2010年04月12日

え、リコール?

昼食を終えて役場に帰る途上、いつものように村の集合ポストに寄ったら、私のポストに郵便物が入っていた。送り主は、運輸省。
「スピード引っかかった?」とドキドキしながら開けたが、罰金ではない。

【リコール修理のお知らせ】
あなたの所有するマツダ車・車輌番号XX-XXX-XXは、まだリコール修理をしていません。検査と修理は費用が掛かりませんから、すみやかに自動車会社の認可がある整備場で修理を受けてください。
 ◎修理箇所:エンジン制御の電気配線


ん? 電気配線って、これ、新しい話じゃないな。

現在乗っているのは、Mazda3(和名:アクセラセダン)。
我が愛しの車 Mazda3

イスラエルでMazda3のリコールが発表されたのは2008年2月、電気系統の配線に問題があると。その時のニュースは何となく覚えているけれど、「線を交換するだけなんてぜんぜん問題ないじゃん」と気にしていなかった。
そして、車を買ったのはそれから3ヶ月ほど後。てっきりリコール修理が済んでいるものだと思っていたし、確か、中古車センターの兄さんにも「リコール修理終わってるよね」と確認したはずなんだけれど。
仕方ない。運輸省がやってないって言うんだったら、そうなんでしょ。

よくよく見たら、「この手紙の発行日から45日以内に修理しないと責任は取らない」と書かれていて、手紙の発行日が、3月3日。
なんで期限が1週間しかないのよ。(注:イスラエルではよくあること)。

その足で村の自動車整備場に行き、親方に手紙を見せる。
「うちの村はスバル認定だから、マツダのリコール修理はできないんだ。街外れのMマーケットの向かいにマツダのデカイ看板があるの知ってるか? あそこがマツダ認定だ。線を代えるだけだから大したことない。もし何か言われたらオレの名前を出せばいい」

というわけで、仕事もそこそこに行って来ました。
行ってみたら何のことはない、親方が言うようにホントに線をちょこちょこっと交換するだけで、「え、それだけでいいの?」って気抜けするほど簡単だった。

今回のリコール内容に関して、ネットで調べてみたら、
【電気配線を保護するチューブの材質が不適切なため、そのまま使用を続けると保護チューブがすり減り、最悪の場合、電気配線が損傷。エンジンが停止して、再始動できなくなる恐れがある】

...泣けてくるね。電気の線ではなく、その線を保護しているチューブの材質が悪いからってだけで、わざわざ世界中に呼びかけてるんだよ。すげぇ会社。

私が日本車を選ぶ理由は、(日本人だから日本車に乗る。当たり前じゃねぇか!っていうのは当然として)、リコールをちゃんとしているから。中でもマツダは厳しくやることで有名だ、と日本にいた時に車業界の友人に聞いたことがある。
K国なんか、よほどのことでもないとリコールなんてやらない。それどころか欧州車だって、当然ながらリコールがあるはずだけれど、こうしてイスラエルにいても、リコールのニュースが出るのは日本車ばかりだし。そんなこと有り得ないはずなのに。

それにしても、2年以上経過してから、「あなたの車、まだ修理をしていませんね」なんていう通知が運輸省から来るなんてね...。
トヨタ問題で、リコールに関して厳しくするようになったからだろうか。

これまで何事もなくてよかった。

ひらめき 2009年イスラエルの新車販売ランキング
 1位 マツダ(18%)
 2位 ヒュンダイ(12%)
 3位 トヨタ(11%)
 4位 フォード
 5位 シボレー
 以下、ホンダ、フォルクスワーゲン、日産、スズキ、シトロエンと続く。

イスラエルの場合、新車購入の大半は会社関係のリースで、一般人で車を購入する人は少ない。ただ、最近はヒュンダイが急増してきました。元々低価格な上、協定で関税が日本車よりも低いためで、一般でも「動けば何でもいい」っていう新車購入者が増えているみたいです。
以前はスバル人気が高かったんですけどすっかり落ちましたね。その代わり、ニッサンが上がってきました。スズキも小型車人気(スイフト)で上がってきたようです。ランク外ですが、ダイハツ・シリオン(和名ブーン)も多く見ます。

イスラエルでマツダの人気が根強い理由は、そのクオリティの高さと自動車修理所の供給率が高いからでしょう。
認定修理所の供給率だけならスバルがトップになるはずですが、車のクオリティで言ったらマツダがダントツ人気。ならばクオリティの高いトヨタやホンダはどうなのかというと、トヨタは健闘していますが、ホンダは修理所が追いつかないため、「車がいいのは認めるが、何かあったらどこが見てくれるんだ?」ってことになってしまうのです。
中古車売買が活発な国なだけに、「何かあったら?」がとても大事なのです。もっとも、どの修理所でもパーツさえ取り寄せればやってもらえますが(うちの村の修理所はスバル認定ですが、一通りどの車も整備します)、やはり整備や修理に慣れているっていうことが重要。その点、マツダなら流通量も多いから、何かあっても安心だし、パーツもすぐに手に入るというわけです。
そして、一度その整備所(整備士)と仲良くなると、「次の車も同じメーカーなら見てもらいやすい」となります。車の整備は信用ですからね。

ヒュンダイが増えてきたのはここ3年くらいですから、イスラエルの路上で見る車はまだまだ日本車ばっかり、って感じですね。シボレーもヒュンダイ同様に低価格が魅力だからでしょう。
しかし安いからってね...。
運転ミスで死ぬのは自己責任だけれど、車の欠陥で死んだり、ましてや加害者になるのは絶対にイヤですから。 
物より思い出、価格より性能。命は大事。
   
posted by Heshbonit at 23:00| 日本⇔イスラエル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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