2008年09月25日

ポールがやってくるヤァヤァヤァ

イスラエルにポール・マッカートニーが来ています。今夜、ライブ。
イスラエルでライブするのは初めて。最初で最後かもね。
VIPシートは1200席限定で5000シェケル(15万)
それ以外はS席で4万5千円、一番安くて1万円くらいだそうだ。

なんでも40年前に来る予定だったんだけれど、賛否両論でガタガタし、結局、「だめだだめだ、ビートルズなんて若者によからぬ影響を与えるから、けしからん!」と、時の教育相が受け入れ拒否をしたそうで。

さて。
けしからんからとコンサートはしなかったのですが、イスラエル人歌手達はビートルズの歌をヘブライ語に訳して歌いはじめました。
1960年代では、海外からレコードを輸入して・・・なんていうのがまだまだ大変な時代でしたから、イスラエル人歌手がヘブライ語で歌うビートルズでも、それなりに受けたようです。

しかし、ちゃんと訳した歌もあれば、イスラエル人に馴染みやすいように解釈したのもあれば、もうムチャクチャにしたのもあり、必ずしもそれが、「正しいビートルズ」とは言い切れません。

たとえば、「ヘイ・ジュード(Hey Jude)」。ヘブライ語版では、「ヘイ・ルツ」。
ジュードってのはスペルでいえば、黄色いダヴィドスターに書かれていた文字ですから、どうもイスラエルではよくない。ってか暗黙の了解で放送禁止用語です。
ちなみに、「ルツ」は、旧約聖書では苦労をした女性の名前。
姑と一緒に収穫後の麦畑でおこぼれ拾うほどの貧乏さん。
♪ヘイ、ルツ、そんなに悩まないで、逃げちゃダメ
って感じで、歌詞全体の意味合いとしたら、ちゃんと訳されています。

でもねぇ。

GIRL」。
 Is there anybody going listen to may story
 All about the girl who came to stay...
 Oh girl, Oh girl...


どう読んでも、僕が好きな女の子のことを書いた歌です。
しかし、ヘブ語版はこちらだ。

「GEZER」

ゲゼル・・・、GとRは合ってますけど。
ようつべで検索して聴いたら吹いたよ、もう。
ヘブ版動画をアップしても分からないと思うので、全訳しました。
こちらをどうぞ。

「にんじん」
  歌詞:ディディ・マノシ(ヘブ大文学部卒。コラムニスト)
  作曲:ポール&ジョン

この世に菜園から取れる野菜が嫌いな人間はいない
コールラビ 赤カブ アスパラガス わさび
ナス ピーマン ニンニク タマネギ
そしてニンジン ああ、ニンジン

もし俺が自分で選べないというなら
ソラマメや青マメはくれるな
カブもキャベツもズッキーニもほうれん草もいらない
その代わりニンジンをくれ ニンジン

ニンジンは 美味くて健康的だ
具合が悪いヤツには ニンジンを食わせろ
この俺がほしいなら 皿にニンジンをのせてくれ
ニンジン ニンジン ニンジン

女はたいていしっかりしたもので
旨い味に掻き立てられるものだ
だからでっかいスイカや キュウリが好きなんだ
もしくはニンジン ニンジン ニンジン 

俺はカボチャ頭のオンナはいらない
もうそういうのは経験済みだ
だから俺は赤毛のオテンバ娘がいい
そう ニンジンみたいな ニンジン ニンジン

・・・。

どっちがけしからんか分かりません・・・。
正しいビートルズを入れたほうがよかったのではないでしょうか。
posted by Heshbonit at 20:00| イ国の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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