2008年04月24日

健脚老人会

出勤。

月曜に、某部門のデータに関して、「やり直し!」と付き返した事件。
一昨日はなぜか来ず、昨日まとめてやり直し分と2日分のデータを持ってきたが、ぜんぜんダメ。指摘しても、「そんなやり方、俺は初めて聞いたよ」ってな。ホントにバカなんだ、こいつ。
(・・・ななっちさん、たぶんアイツと同類。チューはしませんが)。
私は彼よりも3歳お姉さんだし、通常の猫かぶり状態からしては、語調強めの「諭し」をした。「お前には責任感ってものがないのか?」と。
ところが、糠に釘グニュ状態。キーッ!!

ということで、部門の1番上の人と話し合いをし、めでたく、元の状態(元は聡明な女性の仕事だった)に戻り、その代わり、彼女の別の負担を別の形で減らす、ということになりました。
何の負担がどうなったかは書きませんが、彼女にしたら、「そっちの方が面倒だったから、これでラクになった」と。


さて。
2日連続で強烈な暑さのイスラエル。
今日がピークらしいですが、各地で山火事が発生しています。
イスラエルの鉄道は、暑さのためにレールがひん曲がるからと徐行運転しているらしい。(超軟弱)

夕方、サラレの処でリフレを受ける予定だったのだけれど、「具合が悪いから」と電話が。仕事の帰りにお見舞いがてらに様子を見に行きました。
彼女自身はとりあえず元気で、ただし、「疲れちゃって、リフレをする力が入らない」ということで、その話を聞きました。

彼女は地方庁主催の「健脚老人会(最高齢82歳、若手が65歳)」に所属し、月イチの地域周辺のウォーキングツアーに参加しています。
昨日も毎月恒例のウォーキングツアーに参加しました。場所はゴRン高原の南部で、参加人数は20名ほど。まずはバスで出発地点まで行きます。
歩き出す前にガイドが、「今日はかなり暑いので、予定していたコースでは相当きついだろうから、ラクなコースを行くことにします」と言いました。
しかしこの「ラクなコース」が大変なコースになるとは誰も思わなかった。
注:イスラエルのウォーキングコースは単なる「けもの道」で、手すりもロープもなく、観光案内所も途中の東屋(休憩所)もベンチもトイレもありません。

途中で、小さなワディ(川跡)を下り、その下の溜池まで行ってから、一般道路に出るための緩やかな小道を上がる、というコース。
ワディ(川跡)は、冬場の雨期にだけ水が流れる少々急な下りで、地盤は堅く、岩や丸石がゴロゴロしています。
下には溜め池があり、観光客(家族5人)が遊んでいましたが、サラレ達のグループが休憩している間に、一般道路に上がる小道を上がって行きました。
それから数分後、なんとなくきな臭い空気が漂ってきたと思うと、さっき上がったはずの家族連れが戻ってきた。

「山火事だ。道路に出る道は行かれない」
「仕方ないな、来た道を戻るしかないよ」

来た道って、ワディを上がる???

健脚老人会って行っても、いくらなんでもそれは・・・。
でもノンビリしていられません。山火事が迫っています。もちろん、消火作業には消防や軍が来ますが、人員救出は別問題ですから待ってはいられません。
ガイドが、地方庁の緊急隊に連絡して状況を説明。
・・・ワディ自体は傾斜がきついだけで大した距離じゃない。自力でワディを上がるけれど、なんたって老人会だから、すぐに来てほしい。
すぐとは言っても、地方庁から来るには、飛ばしても50分はかかります。

家族連れ観光客が状況を察して助けを申し出ましたが、夫婦に子供3人。ありがたいけど大きな頼りにはなりません。奥さんは下の子供2人を連れて先に上がり、父親と長男(推定中学生)が残りました。
さぁ、健脚老人、ワディをよじ登り始めた。

昨日は暑かった。今日も暑いけど。
そんな中、ワディを必死によじ登る健脚老人。いや、健脚は要らないでしょう、今の老人は精神的にも体力的にも若いと言えども、年齢は正直なのです。

途中、2人が動けなくなり、グループ内で1番若い男性(65歳)が低血糖で全く動けなくなった。ガイドと父子が、この3人のケア。
残った17人、もう倒れたくても倒れることが出来ない。

何とか上りきった頃に、救助隊到着。
救助隊が降りていって3人を助け、救急車で運ばれました。

と、一気にその模様を説明するサラレ。

「呼吸も出来ないし、あんなすごいのは初めてだった。昼前まで寝ていて、ようやく起きたのよ。頭は冴えているけれど、体がだるくてだるくて・・・」

いやはや、何事もなくてよかった・・・。
しかしそんな暑い日に、いくら前から予定していたツアーだとはいえ、家にじっとしているのが1番だと思うんですが・・。

あー、なんか思い出した。添乗員時代。
この続きは週末のネタに。
posted by Heshbonit at 19:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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