2006年09月30日

コンプレックスA

前にこんな話題を書きましたが。

昨日の新聞に、「茶髪とピアス、辞めれば1万円」なんていう話題がありました・・・。

・・・別にいいんですけれどね。どうせ日本を出ているんだから。
第一、東北の大学生じゃないし。


私は生まれつき茶色い上に、サイドに天然メッシュまで入っていますから、学校でも就職でもとにかく苦労し、その結果、一般企業への就職を諦め、ついでに日本まで出てきちゃった結果になったわけですが。

いやー、これマジで。
髪のことばっかり言われるのって、相当苦痛なんですよ。

断っておきますが、そんなに言われるほどの茶色じゃないんですけれど、やはり、「黒くない」というのは、気に障るのでしょうか。
初対面で会話に上がるのは、髪。開口一番、「茶色いですね」。
いちいち分かっている事実を指摘されるのって腹立ちます。
知らない人達、例えば、信号待ちの交差点とか電車とか、後ろからヒソヒソ言われたりすることもよくありました。
「この人、地毛かなぁ」「染めじゃないの?」「何を使ってこんな色に染まるんだろう・・・」「フフフ・・・」

うるさいっつの。

髪の色くらいで人間として見下されたくないからって、何でも必死にマジメに目立たないようにと、人の目ばかりを気にしながら生きてきたんだけれど、ある時ふっとバカバカしくなっちゃってね。

そりゃ、茶髪に対する態度が冷たいのも仕方ないですよ。髪を染めている人に素行がよろしくない人が多いから。

でも、生まれつきな人はどうすればいいんですか?

「後ろの君ね、背が高すぎる。目立つからなんとかしなさい」
「あなた、目がパッチリして外国人っぽいから、一重にしなさい」
「肌が黒すぎる。親に証明書を書いてもらって、持ってきなさい」
なんて学校の先生が言ったら、差別問題で訴えられますよ。


日本人っていうのはほぼ単一民族だから、大体同じような外見ですよね。
例えばイ国だと、モロッコ系と東欧系はどう見ても違う、とかありますが、日本だったら、東アジア史や対日感情は抜きにして、民族がどうのと言っても、結局は東アジア顔。言わなかったら出身なんて分からない。
それだけに、「日本に住んでいる人の大半が、黒髪で薄黄色い肌のモンゴロイド」という統一性がある。
でもさ、たまにはいるのよ。髪が茶色いのも。肌が白いのも黒いのも。生まれつきなの。どうしようもないわけ。どうして髪の毛だけにそこまで拘るわけ?


本人がコンプレックスに思っていることを口に出すって失礼極まりない。

「髪の毛少ないねー。頭頂部、かなりヤバイよ」
「タワシみたいな髪の毛。縮毛矯正でもしたらいいのに」
「うわー、ひどいクセ毛だ。雨の日大変でしょ?」
「動物並みに髪の毛が多いですね。両親もそうなんですか」

髪が茶色いって言われるのって、これと同じくらいイヤなんですよ。
だったら染めればいいじゃん、って言うかもしれないけれど、生え続けるものを黒く染め続けるのは大変なことなんです。

どうして髪の色ばっかり言うかな・・・。
茶色い髪の人間が歪んでいるんじゃなくて、社会が歪めるんです。
ソウイウノ責任転嫁ッテ言イマセンカ?


じゃあお聞きいたしますけれど。
髪が黒くて、モンゴロイドで肌が薄黄色なら、いいの? 

黒髪モンゴロイドは、電車乗って痴漢したり、女子高生買ったりしませんか? 飲酒運転しませんか? インサイダー取引も、公金横領も政治家への裏金献金もしませんか? 
奥さん泣かせたりしませんか? 黒髪モンゴロイドの両親から生まれたお子様は品行方正で学校のお勉強もよく出来る良い子ばかりですか? 



笑わせる。



それよりも何よりも、どうして大学が学生の髪の毛まで指導しなければならないんだろう・・・。そのほうがよっぽど不思議。
やるべきことって言ったら、大学のレベルを上げればいいんじゃない?

例えば高校でも、進学校だと校則が厳しくないんですよ。
生徒が、「うちの学校でヘタな格好してもみっともないだけ」ってことを理解しているから、奇抜な生徒や非行に走る生徒が殆どいない。学校の先生は、「何を着ていようがいい大学に行くことが大事」ってな気持ちだから、ごくたまにヘンなのがいても何も指導しない。

それが、そうでもない高校だと、『髪を染めるな・化粧するな・眉を剃るな・靴のかかとを踏むな・カバン潰すな・剃りこみ入れるな・ボンタン穿くな・パンチかけるな・・・』、とうるさいですよね。
一体、いつの時代の高校ですか?


大学で学生に風紀指導しなければならないって、所詮は、そういう学生しか集まらないそういうレベル、ってことじゃないでしょうか・・・。
posted by Heshbonit at 14:00| about me | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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