2009年05月26日

先生サマの共通項

村役場で働いていると、ときどき普通ではあまり会わない人も来ます。
イスラエルの場合、立場が高い人ほど人間が出来ている傾向があります。会社経営者や弁護士・医者はもちろん、軍の偉い人や政府の役所の偉い人など。相手を見下すことなく人間的に優れた人がとても多い。
(注:会計士は同業種のため、こちらが見下されることが多いので除外...)

しかし、中には困った人達もいます。
今日のお出ましは、博士クラス、または、高等教育機関で教職に就く人達。

ま、その道の権威者ですから、すごいのは認めましょう。学問を極めた方達ですから。大学も行かなかった私には太刀打ち出来ません。(・・・ってことは、太刀で打っていいのは誰ですか?)
でもね、どの国においても往々にして、極めすぎた学問っていうのは、実生活には何の役にも立たなかったりするんですが。
以前住んでいた国でも、そういうトラブルに遭った事がありましたっけ。

さて、今日の午前、役場にそういう人がお越しになりました。

:「これは税込ですか?」
:「これがね、金額。き・ん・が・く」
:「(聞き取れてますよ〜) 私の質問はこの金額が税込か税抜きかなんですが。それによって15.5%の差が出るんで」
:「ネタニヤフが1%上げるって躍起になってるね」
:「(話を飛ばすなって・・・) ええ、そうらしいですが、今はまだ15.5%ですから、含むか含まないかを聞いているんで、確認してからまた来て下さい」
:「(出直せって言ったのにその場で電話する・・・) あー、キミ? 今ね、村役場の経理部に来ていてね、その前にこの間のね...(話、長〜〜〜〜〜。しばらく待つが、イラついて急かしてみる) あ、電話を掛けたのは先日の請求の...、経理の人が税抜きか税込かって言うから、グズグズしているとネタニヤフが税率上げるから。(グズはお前だろうが...) あ、税抜き、っていうことはこの金額にさらに税金を上乗せするの?」

大体いつも誰が来ても、こんな感じだ。
そしてアカデミックさん達が必ず言うセリフ。

「いや〜、私はお金や税金には、どうも馴れていなくてね」

◎問題:この発言の正しい意味を下から選びなさい。

1)教職という聖職者であるからお金には全く興味がない。
2)高収入があるから、多少のお金にはガタガタ言わない。
3)一般常識がないため、税込と税抜きの意味が分からない。

彼らは自ら、「1ないしは2」と言うであろう。
職人Heshbonitは、「3」と断定する。

午後、アカデミックさんが再びいらした。

「この単語、やっぱり言い回しがどうも違うから作り直して」

・・・先生サマ、請求書は詩歌でも論文でもないんですが。
っつーかこの人、請求書をじーっと見て考え込んでたんだろうか。

あ、それからもう1つ共通項。
先生サマ達、字がおそろしく汚い人が多い。
いや、字が汚いっていうのか、あれが字っていうのか...。
ガイジンの私の文字を見て、決まって言う言葉がこれだ。
「上手く書けるもんだね。今度、字の書き方をキミから習おうかなぁ」
この言葉の解釈:「字の練習ばかりで肝心の勉強はしていない」

字は練習じゃない。心がけだ。
アナタの文字で勉強させられる学生がかわいそうだ...。
  
◎今日の名曲
            
posted by Heshbonit at 22:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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