2009年08月28日

Non Black

髪が茶色いと痴漢に遭いにくいらしい。

痴漢に狙われないためには「髪を染めるといいらしい」ーー。そんな情報がネットを駆け巡り、話題になっている。痴漢被害を受けやすい女性は、見た目がおとなしく抵抗しそうにないタイプ、と昔からよく言われるが、髪を染めることによって活発な感じに「変身」、それが抑止力を発揮する、ということらしい。はたして効果のほどは。JCASTニュース

混雑度数百パーセントの小田Q線に学生時代からイ国に来るまで乗り続けたけれど、一度も遭ったことがなかったのは、髪が茶色いせいだったんだ。

...な、わけないじゃん。
髪が何色だろうが、ブスに触ろうって人はいないのよ。

とはいっても、私はそんなに酷い茶髪じゃない。学生の時だって私よりももっと茶色い髪の人はたくさんいた。しかしなぜかやたらと言われ続けた。
理由は分かっている。ブサイク顔と髪の毛が、全く合わないから。
色白で目パッチリでこの髪だったら誰も何も言わなかっただろう。
これは日本人が、髪を茶色に染めた東南アジア人を見た時に抱く感情と同じようなものだろう。「その顔でわざわざ髪染めて、日本人のまねでもしてんの...」と。

黒髪の人が髪を茶色く染めることや、ツヤのないバサバサゴワゴワのアクリル毛糸みたいな髪の人が、ストパや縮毛矯正することには何も言わない。
しかし、「ストパでも染めでもなくて、この色も髪質も生まれつきなんです」というと、それはそれは恐ろしい勢いの個人攻撃が始まる。
生まれつきなわけがない。日本人は黒髪なんだ。じゃ、どうしてお前の髪は根元が黒いんだ? 明らかに染めたからだろう。第一、そんな直毛も不自然だ。
「髪にどれだけ投資しているのか?」と、バカ扱い。
就職の面接で髪を理由に断られ、「染め直して来い」とも言われた。
しょうがない。いかにも頭の悪そうな髪だ。自分で見ても...。

ま、今の日本ならこの程度の色は茶色い扱いされないし、第一、髪を染めるのは普通だ。しかし、少なくとも10年前までは、そういう目で見られていた。
でも今の日本でもたぶん、「これは生まれつき」と言ったら、個人攻撃が始まるだろう。「そんなわけがない」と。





今さらでしょ。
あれだけ叩きに叩いて、他界してから、「病気で白かったんだ」って。

なんで皆、人の色がそんなに気になるんだろう。
                 
posted by Heshbonit at 17:00| 真面目なたわごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。