2010年01月18日

主任会議

午後から地方庁へ。
この地域の各村や工場企業関係の経理主任クラスを対象とした、新税法に関連する説明会。先輩部員と一緒になぜか私も行く。

参加するのは先輩部員だけでいいはずなんだけれど、「一緒に行っておいたほうがいい。主任クラス向けとはいうけれど限定じゃないっていうから、うちの村は2人で申し込んでおいたから」と。
なにやら、運転手役のような気もするが、ま、いいや。

コの字型に机が並べられていて、普通に先輩部員の横に座っていたが、会議が始まってすぐ、先輩部員が言った。
「全員が一斉にこっちを見てるみたいだけれど、この机の並びのせい?」
いや、「あのアジア人、何?」って視線が集中して当たり前で...。

先月の会議は対象が全ての経理に携わる人だったから、そりゃもう大騒ぎなうるささでしたが、今回は決算までこなす主任クラス対象な上に、会計士・税務コンサルタントにシステム開発会社のお偉いさんによるレクチャーだから、とっても静粛、質疑応答も理論的なことばかりで、本当に有意義でした。

それにしても、どの村もどの会社も、すごい高齢化です。
前回の会議は、30代が全体の2割以上いたけれど、今回は全くいない。
それどころか、どう見ても70歳超えてますよね?っていう人もいる。老人会のミーティングじゃないですよ、みたいな感じで、すごく不思議だった。

うちの村は昔からリベラルで、ガイジンでも若くても平気で戦力扱いするけれど、村や会社によっては保守性が強すぎるため、新しい人を受け付けない体質も強い。その辺はやっぱ、基本的に田舎だから。

以前、簿記1級を勉強していた時に聞いた話は、
「職安で経理職を探すなら、簿記2級なら要経験、1級なら応相談」
しかし、私がいるような村やそれらに強く関連している企業・工場は、特殊な知識も備えていないと何を持っていても戦力になれない。
それこそ会計士や弁護士であっても、法的に特殊で複雑であるため農村専門でなければ理解ができないことが多い。

もちろん経験を積んだ上で知識が備えられるわけだし、1級持っていればどうにかなるような気もするけれど、イスラエルの簿記1級の受験資格は、「2級保持者で、実務経験1年以上」。これじゃいつどうやって経験を積めるのか...。
この矛盾がなんとも...。

帰りの車で先輩部員にそれを言ったら、
「地方だからとか経理だからとかじゃない。病院でも若い看護師は本当に少ないし、学校だってベテランの50代の先生が主流。BA・MAと必死に勉強しても使い道がない人が本当に多い。もちろん、専門職には学歴よりも資格が優先だけれど、ならば、ベテランを辞めさせて資格がある若い人を雇うかっていったら、特殊性が強い分野では総崩れになりかねない。結局ものすごく偏りがあるのよ、この国は」

ともかく、いろんなことが面白かったです。

しかし、本当にジロジロ見られた。
先輩部員が知っている限りの地方庁関係者や他の役場の方達とは、自己紹介したけれど、多分、誰もが帰りの車で、「ねー、あのアジア人って、どこの誰? なんで来てたの?」と誰もが言い合っているに違いない。
  
posted by Heshbonit at 22:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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