば、お金の移動を記録する部署です。
会社でも団体でも同じ。お金が入ったり出たりすることを記録するのが経理部。その記録方法を知っているのが、経理部員。
全ての基本は金。
「金はどこか? 入ったのか、出たのか?」
どう処理していいか分からなくなったら、「金はどこか?」を思い出せばいい。もちろん、動くのはお金だけじゃないけど、でもその動きを金に当てはめて考えればよい。

ハッキリ言えば、経理に学歴はいらない。大学出たくせに何も出来ない・何も理解していない人がなんと多いことか。逆に、学歴がジャマになったりします。
必要なのは、本人のセンスと素質・資質(過去記事)
そして、経理が出来ますというと、どんなブサイクでも仕事にありつける率が高い。ありがたいです。

経理に無縁な人は、「外国で経理なんて!」と思うかもしれませんが、経理が分かる人なら、「言葉と法律が違うだけで、なんでもないじゃん」と思うでしょう。
経理なんて世界共通。身に着けてしまえばどこでもやれます。
私が添乗員をしながら、「いつか経理に戻る日のために」と目指したのが米国会計士でした。別に会計士になりたかったわけではなく、言葉が違うだけで経理は同じだし、英文経理の方が仕事の幅が広いかも、と思ったんで。(一通り勉強しただけで試験は受けていません)
・・・ま、10年以上昔の話。21世紀は英文経理なんて常識だけどね。

つまり、どこに行ってもどの言語でやっても、イスラエル(ヘブライ語)のように貸借の位置が逆転しても(笑)、ぜんぜん大したことじゃない。どう記録するか?ということを理解していれば経理部員になれ、どこに行っても「経理」という肩書きを使える。
別に手先が器用じゃなければいけないわけじゃないし、特殊技能もいらない。
ある意味、世の中でこんなに潰しが利く仕事ないんじゃないかな?

でも、大企業だと入社してしばらくの間は、「毎日決められた時間にひたすら請求書を出力して封筒詰め」とか、「社員の旅費計算担当」っていう、単調だけれど膨大な量の仕事があって、これがまた腹立つくらいつまんないんだ。
(注:中小企業は仕事の全体量が少ないため、少数精鋭で多岐に亘る仕事をこなせばならず、それらが仕事の一環として含まれるから単調だとは感じない)

さらに経理っていうのは保守的で、男性は入社から早い時期に原価計算課なんかに配属されたりするのに、女性は(有名大卒で能力がある人でもなければ)、毎日請求書出力だったり旅費計算だったり、せいぜい上がっても、支払専門や入金専門っていう程度だったりします。
それがイヤで、「中小企業でもいい。もっと幅広い仕事ができる会社がいい」と経理転職するという人にもよく会ってきました。

っていうのも、古き良き昭和時代は、「高校を卒業した女性が一般職で入社」ってのが多かったし、四大卒って言っても文学部とか家政学部が主流で、さらに言っちゃえば、「結婚までの腰掛社員・寿退社」が常識みたいな時代だったから、入社してからずっと請求書出力でも旅費計算でも気にしなかったんです。
ところが今は、四年制大学卒でもとりわけ法学部や経済学部で学んだ女性が増え、「谷でも社員! ママでも社員!」っていうヤル気満々な時代でしょ。
そういう人が経理部なんかに配属されて単純作業をやらされると、「こんな単調で下らない仕事のために、私は大学出たんじゃないわ!」って思うわけ。

だからって企業側も、「文句を言わずに単調な事務をする腰掛目的の社員」を採用することも出来ず、仕方ないから、「未経験でも可」といって派遣を頼む、と。
請求書を出力するだけとはいえ、基礎的な経理的知識は必要ですけれど、そんなこと言ってたら誰も来てくれない。でも派遣は昇級なんて無縁ですから、契約内容どおりの仕事を言われたとおりにします。
だからって、派遣でも経理がある程度できる人だと、「大企業で時給もそれなりに貰えるのは嬉しいけど、こんな単純作業ばっかりっていうのはちょっと・・・」って契約更新せずに辞める人も多いんですけどね。

一番困るのは、経理部に入ったはいいが、「こんな単純な仕事はどうのこうの・・・」といきなり仕事にヤリ甲斐を求めて、文句垂れちゃう半端な自称エリート。
企業側としたら、最低でも2〜3年は経理部内の単純作業をさせながら一連の流れを理解させて、その中で人物を見極めるのであり、どんな有名大学卒の優秀な人でも、最初は単純作業で当たり前なのです。
逆に、いきなり責任ある仕事を任されたりすると、下々の仕事がわかりません。
売掛も買掛も回収基準も分かっていない人間がいきなりキャッシュフロー作れるわけないし、会社の仕組みが分からないのに固定資産任せられるわけないし、経営会議に経理部代表として出られるわけないでしょう。
それをわきまえずに「自分は偏差値が高かったんですけどね」なんてのたまうボクちゃんは、「あの人、どーしょもないね」と、バカ扱いされます。
前にも書いたけど、経理部っていうのは非常にクセのある保守的な人が多く、コイツはダメだと判断した人間は「無能」という烙印を押されます。
経理部に1度押された「無能印」は退職するまで消えません。

最近、村でグチャグチャなことがたくさんありまして、ここに書けないんですけど、そのたびに思うのが、「経営と経理」っていうのは、いわば、「建築士と大工」「医者と看護師」「デザイナーとお針子」みたいなもんだな、と。
よくいるんですよね。経営学部卒だの経済学部卒だのと威張るんだけど、呆れ返るほど、なんも分かってない人。
つまり、
◎カッコいい家の設計図を描けるけれど、どの資材でどう家を建てるか、現場の事情がまるで分かってない建築士
◎論文ばっかりで、患者を前にしたら注射も打てない医者
◎服のデザインは書くが、布の質も縫い方もパターン作りも知らないデザイナー
・・・っていうのと同じ。

中途半端なエリートは、経理を「数字を入力する仕事」だと思ってる。
管理システムの決められた所に数字を入れるだけ。入力の手が早ければそれでいい。どうせお前ら、手でしか働いてねぇんだろう、って。

バカにすんなっつーの。
経営と経理、1文字目は同じでも続く文字が違う。
こちとら、理だよ、理。
その「理」が分かんねぇお前が、何様ヅラして何を営むつもりなんだよ。
保守的でガンコな経理職人としたら、そういう奴らが一番困るわけ。
「はあ? この数字がどこから来ているか、だと? そんなん自分で読みとれよ。へ? 説明しろだぁ? おいおい、こっちは簿記のセンセじゃないんだよ。大卒のくせにそれも分かんねぇのかなぁ?」
...日々こちらに書きたくても書けないのは、そんな感じです。

上を目指すなら、どんな簡単な仕事でもバカにせず、精一杯働くこと。
当たり前だけど、簿記の理論が頭に叩き込まれてないと無理だからね。
自分で自分の頭に叩き込むんですよ。誰かに叩いてもらうんじゃなく。

経理部の利点? 
「経理部で働いています」というと、「几帳面で真面目な人」と思われます。
・・・誰だ、笑ったのは?


そんな今の私は、ハッキリ言って、「仕事をしている」という気持ちはないです。「毎日、パズル解いている」、みたいな感覚。仕事していますっていう気がしない。責任が異常に重たいのがまた楽しい。ってか、責任をあまり感じないで働いています。
日本にいた時、このくらい楽しく経理の仕事が出来たらよかったんだけど、残念ながら、何がどうひっくり返っても、日本の環境ではこうは行かないんですよね。

これが、日本に帰れない理由のひとつかな。

ひらめき 初心者のあなたも、今すぐ『デキル経理部員』

机の上を徹底的に片付けましょう。
「机の上を片付けながら仕事をする」を身に付けてください。
上司にちょっと呼ばれたり、コピーで1分だけ席を離れる時でも、机の上の書類は重ねて伏せてまとめ、さらにその上に重石になるようなもの(電卓・穴あけパンチetc)を置き、人目に触れないよう・触りにくいようにすること。
私が使っているのは、長いゴム。髪用の太ゴムを長い輪にしておき、席を立つ時に書類にグルっとかけ、その上からダメ押しの重石を置く。誰も触らせません。
隣りに座っている先輩や同僚にすら見せない、くらいの気持ちが必要です。
退出時には、机の上に何一つモノを置かないのが望ましい。

文具は無機質で地味なデザイン・色を選ぶ。派手な色やチャラチャラしたキャラ物は絶対に使わない。目障りなスクリーンセーバーや壁紙を選ばない。っつーか、そんなところで個性を発揮しようと思わないこと。
当然、机の引き出しは全てキッチリと整頓しておく。いつ誰に開けられたとしても、「やっぱり経理部の人ってきちんとしているんだ」と思わせる。
当たり前ですが、書類を無造作に平積みしたり、余計な私物やマスコットをゴチャゴチャ飾り立てて、机周辺が雑然としている経理部員は、信用できません。

ゴミ箱がいっぱいにならないうちに自分で頻繁に処理すること。
これすごく重要。下手に漁られて個人情報が横に流れては大変です。
経理のゴミ箱に興味がある人って意外にいるんですよ。
それから、机で飲食しない。せいぜいペットボトル。
「あー、大丈夫かな? 書類にこぼすんじゃないか?」っていう目で見られる新人の間は、マイマグカップを持ち込んでコーヒーなんて飲まないこと。


ひらめき 経理部配属が決まったらすぐにやること

家でもどこでも、ヒマさえあれば電卓を叩いて、高速打ちの訓練をする。
経理部員が電卓を見ながらポチポチなんて、一番恥ずかしいです。
この世で一番信じられるのは自分のはじき出した数字、っていう覚悟で。
それから、右利きの人は、マウスは左手に持ち替える。作業効率が上がります。


ひらめき 関連記事
経理の素質(2006/03/10)
職人不在の時代(2008/10/25)
 
posted by Heshbonit at 20:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月11日

牛を棚から下ろす・実地編

年度末です。
棚卸です。
農村ですから、牛も棚卸します。

先週、牛部門のオッサンが、実地棚卸の数を書いた紙を持ってきた。
ま、昨年同様グチャグチャで、数字をあっちこっち移動させながら何とか合わせるわけですが、その時に経理屋、疑問が湧いた。

「妊娠している牛ってのは、どうやって見分けるのか?」

オッサン、ニタっと笑った。
「知りたいか?」
「うん」
「じゃ、今度、呼んでやるよ」

さて。
今日の11時頃、電話が鳴った。
「今、時間あるなら来るか? 牛の見分けやるから」

「行くの?」と、先輩部員。
「うん、なんかちょっと面白そうだから。さっきからジーっとしてて煮詰まってたんで、ちょっと行って来ま〜す」

ポカポカ天気でいいなぁ。もう花粉症の季節だなぁ。昨日から薬を飲み始めたけれど、間に合うかなぁ。♪メーロメーロメーロロー。あ、やべぇ、またこの歌だ。

牧場到着。あ、牧場なんて言っても、別にそんなかっこつけたところじゃないです。うちの村は食用牛だから、屋根の付いていない単なる柵の中に牛がいるだけ。放牧は高原に連れて行きます。

オッサンと牛部門で働く若手数人。そして獣医がいました。

「Heshbonit、来たぞー。こっちだこっちだ。じゃ、今から獣医がやるから」

獣医、腕の上までの長いビニール手袋みたいのをしている。
若手2人は、牛を柵のところに押さえつけている。

そして獣医の検診開始。

Σ(゚Д゚)ガーン Σ(゚д゚|||)ガーン Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ

「レガレガ、ヘイ、レガ、エー、マーゼ? ラマラマ? ちょ、ちょっと、ちょっと、そこ、うげー、え、いやー、ちょっと、なんでなんでそこなの?」

興奮状態で、ほぼ日本語。

「Heshbonit、うるさい。牛が興奮するから黙っとけ」
「待って、いやいや、あのさー。ハハハーーー!!!」

もう目の前で起きていることに爆笑。
もちろん笑う処じゃないんですが、もう笑いが止まらない。
・・・ってかなにこれ? 嘘でしょーがっ!!


だって、獣医の腕、「肛門」に入ってんだから!


牛にしたら、「あんた達なにすんのよっ!」みたいな状態だけど、押さえつけられているから動きようがないわけ。もちろん、獣医による診断だからそんな長い時間入れてるわけじゃなく、一瞬みたいなもんですけどね。

肛門に腕を入れて、直腸から子宮の膨らみ具合を見るそうだ。方法はそれしかないらしい。そりゃ、牛にエコーはないし、産婦人科にきてもらうわけにも行かないから、青空の下、直接診断するしかない。

それだけに私は、「どうやって見るんだろう」って疑問が湧いたんです。
っていうのも、期末価額を算出する時、「メス成牛」と「妊娠牛」とでは換算数値(ポイント)が同じで、つまり、ティーンエイジャーな若くてピチピチな牛でも、妊娠したら成牛として換算することになり、当然ながら換算数値がティーンエイジャーよりも高い。
期末棚卸在庫を増やしたいなら、「いやー、この娘もそれからこの娘も、小さいんだけれど、もうれっきとしたオトナなんだ」と言えちゃうわけ。
で、妊娠牛に見合った新生牛がいないとしても、「死産でした。かわいそうにね」でおしまいでしょ。うちの村の担当は相当なカタブツだからそんなことをする人じゃないんだけれど、ま、一般的な疑問として。

先輩部員が、「見に行くの?」と言ったのは、その方法を知っているから。

いやはや、そんな実地立会い。もう疑問は抱きません。書いてあるとおりで結構でございます。あとはなんとか経理屋が合わせますから。


この話で何がすごいって、もちろん、抜き取った後の腕さ。



去年のコメント見たら、姫が立ち会いたいって書いてる。(σ゚д゚)σ(σ゚д゚)σ
posted by Heshbonit at 20:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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