2009年07月24日

ジープツアー似非ガイド

タイトル通り、今日は似非ガイドをしてきました。

少し前、知り合いのAから電話がありました。
Aはジープツアーという仕事をしています。その名の通り、4WD(注:ジープ社のジープじゃない)で案内するというツアーで、私が住むエリアだと、ゴラン高原やヨルダン川など。


参考写真

Aの処に、日本人のお客様の依頼が来たという。
実はA、バブル絶頂期に日本でバスタ(不法路上販売)をしていて、稼ぎまくったという経歴があります。
「金は稼ぎ放題・日本人女は手当たり次第」という酒池肉林な薔薇色の毎日を送り、土地土地で知り合った日本人女性を巧く操って警察に捕まらずに荒稼ぎし(本人談)、イスラエルに帰国。
今は改心してイスラエル人女性と結婚し、真面目にジープツアーの仕事をしている、と。ま、典型的な元バスタ男性です。

ま、それはともかく。
今回の依頼は、日本からのとある視察団。
Aには知り合いのツテのツテで巡り巡ってきたらしい。Aはイスラエル人にしては英語がうまいし、視察関係者だから英語でいいと言われていたらしいのだけれど、折角だから日本人のガイドはいないかと考えて、私を思い出したそうだ。

ゴラン高原の麓に10年近く住みながらも、ジープツアーには行ったことがありません。東京在住者がはとバスで観光したことがないのと同じようなものですが、断る理由はどこにもないので、二つ返事で引き受けました。
通常、政府観光局のガイド資格を有していないと案内は出来ないのですが、たった1日だし、まぁご愛嬌で。(当然ながら、Aは資格を持っています)。

コースを事前にざっと聞き、ここ数日、毎晩詳細を頭に叩き込みました。
ツアーバスなら助手席に座って着席案内だからカンニングペーパーを使えますけれど、4WD車内と徒歩ではそういうごまかしができません。何を聞かれるか分からないというスリルも込みで。

少人数とはいえ(2台分乗)、お相手がお相手でしたので、2年前にいつはくさん率いるツアー(過去記事)がいらした時よりも緊張はしました。
が、一般的な観光施設をご案内するのと違うからか、話しているうちにハイテンションになってきて、最後は爆笑とガラッパチ口調で(...おい)、花の添乗員時代にこんな添乗員を見たら、「なっていない!」と怒鳴りつけたでしょう。

残念ながら、今回はきちんとした仕事依頼でしたので、写真はありません。(...というと、いつはくさんのツアーはきちんとしていなかったみたいですが)。
って言ったらカッコつけてるみたいですが、簡単に言えば、農家のオバチャンが裏山案内するようなもんだべさ。

それにしても、やっぱ楽しいですね、観光の仕事は。
Aにもお客様にも相当な高評価をいただき、恐縮至極でした。
「素人ではないですよね?」「本職でガイドをやればいいのに、もったいない」と言っていただきましたが、この国で観光の仕事だけで生計を立てていくのは、ほぼ不可能ですから。それにエルサレムかテルアビブに住んでいないと仕事を回してもらえないというし。

経済不況から、この夏も観光客が激減し、北部の個人経営のペンションなどの集客率は4割程度だそうです。(通常なら、8割〜連日満員御礼)。
うちの村の宿泊施設はある程度の規模で経営しているため、海外からの団体ツアー客や国内のグループも引き受けますから、おかげさまで順調ですが、それでも例年に比べたら勢いがないかな、という感じを受けます。

しかし、灼けました。顔も腕もひりひりしています。

これに懲りず、またのお越しをお待ち申し上げております。
             
posted by Heshbonit at 22:00| 日本⇔イスラエル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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