2007年01月25日

デモクラティ

[今日の天気:晴れ]

さらにボワァンと暖かいイスラエル。
ヘルモン山の雪が肉眼で分かるほど融けてきました。


さてさて。
イスラエル中、大変なムードになっています。
カツァブ大統領がレイプ容疑で起訴されることになりまして、新聞を開いても、テレビを見ても、ラジオから聞こえてくるのも、その話ばかりです。
真相は知りませんが、大統領としては容疑を否認し、辞職しないと頑張っている。だがしかし、首相をはじめとした国会議員は辞職するべきだ、と明言。今日の国会で職務停止状態になってしまいました。


新聞などでは、「子供にどうやってオネス(強姦)を説明すればいいんだ?」というような記事も。そりゃ、一般人や芸能人ならうやむやに笑って済ませても、学校の教室に肖像画が貼ってある大統領ですからね。

イスラエルにおける大統領は「国の象徴」にすぎず、これまでは国への貢献者がなっていました。
大統領は直接選挙ではなく国会内で選ばれます。現在の大統領を選ぶ時は、御大ペレス(当時・労働党)も候補だったわけですが、当時の労働党党首がいろいろ非難されていた時期だったため、その対極にいたリクード代表の無難なカツァブ大統領が選ばれてしまったと。
誰もがペレスが大統領になるとばかり思っていたんですけど。

もし、カツァブ大統領が辞任若しくは罷免となった場合、「今回こそペレスだろう」という声が圧倒的に高い。ペレス氏は昨年、新聞のインタビューで「大統領をやりたいとは思わない」という発言をしたことがありますが、とりあえず世界中に顔が利くし、理由はともかくノーベル平和賞も持っているし、イメージをよくするためにも彼が1番の適任かと。


でもなんにしても、とってもデモクラティックな国です。
政治家のセクハラ疑惑なんて、どの国でも揉み消すだろうに・・・。


それにしても、昨夜の大統領の記者会見は凄まじいものでした・・・。
明日の「エレツ・ネヘデレット(社会風刺の物真似コメディ番組)」がとても楽しみ。


ちなみにとはカツァブとは、ヘブ語で肉屋。先祖がそうだったのでしょうか。
posted by Heshbonit at 19:00| イ国のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。