2006年02月25日

達成感

昨夜のフィギュアのエキシビジョンを見ていて思ったんです。
こう、超一流の人にしか味わえない達成感っていうんでしょうか、そういうのに溢れているなぁ、と。

先日も書いたけれど、中高6年間ヤル気ナシ子さんだった私は、どの部活にも所属せず(中学の時はイヤイヤやってた)、練習の苦労とか試合の緊張とか仲間同士とか、そういうのをある意味白い目で見てたんです。
って、ホントは強い憧れもあったんですけれど、なにせ運動神経がかろうじて繋がっている程度にしかないから。
自分の高校の野球の応援なんかにしても、(本メンバーが9人揃わない強烈な野球部だったけれど)、友達に誘われて1度だけイヤイヤ行った程度。もちろん1度以上はなかった。だって1回戦で敗退したから。
で、高校の時の体育祭はどこの高校も同じだと思いますが、生まれ月で「軍」に分かれて、ダンスとかをやったりするんですが、これも参加しませんでした。
運動神経が悪くて踊れない、っていうのが第一の理由なんだけれど、それを言うのが恥ずかしいから、「あー、私、興味ないし〜、そういうのに自分の時間を使いたくないんだよね」とか言って。ついでに言えば、落ちこぼれでかなり捻くれていたものですから。内心、めちゃめちゃ羨ましかったけれどね。
それに、元々男女仲が悪いのに、この時だけ青春ゴッコみたいなことをするのが空々しくて、イヤだったんです。

専門学校はまぁ専門学校ですから、そういったものはなく。
でも高校時代が異常につまらなかったんで、結構楽しかった。学校そのものも面白かったけれど、バイトしたり、どっかの大学の合コンに行ったりと、ほら、バブル末期だったから。とにかくよく遊びよく学んだわけです。

青春だったのは添乗員時代。これまでも何回か書いてきましたが。
なんていうの、わが人生の最高潮・Heshbonit絶好調、って。
もちろん毎回嬉しい楽しいことばっかりじゃなく、いろいろありましたけれど。
想像できるでしょう? 添乗員ですよ。朝は早い夜は遅い・客に気を遣いドライバーに気を遣い滞在先に気を遣い・ペコペコ頭下げて・あっちこっち駆けずり回って・・・。前も書いたけれど、とにかく神経すり減らして痩せてたし。(身長160cmで体重が40kg前後だった、って信じられる?)
でも、そういうのを全て含めて、楽しかったわけ。
なんであんなに頭を下げられるか? プライドですよ、添乗員としての。
「添乗員さん、それだけ仕事をバリバリやって人生楽しいでしょ?」
ってお客様に言われて、もう気分は、藤原道長。
ずいぶん安っぽい道長だな・・・。


そういった時期を過ぎて、オトナになってしまったら、達成感なんていうものを味わえなくなっていくわけです。
というか、そういう機会がなくなっちゃう、と。
そんな達成感が恋しい人が、近所の草野球とかに参加するんだろうな。

毎日経理部で電卓叩いてたって、別に達成感はない。
そりゃ、支払完了して勘定がキレイに合えばよかったとは思うけれど、それを達成感とは言わないでしょ、普通は。
資格試験に受かったって、やっぱ体を動かした達成感とは違う。
敬愛するわが実兄2人は金融業界で営業一筋でやってますが、ノルマを達成した達成感っていうのは、どうなんでしょ。
そりゃ、達成して飲む酒は嬉しいだろうけれど、高校野球のような爽やかさは間違いなくないでしょうね。


35過ぎた今さらながら、そういうスポーツ選手の青臭さっていうか、そういうのにものすごく憧れが出てきて、エキシビジョンの最後の一流選手が出てきて踊るシーンを見ながら、過去のいろいろを思い出して、切ないというか、いたたまれない気持ちになってしまった。

もう私の人生において、達成感を感じることはないだろうって。


  
posted by Heshbonit at 20:00| ノスタルジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。