2007年08月28日

これでも別れる?

ココ最近、仕事のことを書くと、一昨日のように爆発する話になってしまうような状況で、どうにも困ります。月初じゃないんで、そんなに切羽詰ってるわけじゃないんですけどね。
今日はちょっと気分を変えて、久々にイ国のニュース。


イスラエル人は恋愛フリーダムな国です。70歳過ぎた人でも、「パートナー募集・真剣交際希望」なんていう広告を平気で出したりする。
しかし、結婚は簡単でも、離婚は普通の法律に加えて宗教法も加わったりするから、とっても大変な国。
宗教は門外漢なので、今日は普通の法律のほうの話です。

離婚するにあたり、「婚姻期間中に培った共同財産は双方話し合いの元で分けなければならない」とあります。
話し合いって言ったって、離婚する間柄ですから、おとなしく話し合えるわけがありませんので、弁護士を入れます。

さて、「共同財産」ってなんでしょうか。
一般的には、「動産、不動産、貯金」ですね。

今日、最高裁の判決で新しい「共同財産」が増えました。

事例1:妻は専業主婦で家事子育てに専念していた。夫は、それをさらに伸ばすために、昼間は働き、夜は大学や専門学校に通って、より高度な学歴・資格を身につけました。そのため、夫は世間よりも多く収入を得ています。
さて、こういう夫婦が離婚したらどうなるか?

判決:「夫が学校に通えたのは、妻の内助の功があったからである。よって、夫は学歴・資格手当分を妻に払わなければならない」

こりゃ、キツイぞ。たしかに内助の功かもしれないけれど、逆の立場から見たら、かなりの家庭が兼業主婦なのを、パートもバイトもせずに、勝手に専業主婦してただけ、ということじゃないでしょうか。
なんたってこの国、子供の扶養控除を受けられるのは妻だけ。だから大半の既婚女性が働いて家計を支える。それを敢えて働かずに専業主婦していたんでしょ?

ま、いいでしょう。人はそれぞれですし、第一、高学歴がある夫なら、ちょっとくらい余計にもらってもいいよね。支払えるでしょ。
労働者階級一般庶民には関係ないです。

じゃ、次。

事例2:離婚後、夫はリストラされ、退職・失業給付金を貰いました。

判決:「妻と婚姻期間中に給与から積み立てられた退職失業給付金は、夫婦の共同財産とみなす」

・・・可哀相に、つくづく。 
奥さんと離婚はするわ、リストラされるわ、養育費を払わなければならないわで、今後どうやって生きていこう・・・。いつかはパートナーを探そうなんて思っていたけれどそれどころじゃないぞ。まずは失業手当で切り詰めながら生活して、1日も早く仕事を探そう・・・。
と悩んでいると、別れた奥さんが来て、「失業給付金を私にもよこせ」って?

酷すぎ・・・。
ま、日本人じゃないから、ぜんぜん悩まないだろうけどさ(笑)。

日本でも年金改正法によって、離婚した後、妻がずっと専業主婦だったら、結婚していた期間に夫が納めた保険料に対応する夫名義の厚生年金の権利を、最大で1/2まで分割できるようになりましたけれど。
あれと同じようなもの、と考えるべきなのか、そうではないのか・・・。


しかし、それだけに、別居しても離婚しないケースがたくさんある。宗教法によれば、夫が認めないと離婚が成立しないとか。
夫婦の生活は破綻しているわりに離婚率が低いのは、この辺が理由。

プラス、離婚しても養育費を払わない人もたくさんいる。
だからといって女性が不利なのかといえばそうじゃない。

この国は、事実婚がたくさんいる。若い世代もそうだけれど、再婚する人達。あ、結婚していないから再婚とはいえないんですけどね。

結婚せずに子供がいると、母子家庭手当が出る。男が一緒に生活していようがいまいが。だから、母子家庭手当欲しさに書類上の離婚する人もすごいんですよ。特にロシア系移民。
ユダヤ人と偽って移民したものの大半がユダヤ人ではなく、宗教省が彼らの婚姻を法的に認めていないから、離婚がさらに簡単らしい。

この国の別居や離婚はホントに多い。
世の中にたくさんカップルがいて、別れる理由はそれぞれだろうけれど、日本人の私が、自分の目と耳で判断した結論は、全て同じ。
「気が強すぎて手が付けられないイスラエル人の妻。そんな妻に口では絶対に勝てないから、暴力で解決しようとする夫」
・・・私は無関係ですから、どーでもいいんですけど。


日本にいた時、知り合いのお姉様(離婚歴アリ)が言ってた。

「結婚は歩いていけ・離婚は走っていけ」

逆の人が多いからだろうね。世界的に。
posted by Heshbonit at 19:00| イ国のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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