2006年12月16日

油のお祭

[今日の天気:晴れ]

晴れてはいますが、寒いです。

昨日からハヌカーという祝週スタート。

紀元前16?年、ギリシャ支配下で、ゼウス信仰で汚されていたエルサレム。
苦しい戦の末、ユダヤ人はギリシャ人からエルサレムを奪還しました。
神殿に残っていた油は、たった1日分。
ところが、献灯したら8日間も燃え続けました。めでたしめでたし。


9本のロウソクを立てられる燭台を窓辺に置いてお祝いします。
学校は休みだけれど、イスラエル全土は通常業務。
学校関係者ってのはいいですね、休みが多くて・・・。

ハヌカーは、8日間も油が燃え続けたという故事に習い、8日間お祝いをし、油をたっぷり使った料理やらお菓子をを食べます。
その代表が、『スフガニヤ』という、『油を吸いこんだパン』。

吸い込め吸い込めぐんぐん吸い込め。
吸い込め吸い込めぐんぐん吸い込め

砂糖が入ったパン生地を低温の油でじっくり揚げて、揚げ油もロクに切りませんから、強烈な量の油を吸収しまくっています。そこにベタ甘い安物ジャムを大量注入し、上に砂糖を大量に振りかけたら完成です。
1個400〜500キロカロリー(後で追加する砂糖は含まれていません)。
ドーナッツではなくて揚げパン。揚げジャムパン。お間違えのないように。

できあがり!

スフガニヤ(複:スフガニヨット)
アンケートによると、「イスラエル人がユダヤ教の祝日に食べる料理の中で一番大好きなご馳走」だそうだ。いやはや。

中には着色料たっぷりの虫歯100%ジャムが入っています。

ジャムベタベタ

上に掛かっている砂糖は、時間が経過すると浸透していってしまうため、店では常に砂糖を上に振りかけて、いつもフレッシュな状態に見せかけます。
ジャムの代わりにチョコ入りバージョンとか、上に砂糖を降りかける代わりにチョコがけバージョンもありますが、ベースは同じです。
私? 聞くまでもないでしょう。1度も食べたことありません。元々、甘いものは食べないし、身体に悪いもの苦手ですから。

このハヌカー期間中、誰もが1日に2つは食べるらしい。
ダイエットブームで従来よりも小さめのスフガニヤを作るメーカーも増えつつあるとはいいますが、そうなると、「小さいから2つ食べてもオッケー」ってな考えの人も増えるでしょう。
もちろん、揚げパンだけじゃなく、先日書いたレビバーなどいろいろと揚げ物料理を食べる、というのがこの祝週の楽しみ方。1日の摂取カロリーはどのくらいになるのでしょうか・・・。

つまり、
体重を増加させ、悪玉コレステロールを増やし、糖尿病罹患率を高めることと、虫歯を増やすのが、このお祭りの隠れた狙いです。

揮発油税ならぬハヌカ油税を賦課し、健康保険庁が徴収するべきです。
  
posted by Heshbonit at 19:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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