2009年11月23日

ビィロクラティア

村役場で働いているため、日本式にいえば公務員ってことになります。
とはいえ、別に将来が保証されているわけではありませんが、ポジションが確立した今、席を追われることもないと思われ、まぁアレコレ言われていることもほぼ麻痺状態、今月から追加された仕事も試行錯誤しながらやっている状態。

お役所仕事って悪く言われますけれど、でも自分自身がこうやって役場で働いていると、そうせざるを得ないんだなってことがよくよく分かります。
些細なことででギャーギャー言って来る人もいますけどね、こっちは内部にいてその何千倍何万倍ものコトを見ているだけに、「たかがその程度のことで...」って思っちゃうんですよ。もちろん思うだけで言えません。役場内部の話ですから。

「Aさんはいる?」「部屋が閉まっているなら不在です」「どうしていないの?」「さぁ」「今日休みなの? いつ来るか分かる?」「さぁ」「この件なんだけれど」「それはAさんの仕事なんで私には...」「じゃ、Aさんにこれについて答えてほしいって伝えておいて」「それはAさんに自分で言わないと、私には何も...」

しょうがないでしょ。
AさんがどうしていないかはAさんの問題であり、同じ建物にいるっていうだけで部屋は違うから、Aさんがいないってことも今言われて気付いたほど。
皆それぞれの分野があるんだから、たとえ若干自分に繋がっていることで大雑把な回答は出せるかもしれないことでも、明確なことは担当に聞かないと分からないから、一切答えません。

そうすると言われるんですよ。

「まったく、なんていうビィロクラティア!」

【今日のヘブ語:ビィロクラティア】
 意味:(口語で)お役所仕事。語源は英語のbureaucracy。

あのね、役所の仕事ってそういう風になっているんです。

一般企業だったらある程度は出来ても、役場において職員が下手なことを言うととんでもないことになるため、権限のないことは何も出来ないし、本当に仕事がカテゴライズされている。
逆に、「あ、それ、こうなっているんですよ」なんて、役場の人間の誰もが誰もの仕事に関与できるようになったら、ムチャクチャなことになります。
こんな吹けば飛ぶような寒村でも、それはそれでホントにいろいろある。
それこそ、うちの村の場合は超少数精鋭であるがゆえに、個々人が責任を負っていて、それぞれが繋がってはいるけれど「部下」だの「代理」というポジションがなく、担当不在なら代わりなる人はいないのです。

じゃ、どうすればいいか?

役場に働いているんだから、いつ何時でも、ずーっとそこに座っているんだろう、座っているのが仕事なんだろう、ってその考えが甘いっての。
今日も夕方6時過ぎまで残りましたが、当村役場では、残業も休日出勤手当も付きません。別にいいんですけどね。担当が自分だけなんだから、自分の仕事の調整次第で休みたい時に休みが取れ、抜け出したい時に抜け出せますゆえ。

だから、いるかどうか、アポイント取って下さい。
  
◎今日の一曲
    
posted by Heshbonit at 22:00| イ国の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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