2010年05月27日

山火事の季節

朝からものすごい暑さ。
そして、ものすごい焦げ臭さ。
役場まで徒歩3分だが、呼吸器官がやられて苦しくなるほど。

ゴラン高原のガムラ地域(観光地含む)が燃えたからだった。

ガムラ

イスラエル北部から中央までは典型的な地中海性気候で、冬が雨期、夏が乾期となる。4月に雨期が終わると緑が枯れ果て、枯れ草の黄色になる。
そしてこの時期の異常乾燥と、南西からの季節風が一気に山火事になりやすい状況を作る。
自然発火もあるが、大抵は不審火やタバコの火の不始末。
今回は、軍の演習で飛んだ火薬が原因ではないか?なんていう話も出ているが、原因はともかく、何にせよそういう時期なのだ。

十字軍時代にも、この山火事を利用した戦術があったそうだ。
盆地に十字軍をおびき寄せ、四方から一気に火を点ける。
枯れ草は背が低いものの一気に燃え広がるから、当時の鎖帷子式の鎧を着用していた十字軍兵士はひどい熱傷で全滅したそうだ。あ、ダメだ。おそらく前世は焼死の私、火のことを考えると気分が悪くなってくる。

でもさぁ。
自然保護地域の上に考古学遺産であるならば、それ相当の山火事対策しておかなかったのか?と、ごくごく初歩的な疑問が湧くんですが、それはまぁイスラエルは何か起きてからでなければ対策を取らない国だから。国防関係を除いては。

今週も先週も小規模の山火事は起きていたけれど、今回のはよほど大規模だったからか、昼に鎮火したとはいうものの、砂漠地域から吹き上げてくる砂埃も一緒になって、一日中息苦しかったです。
     
posted by Heshbonit at 23:00| イ国のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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