2006年11月21日

同性婚

[今日の天気:晴れ]

朝起きたらそれほど痛みがなく、さすがに顔はかなり腫れていますが、元来が下ぶくれなんだし、それ以前の問題で誰も見ちゃいねーよ、ってな感じで、何も気にせず出勤。

あ〜、空腹。
噛める噛めない以前の問題で、口を開けると痛いので、とにかく食べられません。昨夜はマッシュポテトを冷たくして、ヘラのようなもので口の隙間にいれる、という方法で食べまして。
歯磨きは、普段は奥歯専用に使っている乳児用を使用。
朝は通常、コーヒーとジュースに少量のパンorクラッカーだけど、熱いものの飲食禁止と言われているし、パンなんて食べられませんから、オレンジジュースだけ。

ま、数日間のガマン・・・。


さて。
今朝、最高裁がこういう判決を出しました。

イスラエル国外で同性婚をしたカップルを、登記上で夫婦とみなす、と。


・・・。
私、何から書けばいいんでしょう・・・。


どうして、このイスラエルがそんなものを認めちゃうんでしょう。
ま、このイスラエルだからこそ認めちゃうのかもしれませんが。


既に2005年には、同性婚カップルが住宅を購入する場合、通常の夫婦と同様に、住宅ローンなどの優遇措置を受けることができる、という法律が通過していました。
それに引き続いて、今回のこの「同性婚カップルを、登記上で夫婦と見なす」という決定。


というわけで、歯がどうのこうので・・・と言って、午後も早退してきた私、1時間かけて、最高裁の判決文を読みました(ヒマですね)。


基本的にイスラエルにおいては、宗教的な手続きを踏んだ結婚を結婚とみなし、片方がユダヤ教徒ではないなどで宗教婚が出来ない場合は、イスラエル国外で結婚する手段が認められます。
現在、同性カップルの結婚を認めているのは、オランダとカナダ。
今回、法的に結婚を認めてほしいと申し出たカップルは皆、カナダで婚姻の手続きをしたそうです。

カップルはイスラエルに戻り、内務省に赴いて、「結婚しました」と証明書を提出した。内務省は、「男同士の結婚なんて結婚とは認めません」と突っぱねた。
しかしカップルは言った。
「僕達は国外で結婚してきた夫夫(夫婦?)です。身分証明書の『既婚』と『配偶者の名』の欄を書き換えてください」。

さぁ、問題はここ。
イスラエルの身分証明書には、『既婚・未婚・離婚・死別』という分類が記載されています。
これを一体、何のために使っているのかと掘り下げていったら、

『統計を取るためです』

だったら、僕達は立派な夫夫(夫婦)なんだから、既婚とした方がきちんとした統計が取れるじゃないですか! 結婚しないで同棲している人がいるなかで、僕達はわざわざカナダで結婚をして、自他共に認める夫夫(夫婦)なんですから!

以前から私も、「既婚・未婚」ならともかく、何ゆえに離婚・死別なんていう分類までがIDカードにあるんだろう、と不思議に思っていたんですけれど、これらの分類は、統計を取るためのものだった、と。初めて知りました。


えー、つまりですね、
はじめに書きましたように、「宗教方式による結婚が出来ない場合は、国外で婚姻すれば夫婦として認める」、という法律を適用するならば、カナダで挙げた同性結婚も認めざるを得ないということになってしまうわけです。

言い換えれば、国外で結婚したと認められた同性カップルを、「この男達は、婚姻していないとみなす」としてしまうのは、法的に認められている『イスラエル国外婚姻方式』で婚姻した事実を国が否認して登記することになる、すなわち、「登記内容の改ざん」になるのです。


そして最高裁はこの長い長い長ーい討議の末、この判決に到達したのです。

たかが統計じゃないか。既婚と記入したくらい、どうにかなるわけじゃなし・・・。


確かに、法律用語がめちゃめちゃ難しい長い長い判決文を読んでいたら、なんか疲れてきちゃいまして、読んでいるうちに私も上と同じ気持ちになってくるんですよ。
「たかが統計のためじゃん」って。


しかーし・・・。

判決文の中にこういう言葉が書かれていました。

『IDカードはイスラエルへの入場ゲート』

そうなんです。
これは日本でいうところの戸籍謄本であり、イスラエルに住む者を認める非常に大切なものなのです。

彼らが自分達の結婚というステータスを認めてほしい気持ちもあるでしょうけれど、この入場ゲートたる登記でそれを認めてしまうというのは、今後のあらゆるシーンにおいて、「これも認めろ。IDカードに結婚したと書かれているんだから」と、それを印籠のように用いる可能性が非常に高いわけですよね。


税法とか、どうなっちゃうんでしょう。
現行の所得税法においては、扶養控除の割合が男女で違うんですよね・・・。


ゲイパレードの模様
posted by Heshbonit at 16:00| イ国のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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