2007年10月21日

クシ≒黒ン坊?

週明けだっていうのに、朝6時45分に停電。
そういえば、村の掲示板に書いてあった。電気工事がどうのこうの、と。
でも7時30分からのはずなんだけどな。5分待ってみたが、復活する気配がないってことは、もう作業に入っているってこと。
あ、急げ。ガソリンスタンドのUPS、15分しか持たない。
売上データが取れないじゃないかっ!

眉も描かずに家を飛び出し、スタンドに行って売上データだけ取る。
取り終わったところでUPSが切れた。
家に帰って眉を描き、経理部出勤。
窓からの明かりで仕事は出来るが、PCも電算機も動かぬ。
9時に復活するも、今度はシステムが動かぬ・・・。
動いたから使いはじめたら、10分で落ちる・・・。
もうどこまでイライラさせるんでしょ。
あとはもう毎度のことなので話題にもならないから、この辺で。


今日は、イ国で大人気の甘いお菓子の話。
images.jpg 200px-Schokoladenkuss1.jpg

元々は、今から200年前にデンマーク発祥のこんな名前のお菓子(どう読んでいいやら分からぬ)。で、ヨーロッパ各国に広まった、と。

イスラエルでは、薄いビスケット生地の上に各種フレーバーのムース状クリームを置き、外側をチョコレートコーティングしたものが主流。さらにこれのアイスバージョンもあり、どちらもすごい人気です。
年間5千万個が製造販売されるほどで、イ国で売上トップの市販の菓子。
なんと、ハリポッターヘブ語版では、ダンプルドア校長が好きな食べ物「レモンドロップ」が、このお菓子に擦りかえられちゃっているらしい(いいのか?)。
日本では、そーですね、森永エンゼルパイみたいな感じです。そのビスケット部分が非常に少なくて、ムース状クリームが上に膨らんでる、ってな。

イスラエルでは、建国前から作られていたそうです。
当時このお菓子の名前は、『クシ(Kushi)』。ヘブライ語で、『黒人』。
クシとは、旧約聖書においては、箱舟のノアの孫にあたる「クシュ」が由来で、その「クシュ」という名を取って、紀元前にエジプト南部からヌビア一帯に繁栄した文明は、「クシュ文明」と呼ばれています。

お菓子の名前をこんな名前にした理由は、元々これがイギリスで、『ニガー』っていう名前だったから、直訳しただけなんです。また、ドイツでもオランダでもフランスでもフィンランドでも同様に、「黒人の◎◎」ってな名前だったそうだ。
この21世紀でお菓子にそんな名前を付けた日にゃ、世界が黙っちゃいないのですが、1960年前半頃までは、「だって見たまんまそうじゃん。何が悪いの?」ってな気持ちで、誰もなんとも思わなかったんでしょう。
チョコレートコーティングされているから、『黒人』という名前を気軽に付けたのですが、世界的な戦争も終わって世の中平和ムードになって秩序が戻ってくると、「差別はよくない」っていう意識も出てくるわけ。

で、キング牧師がノーベル平和賞を受賞した頃、「人種差別を思わせるような名前を、子供のお菓子につけるのはよくない」ということが、世界的に理解されるようになり、各国でこのお菓子の名前が一新されます。
当イスラエルでも、1966年に新しい名前が付けられました。

ヘブライ語で
クレム(クリーム)+(その中にある)』だから

『クレンボ(Krembo)』

え、「黒ン坊」? 
まだ差別っぽいんですけど・・・。
    
posted by Heshbonit at 20:00| イ国の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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