2009年08月20日

生まれて初めて

さて、今日は嬉しかった話です。

なんと奇しくも今日のブログペットのお題がこれでした。

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今までで一番嬉しかったプレゼントは?



昨日、郵便小包が届きました。
何だろうとびっくりしながら中を開けてみたら...

本っ!!!
本は、本当に嬉しい。
食べ物は好みもあるし、消えたら悲しい。元々、雑誌の類は進んで読まない。それに比べたら、本は手元にずっと残りますからね。
しかもこの本は、販売直後から超ベストセラーだという新刊単行本ですよ。昔から中古の文庫本専門の私にしたら、本屋買いたての本なんて手が届かない。ページを開くと、「まだ誰も読んでませ〜ん」という贅沢感が漂います。


さて送ってくださったのが、これまたなんと、先日のジープツアーのVIPのお客様でした。予測しなかっただけに衝撃が強かったです。
途中で全員で写真を撮った時、「よく撮れていたら送りますよ」とおっしゃって下さったため、ご好意に甘えて住所は伝えたのですが、まさか写真と一緒に本も来るとは思いませんでした。

でも考えてみたら、休憩の時にこっちの生活の話になって、「食べ物は一通り手に入るし、情報はネットで手に入るけれど、やはり足りないものは本ですね」とか何とかいう話題をしたんです。
そうだ。言った。在留邦人の友人が殆どいないから本を貸し借りしあうことも出来ないし、とまで。こりゃ、ねだった発言になってしまってます。
あの程度のガイドで、新刊2冊はあまりにもボッタクリで申し訳ない。


思い出したことがあります。
添乗員時代、お客様からお礼の手紙なるものを貰ったことがなかった。
お客様から旅行代理店(添乗員あて)に、「楽しいツアーでした。添乗員さんにお世話になりました」というような手紙や写真が来ると、旅行代理店内の添乗員詰め所の連絡ボードに貼りだされる。
同僚にはそういうものが届くのに、私には一度も来ない。仕事の指名を受けることは何度あっても、やはり本人あてに礼状が来るというのとは違うんです。

添乗っていうのは仕事内容が見えないだけに、実際にお客様からお礼状を貰って初めて、「あの人、ちゃんとやってるんだな」という仕事ぶりが会社の人にも同僚にも伝わる。そういうのがあるんです。
焦れば焦るほど空回りして、スランプになってしまった。

ある日、新入りの頃から仲良くさせていただいていた超ベテランバスガイドと一緒になり、夕食の後に何となくそんな話をした。別に励ましてもらおうっていうんじゃなかったんですが、軽い愚痴を聞いてもらいたいという程度で。
すると、彼女が言った。

「懐かしいわねー。私ももう何年も、お礼状なんて貰ってないわ」

...。

お客様から帰宅後に評価をいただくことは最後までなかっただけに、本当にお客様を満足させていたかどうか、未だに分からない。
もしかしたら、ぜんぜんなっていないがためにそういうものが届かなかったのかもしれない。しかし、彼女の一言で、「自分が感謝されるための仕事」に走っていた自分を猛省した。


あれから10年以上経過した。
まさか、現役添乗員時代は一度も縁がなかったお礼状とプレゼントを頂くなんて、本当に考えもしないことでした。

感謝されるほどのことは何一つしていない。いえ、力不足で何も出来ませんでした。あまりにも拙く未熟で申し訳ないと反省することがたくさんあります。
お礼というよりもこれは、精進せよ、という有難い励ましと受け止めます。

こういうことがあると、やっぱ観光の仕事に戻りたくなる。
もうそういう年齢じゃないけど。
生きていくのが楽しくなりました。
本当にありがとうございました。またいつでもお越しください。

...返礼は手書きですよね。日本語書くのは久しぶりなんですが。
           
posted by Heshbonit at 22:00| ノスタルジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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