2010年03月25日

お葬式

出勤。

役場の入口で人が溜まっている。
ああ、誰か亡くなったな、というのが遠目で分かる。

「誰?」
「A」

最後に会ったのは12月初め、システム開発会社のベテランSEさんが来た日、忙しいのにギャーギャー言って来たから、頭にきて怒鳴りつけ、周囲が仲裁に入るほどの大騒ぎになった時だった。

「Aの血管切れるから、ハイハイ言っておけ」
と仲裁に入った事業部長に言われ、その時にA氏がガンだということを聞いたのだけれど、別に私がA氏の具合を悪化させたわけじゃないが、昨夜、他界。
まだそんな年でもないのに。ま、病気は年齢とは関係ないですが。

以前の危険物課の職場にいた時から、A氏には困らされることばかりで、いい記憶などほとんどない。
でもたった一度だけ、私を村民として認定するかどうかの信任投票があった翌日、「信任に決まっているだろう。この俺ですら賛成票を入れたんだから」とボソっと言った。

完全に悪い人じゃないんだと思った。
残念ながら、いい人だと感じたことはなかった。賛成票を投じたと言ってくれた時も。どうだろう、もしかしたら本当は反対票を入れていたかもしれない。
ただ心の中に自分が人から嫌われていることを十分自覚して罪悪感を感じているようで、そういう自分を分かっているだけでも本当に悪い人ではないはずだ。

表面も人間性も、両方悪くいるのは難しい。その逆が難しいように。

夕方、葬儀。  
また過疎村の村民が1人減った。
   
posted by Heshbonit at 22:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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