2009年01月03日

派遣切り・・・甘えるのもいい加減に

たった今、Veohで、NHKスペシャルの派遣切りの話題を見ました。
姫が「NHK見てるけど・・・」って書いていたけど、このことだったのね。
先日記事を書いた時、私自身も日本では正規雇用でない状態で働いてきたので、「大変だなぁ」くらいにしか思わなかったんですけど、今回巷で言っている派遣切りがぜんぜん違うってことが分かったので、先日の記事の内容を撤回したいほどです。

派遣で働く側が、派遣を理解していないわけですよね、つまりは。

別に自分をどうこう言うわけじゃないけど、日本にいた時の私は、自分の資格や経歴を買ってもらおうと派遣をしてきました。
前にも書きましたが、日商簿記1級持っていて会計事務所勤務歴があって決算&別表が分かって仕事上の英語が困らない程度にできても、「大卒ではないから」と、履歴書の学歴欄だけで書類落ちする事実がある。
まぁ、学歴は仕方ない。日本は資格よりも学歴重視。18歳の冬にどれだけ入試のための勉強が出来たかで人間を判断する国。それを承知で大学に行かなかったのは自己責任。

でもね、信じられないだろうけど、世の中には「髪が茶色い」だの「顔がブサイク」だのって、面接で面と向かってケチつける会社が少なからずあるのです。
履歴書に写真添付してんだから書類で落としてくれりゃ交通費ムダにならなかったのにさ。わざわざ呼びつけて「ブサイクだな」って、そりゃなんだよ。
言っとくけど、モデルでもフロアレディでもないよ。普通の会社の内勤でね。
それならば、私の資格と経歴を認めてくれる所で働きたいと、派遣社員という手段をとりました(・・・ゆくゆくはどこかで正社員になろうと思いつつですけど)。

そりゃ、「バイトより時給がいいから〜」っていう、ワードもロクに使えないボンヤリ派遣もいます。そういう派遣と一緒にはされたくないけど、しょうがない。
国立大でも私立底辺大学でも、肩書きだけは「大卒」ってのと同じ。
そんなボンヤリちゃんも「可愛い顔を武器」にしているのでしょう。事実、「男性社員のヤル気を湧かすために、可愛くて若いフロアコンパニオン系派遣がほしい」っていう会社もあります。

では、本題に入ります。

派遣っていうのは自営業なんですよ。
社長であり社員である自分が、自分の特色を売るのが派遣です。

「わが社の製品を買ってください」と卸売問屋を通して売るようなもの。
自分で起業して製品を製造していたらある日、「貴社の製品はもういらない」といわれた。それに対して、「うちの製品を仕入れるといったじゃないか。明日からどーしたらいいんだ? うちは倒産だ! 政治家のせいだ。国が悪い! セイフティネットが機能していない!」

知ったこっちゃない。それ承知でアンタ達は自営業やってんだから。
さらなる商品を開発するなり(→夜学や通教で資格を取る)、たとえ一時的に休業しても困らないようにと何らかの手段(→転職計画・貯金)を考えておくのが、世の中の常識なわけでしょ。

ついでにいえば、今回の問題は派遣元(問屋)のせいでもない。
そういうことも有り得ますって契約書に書いてある。派遣元がとんでもない中間搾取していたならともかく、今回の話に関してはそんな事実は聞かないですよね。
私事ですが、最終的に勤めた会社では、派遣されてすぐに派遣元会社とトラブルがあり、自力で掛け合った結果、派遣先企業との直接契約になった経緯があります。
ついでに書くけど、正社員の大リストラがあっても私が残れたのは、「契約社員なら人件費が安いし、すぐ切れる」っていう利点もあっただろうけれど、専門学校卒でもブサイクでも、私の実力を会社が認めてくれたからでしょう。
もちろん筆頭すべきは、人間的に素晴らしい部長の支持があってこそですが。

たかが派遣でも自営業。そのくらいの意地と覚悟がないとダメなんです。

「健康保険がない」「雇用保険がない」って、自分の無知を披露しているだけ。
会社の健康保険がないなら、自分で国保に入ればいいんでしょ? 
雇用保険がないのだから貯金しておけばいいんでしょ? 
そんなことすらも分かんないで生きてきたの?
大体、たとえ毎月2万でも貯金しておけば、少なくとも冬の路頭に迷うことがなかったはず。よほど深いワケアリの人でもない限り、そのくらいは出来たはずですよ。衣食住付きの仕事だったんだから。
どうせ飲む打つ買うなんかで使い切ってたんじゃないの? それを今さら「金がない! 国が悪い!」って、甘いにもほどがある。それをまた政府が面倒みなくちゃいけないって、どうにかしてますよ。

マスコミの取材側もおかしいって。
煙草をパカパカ吸いながら、「所持金が数百円」ってただのアホじゃん。
「どうして貯金がないんですか? それなりに貰っていたんでしょ?」
「その若さで路上生活って、親族や友達に頼れない理由でもあるの?」
「これまでどんな生活を送ってきたわけ?」・・・って、そこ突っ込まないと。

意地も覚悟もないから派遣村? ウマシカも皆で集えば怖くない。

甘い甘い甘い。腹が立つほどに甘い。
栗羊羹食べながらココア飲んだ後、こしあんで歯磨きするほど甘い。

・・・長いので、一旦切ります。

続編:「切られる側の遠吠え・・・正社員様に告ぐ・・・」に続く。
      
posted by Heshbonit at 19:00| 真面目なたわごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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