2006年09月16日

外国語について

時々来てくださるななっちさんが、ヘブ語の勉強を開始されたそうで。


ちょうど昨日、同室で働く先輩部員と外国語についての話になりました。

先輩部員のご主人は英語圏出身で、彼女はとても流暢な英語を話します。経理部の大半が英語が出来ますが、一切ヘブ語で通しています。経理部に入ってすぐの時、私に英語で話しかけたり説明したりする人もいましたが、それに対する返事は下手でも意地でもヘブ語で、「とにかくヘブ語にしてほしい」と言いました。
なぜか? 単語の言い回しが違うことからのミスを防ぐため。ヘブ語を私が取り違えたならば、私だけの責任だけれど、彼らが英語で言い間違えて、それを私が取り違えたらメチャメチャですからね。特に、イスラエルの場合、どこの英語とも分からないような英語を話しますから。

さて、彼女の息子さんも、とても流暢な英語を話します。
ところが彼女がこんなことを言いました。

「息子が海外旅行に行った時に、何度かメールを送ってきたんだけれど、その英文の酷さに驚いたの」
「酷いってどういうこと?」
「単語もメチャメチャだし、意味がさっぱり分からないの。それに途中で送ってきた絵葉書なんて、大文字と小文字が混ざって読めたものではなかった。これが自分の息子かと思ったら情けなかったわ。話すのは子供の時から全く問題がないのに」

彼女はこう続けました。

私が子供の時の英語教育は、読み書きをきちんとやって、文章を書かせる時間も多かった。でも最近は、読み書きよりも会話を重視するようで、一体どれだけ読み書きを正しく教えているかは分からない。
現に私の息子のように、父親が英語圏出身で子供の時から英語ができるからと、書くことを疎かにしている者がいて、親の私が、それをこの年になるまで気が付かなかった。

で、私の見解。

日本の英語教育は、読み書きを重視しすぎ、ヒアリングや会話が非常に疎かだった。今は小学校から英会話を取り入れているらしいけれど。やはり書けるだけでは意味がなく、ヒアリングと会話が出来てこそコミュニケーションが出来るのではないか。

彼女曰く、

だから、あなたはヘブライ語も日本式なのね(笑)。
でも、会話もヒアリングも慣れよ。私だって主人と出会った頃、彼は私の英語はイスラエル訛りが強すぎると言っていたし、私も主人の巻き舌のような英語が聞き取りにくかったもの。それでも話していくうちにどちらも問題なくなっていく。それより、20歳を過ぎてロクな英語を書けないほうがよほど恥ずかしいじゃないの


確かに、私もついつい読み書き重視。でもある意味、そのおかげで経理部にいられるような気もします。とりあえず書いてあるものは読めますし、必要最低限は(・・・文法が正しいかどうかはさておいて)人に頼らずにも書けますし。

ロシア系移民でも、ヘブ語を話すのはペラペラと上手いんだけれど、書くとなると「これは何語ですか?」という酷い文字を書いたり、それこそ書くのを拒否したりしますからね。読み書き堪能なロシア系はあまり会ったことがありません。

ま、彼らの場合、ロシア系ってことで優遇されているというか、ヘブ語を使わなくてもいいような環境にいますから。
大手企業や保険組合のコールセンターに電話すると、「シャローム。ヘブ語は@、アラ語はA、ロシア語はBを押してください・・・」というのが主流(英語という選択肢は殆どないですね)。
ロシア語新聞や雑誌も出回っているし、ロシア語チャンネルもあるし・・・。はっきり言って、ヘブ語が出来なくても全然問題なく生活できる有様。
いわば、コメ国の西語みたいなものです。


現在、私の第一外国語がヘブ語。
英語は壊滅状態。読み書きはなんとか。聞きは3割以下。会話は絶望的。
他に挑戦したことがあるのは、西語。でも、すぐにリタイヤ。
あと、某国に住んでいた時のホニャララ語。見事な文盲でした。


読み書き習得法。
とにかく読む。とにかく書く。何でもいいから読み、何でもいいから書く。
私は、新聞記事を書写していました(今でもヒマな時にやっています)。
意味なんて分からなくてもとにかく書写することで、スピードも身につくし、文字のバランスもそれなりにまとまってきます。日本語だってそうですよね。何度も書いたりしているうちに、文字がまとまってくるでしょ。それと同じです。
おかげで、文字だけはどこに行っても褒められます。自分ではあまり気に入っていませんが。
「活字体のヘブ文字がカタカナっぽい」という話を少し前に書きましたが、筆記体のヘブ文字はひらがなっぽくて、慣れるととても書きやすいです。


それにしても私のヘブ語会話。
どうして上達しないんでしょう。
未だに、「ウルパンに行った?」とか言われます。
ギメルまでやったっつーの・・・。


posted by Heshbonit at 19:00| イ国の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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