2008年10月17日

イスラエル人のイメージ

昨日、サラレのところに行って、リフレクソロジーを受けながら話していたんですが、その時、「イスラエル人のイメージは?」っていう話になりまして。

イスラエルっていう国のイメージは、以前書いたけれど、戦争しているとか軍関係とか宗教とか、そういう漠然としたものってあると思うんですよね。
これが「ユダヤ人」ならば、写真がある限りではアンネ・フランクだとかアインシュタインだとか、ハリウッドで活躍するユダヤ系俳優らが浮かんできます。
さてそれでは、「イスラエル人」ってなんでしょう。

私がイスラエルに来る前、イスラエル人に会ったのは2回だけ。

1度は成田のターンテーブルでバゲージが出てくるのを待っていた時。
ちょうど別便で帰国してきた先輩添乗員が隣りのテーブルにいて、「お疲れ様です」「どこに行ってた?」と話をしていると、旅行会社のバッジをしているからか、外国人が唐突に超至近距離に来て、いきなり馴れ馴れしく話しかけてきてました。
なんだコイツ、と思ったら、一緒にいた添乗員が適当にあしらいました。
(空港係員ではないし、自分の客ではないから質問には答えません。添乗員って冷たいのよ。特に帰国直後の成田では疲れきっていますから)。
すると、
「あれ、イスラエル人だね」
「え、何で分かるんですか?」
「留学していた時にクラスにイスラエル人がいて、その人のイントネーションと同じだし、距離を置かずにいきなり馴れ馴れしく話してくるのもそっくりだった」
へー、そうなんだ。
その時は、イスラエル人が日本で何をするんだろうって思いましたが、今考えてみたら、露天商でもやりに来たんでしょうか。

さて。それから暫くして、添乗でエジプトに。
ピラミッドの近くのツアー専用レストランにて、近くのテーブルのツアーの一団が、すごい大きな声を上げてワーワー話している。言葉はアラビア語みたいだけれど、エジプト人が話すアラビア語に比べたら柔らかい。それに皆、見た目が欧州っぽくかなりラフな格好で、女性がタンクトップにショートパンツだったり。
一体どこのアラブ系だろう・・・と思っていたら、やはりお客様も同じように感じたらしく、私に、「あの人達、どの国の人なんでしょうね?」と。
そこで私が現地ガイドに、「彼らもアラビア語?」と聞くと、
「ノー。イスラエリ」 
ちょっとムっとした感じで言うから、これ以上聞くのはよくないなと思ってそれ以上はやめましたが、とにかくうるさかった。今考えてみたら、あの団は、私の村の人達みたいな農協ツアーだったんだろうな。

しかし、私がTVで見るイスラエルはといえば、黒づくめの服を着て、もみ上げがクルクルしていた。後で分かったのは、そういう人達はイ国全体の数パーセントなんですが、TVだと特色のある面白いところを撮りますから。
黒づくめの超宗教者さん達は、イスラエル国内のどの町にもいるわけではなく、限られた地域にまとまって住んでいるため、私の今の生活環境では、そういう方達とは無縁ですが、たまに山の上(そういう人達が多い町)で黒づくめさん達と遭遇すると、かなりビビってこちらから自動的に避けてます。
その一方、「ハイレグはイスラエル発祥」なんていう話も聞くし、成田で見た大きなバッグパックを背負った馴れ馴れしい男にしても、エジプトで出会った超うるさいツアーグループにしても、一体、イスラエル人って何なんだろう?ってずっと思っていました。

さて。
2年前の今頃、日本に一時帰国して、神戸のホテルに泊まった時、朝食を終えて部屋に戻るためにエレベーターを待ってたら、同じように食事を終えた外国人2人が来ました。
そのうちの片方をひと目見て、「こいつイスラエル人だ」って分かったんです。

何で分かるか?って言われても、分かるんですよ。
よく、イスラエル人はカッコイイとか美人だとかいいますが、あれはどうなんだろうっていえば、単に、「ハーフがすごく多い」ってことなんですよね。
「知っているタイプとはちょっと感じの違う顔」ってのは、実はぜんぜん大したことないはずなのに、カッコよくor美人or可愛く見えるものなんです。たとえば、「日本人と中国韓国以外の外国人」の国際結婚カップルの間に生まれた人は、どことなくカッコよくor可愛く見えるのと同じ。
最近の芸能界でも、ハーフタレントやクォータータレントが急増していますよね。じゃあ本当に美人なのか?って言ったら疑問な人が多いでしょ。
犬だって血統書付きは文句なしに可愛いけど、雑種は雑種で味があってそれなりによかったりします。そういう感じです。

遥か昔から辿ってもユダヤ人っていうのは中東だから、目鼻立ちがくっきりして唇が厚い。それが各国の特徴と上手く混ざり「エキゾチック度」が高くなる。
それでも、ハーフやクォーターが多いというだけならアメリカやイギリスでも同じじゃないか、って思うでしょう?
イスラエル人は年齢を問わず、男はやたらと無精ひげで、女は肌の露出度が異常に高く、男女とも妙なセックスアピールをムンムン振りまくんです。それから服装に無頓着で年相応というものを考えない人が圧倒的に多い。ここがポイント。
単純に言えば、イスラエル人≒見たことのない無国籍風。

しかし、それらにも勝る、決定打。
高級とは言えないけれど、とりあえず三宮駅からすぐ近くのそれなりのホテルの朝食レストランに、ホテル備品の室内用スリッパ履いて、パジャマ代わりに着ていたと思われるシワだらけのTシャツ着て、ヒゲも剃らずに平気で朝ごはん食べに来られるのは、世界中探してもイスラエル人だけだ!

その後、エレベーター内で聞いた2人の英語の発音と話し方で確定。
もう片方の人は、ホテルスリッパでもシワシャツでも無精ひげでもなく、発音・話し方とも完璧な英国人でした。私の目に狂いはなかった。

ちなみに、イスラエル人の英語は、一語一語をハッキリ話すから日本人の耳には非常に聞き取りやすいのですが、命令形がやたらと多く、間違えても全く気にせず最後まで強気です。また、単語が見つからない時の接続に、「エー」と言います。
アラブ人かどうか分からなかったら発音ですね。アラブ語圏の人は「P」の音が苦手で「B」になります。(但し、ペルシャ語はPの音があるのでイラン人の可能性はまだ残っています)。

つまり、どことも判読付かない顔つきで、セックスアピールを撒き散らしながらいきなり超至近距離にベッタリ来て、非常に聞き取りやすい英語を話したら、それはイスラエル人。

というわけで、そんなイスラエル人に会ったことはありますか?
   


posted by Heshbonit at 20:00| 日本⇔イスラエル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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