2007年07月16日

投票率アップ法

出勤。

会計士が来る日。
先輩部員と原価担当は、会計士に不満をぶちまけたものの玉砕したらしく、非常に機嫌が悪い。
世の中、上手くいきませぬ・・・。
引き継いだ仕事の一部(日々更新の仕事)は、なんとか要領が分かってきました。分かったら「なんだこんなものか・・・」ってな。これじゃ、給料アップはムリだな、と我ながら。タダで勉強できるんだと思って耐えることにします。

学校があるはずでしたが、「調整中」ということで今日もないらしい。

うーむ。
1日書かないだけでも、何を書いていいか分かんなくなっちゃいますね。
今日も書かないで、他所のブログで暴れる予定だったんですけど、こいつが・・・。

160707.bmp


さて。
日本で選挙だということで、在外の私にも大使館から何度かお達しが来ます。
年金やらなんやらが焦点だそうですが。ああ、他人事・・・。
住んでいない者にとっては、深く考えるが出来ません。
イ国の政治ならいろいろ考えますが。選挙権がないですけど。
しかしながら、昨年の選挙の投票率が歴代最低(62.3%)だったそうです。

そこで、
今日のイ国の国会で、「投票率を上げる方法」が提案されました。

「選挙に行かなかった人には、その日の給料を出さない」

イ国の選挙は平日に行われるため、選挙日は全国民の休日となります(もちろん、営業している店もありますが、基本的には休日扱い)。
そこで、投票所で選挙をした証明を雇用主に提示すれば、「選挙にいった」として給料計算されるとし、もしも、雇用主に提示がない場合は、欠勤とする。
同様に、失業保険や生活保護を受けている人にも、選挙に行かなかった日の分の手当を出さない。

これなかなかいいアイデアですよね(たぶん、どこかの国で採用されているアイデアのパクリだとは思いますけど)。


そうそう、他所様のブログでこんなの見つけました。モテちゃった占いだそうです。

黒ハートモテちゃった白書黒ハート
Heshbonitさんのモテモテのタイミング(モテミング)は

★第1回目:「20歳」!!
★第2回目:「39歳」!!
★第3回目:「47歳」!!

モテモテのチャンスをゲットしてきたかな!?でも、モテるのは、まだまだこれからだよ!運命は自分で切り開くもの!!
Heshbonitさんにはあと2回もモテモテのチャンスがありますよ!!

☆恋の性(さが)
★第1回目:「20歳」!!
・細かい心の変化をデリケートに言い表せるのが素敵だね!
★第2回目:「39歳」!!
・“愛人にしたい”と密かに思われていそうだね!
★第3回目:「47歳」!!
・大人の魅力で若い人から信頼を勝ち取っていそうだね!
☆恋のラッキーアイテム
「ピアス」
☆恋のライバル
「浮気相手」

・・・47歳はもういいのではないでしょうか。
それから、ピアス穴は空いていません。
posted by Heshbonit at 17:00| イ国のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月14日

どうして日本はそうなのか

日本のネットを見ているとやたら出てくる「格差社会」

昨日今日に始まったわけじゃないんだし、とりあえず皆携帯電話を持っていて、人並みの生活をしているわけだから、昔に比べたら今のほうが格差がないんじゃないかとも思うんですけれど、どうなんでしょう。
少し前に勝ち組だの負け組だのという言葉が流行ったのと同じような感覚なのでしょうか。

「日本人はどうしてそうなのか?」

先日、コメント欄にそういう疑問がありました。
そうなんですよね。

こうやってイ国で生活していて、「え、なにそれ?」ってことがたくさんあるのですが、「ま、いっか」と流せてしまう毎日。もちろんイ国だけではなく、海外旅行などに行っても、唖然とすることが多々あるものの、だからって腹が立つかといえばそれほどでもない。
自分に危害・損害がある場合と、プライドを傷つけられるようなことさえされなければ、「しょうがないよねー」として、諦めてしまう。

でも日本はそうじゃない。
スーパーのレジで3人くらい並んでいたり、コンビニの店員がレジにいない時に精算に立つと、どこからともなくダッシュで飛んできて、「大変おまたせいたしました」と平謝りされる。電車が数分遅れると、「申し訳ありませんでした」とアナウンスが流れ、「遅延証明書」がでる。
電話なんてワンコールが常識。3コール目で「大変お待たせいたしました。◎◎社の担当△△でございます」とこれまた平謝り。
百貨店の定休日前は、「誠に勝手ながら、明日は定休日のため、閉店させていただきます」と思いっきり謙ったアナウンスが流れる。

だからって、江戸時代にしても明治時代にしても、こんなに皆、ヘコヘコ謝っていたとは思えないですよね。
士農工商の士とその家族なんて全体の1%で、さらに時代が変わってそのかなりが平民になったわけで、大半がお百姓さんだったり普通の町人・市民だったりしたわけでしょう。どう考えても自分の地主やらお侍さん以外の人に対して、ヘコヘコしなかったでしょ。

いつの間にそうやって、日本が型に嵌っていくようになったのか、すごく不思議。
ま、ある意味、お百姓さんも町人も皆が「平民」になるためにそういう型にはまっていった結果がこれなのでしょうか。


面白いのは、日本人の謝罪。
事故があったらとりあえずその場の加害側が謝る。でも謝った所で裁判の時に不利にならない。
以前書いた気がしますが、イ国の船が日本の漁船を沈没させた時も、カナダ製の飛行機で事故があった時も、それぞれの代表者がとりあえず謝罪したんですよね。なんだか不思議な光景でした。おそらく、日本側が「これは日本の文化だから、謝った方がいい。そのほうがとりあえず遺族が静かになるから」とでも言われたのでしょう。


型に嵌める代表が、日本の駅に大量に表示されているK国語とC国語。
あのね、一体どこの国が、特定の国からの観光客が増えたからと言って、その国民のためだけに、その国民の言語での表示を増やしたりしますか?
どの国だって、自国語と英語(公用語)で十分でしょ。それこそ、ローカルの地下鉄やバスは自国語だけの表示だけのところが多い。

あれは別に、「日本国に観光で来てくれたK国人・C国人のための優しさ」、ではなく、彼らを「日本という型に嵌めるための手段」ですよね。
つまり、彼らが文字を理解できなくて、まごついて止まったり、流れに逆流したらジャマだから。優しくもなんでもないの。逆に言えば、「観光客に聞かれて答える人がいない=冷たい」ってことじゃない?

ついでに言えば、あんなにたくさんの言語で書いてあったら、英語(ローマ字)しか理解しない人の混乱を招くような気がします。
私たちは日本人だから、書いてあるのが、「日・K・C・ローマ字」っていうのが判読付くけれど、例えば英語圏の人にしたら、日本語もKもCも同じ文字(=全て日本語)にしか見えませんよね?
「あんなにたくさん書いてあるのに、ローマ字で1行だけなのはなぜか?」って、不思議な気持ちになるような気がするんですけれど。


この型っていうのが結局なんなのかというと、数字なんじゃないかと。
平均年収はいくら。平均年齢はいくら。何でもかんでも数字がある。
勉強する人は偏差値。営業の人ならノルマ。
2X歳には就職をしなければならない。3X歳ならば結婚しなければならない。3X歳なら子供を産まなければならない。3X歳なら家を持たねばならない・・・。
2X歳が乗るべき車はこれ。3X歳ならこういう車に乗るのが普通。
2X歳ならこういう服装をするべき。3X歳に相応しい髪型はこれ。その服装や髪型のために費やすお金の基準は一体どこからくるのか・・・。
数値から外れた者は基準以下とされる。基準以下の者に敗者復活戦がまずない。


ま、これだけズラズラ書いて、私がアンチ日本なのかといえばそうじゃないです。
ええ、根っからの日本人。生粋の日本人。くどいくらいの日本人。
煮ても焼いても干しても、剥いても切っても日本人。
カタチとか流れっていうのは非常に苦手なんですが、「日本人としての根性」を捨てることが出来ない。

たとえばですね。
上に数字のことを書きましたが、イスラエル人が時間にルーズなのはガマンしても、日本人が遅刻するのは許さない。
時効だから書きますけど、以前コチラで知り合った日本人女性、連絡なく2回遅刻してきたので、それ以降のお付き合いをキッパリやめました。「時間すら守れない人」は信用しません。
それと、日本人会の集まりなどでも(前に住んでいた国も含めて)、どう見ても遅刻する理由がなさそうな人に限って遅れてくるのが許せない。
駐在員が仕事が延びてしまって駆けつけました・・・というのは見れば分かりますが、そういうのではなく、「現地化した」としか思えない日本人。
そりゃ確かに現地人のパーティーっていうのは、定刻から30分くらい遅れて行くのが普通だったりもしますけれど、日本人にそれは有り得ない。
ね、ほら、「有り得ない」って、そう考えてしまう。
日本人たるもの、時間は守るべきだ、って。

不思議なことに、イスラエルでイスラエル人にムチャクチャな態度を取られても何とも思わないけれど、日本に一時帰国した時にサービスが悪かったりすると、なんか腹が立つ。「てめぇ、何だその態度は!」と言いたくなる。言いませんけどね。もう若くないんだから(え、若い時は言ってたのか?)


でもね、時間を守るとかサービスに努めるっていうくらいならばそれはそれで素晴らしいことなんですが、そうやって全ての物を同じ型に嵌めて、マニュアルに収めて形成しようとした時、爆発してしまったりする。

パンで言えば、捏ねすぎたとか、醗酵させすぎてしまった状態。

とにかくエスカレートしすぎてしまう。
何でもかんでも謝らなければいけない。何がなんでも期日に間に合わせなければならない。何が何でも数字を達成しなければならない。

だから、会社の帰りに同僚と飲んだり騒いだり歌ったりする。
そんなことで発散できないと、我を失って酔っ払って知らない人にしなだれかかったり、電車の中でオネーチャンのお尻や胸を触ったりする。
軽犯罪ならまだしも、思いつめて自分の命を絶ってしまう人がたくさんいる。


だからって、日本って危険な国なんでしょうか。
テレビで「今の日本は危険だ」なんて騒ぐほど大変なのでしょうか。
とんでもない。恐らく世界屈指の優秀で平和な国だと思うんですよね。

「このままでは将来の年金がどうなってしまうのか!」

年金が払われない可能性は、まずないと思います。
「2040年以降、年金支給額上限は1人3万円。生活保護は1人2万円。少子化で子供もいないし、日本にはお金がないんですから」
・・・なんていう勇気ある決定を下す首相や厚労相、出てくると思いますか? 
どんなに経済が傾いても、社会保険庁が赤字でどうしようもなくなっても、自分のポストを維持するために、自分の任期だけは年金を支給するでしょう。
そしてその次に厚労大臣になった人が見て「うわ、なんだこの赤字は!」と卒倒しそうになったとしても、やはり自分の任期だけは年金を支給します。
自分のポストだけじゃなく、命だって危ないですからね。


イスラエルなんてもっと大変ですよ。
海の向こうから、命中率の低いロケットが飛んでくるのとはワケが違いますから。敵国の数だってハンパじゃないし。
もっと大変ですけれど、誰も危機感持って暮らしていないです。
日本のマスコミがきて同じような「この国は大丈夫か!」なんていう番組作ったら、もうスゴイコトになると思います。

他の国だってそうでしょうね。ヨーロッパもアメリカもアフリカもアジア諸国も、もう危険で危険でどうしようもないと思います。
だからって、国民がそんな危機感持って生きているとは思えない。

少子化だって日本だけの問題じゃない。イスラエルも少子化の危機です。
その危機は、年金なんていうレベルではなく、『イスラエルの存在理由』に関係するほどの危機です。どんな危機? ま、想像してください。
でもだからって誰も「お国のために」という強い意志で子供を産む人はいないでしょう(やれば勝手に出来ると言ったほうが早いかも)。


危険だ危険だと妙な番組を作るから、将来を悲観するんじゃないでしょうか?
何でも情報として取り上げて流すから、それを見た人が、隣りの人と比べて、格差が明るみになるのではないでしょうか?


おにぎりが食べたいと一言記して孤独死した男性がいたそうで。

あの新聞を読んだ誰もが、「おにぎりくらい、言ってくれたら、いくらでも上げたのにねぇ・・・」と思ったことでしょう。

でももしも、自分の家の近くに、単身で身寄りがなくていつも同じ服を着ているような男性が歩いていたり、児童公園にじっと座っていたら、話しかけますか?

「不審な男性がいる」と、警察に通報するのではないでしょうか。

現代の日本では、誰も彼を助けない。それが常識。
posted by Heshbonit at 15:00| 真面目なたわごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月13日

不思議なオッサン

なんだかドタバタした1週間だった。

学校が始まったと思ったら2回目の授業は調整中といわれ、工場の経理の引継ぎも怒涛の如く。「あとはご勝手に」と丸投げされたと言っても過言ではない状態。
かなり精神的にも疲れた1週間でした。
自分の意思とは別の方向に物事が進んで行きます。
これを面白いと思えるには、まだまだ修行が足りません。

昨日の午後、ムチャクチャになっている銀行勘定をあわせるために悪戦苦闘していたら、午後4時頃に、引継ぎのために工場に行っていた原価担当が帰ってきて、初めは苦笑だったのが、話しながら見る見る顔が変わってきて、最後は私たちに八つ当たり。
八つ当たりされても困る私と先輩部員。そしてそれぞれの大グチ大会。
3人の意見は、
「そりゃ、やりたくはないけれど、これが決定なんだからしょうがない」

結局その後、19時近くまで職場に残って仕事をしました。
残業代は付きませんよ、もちろん。仕事を引き受けたところで、給料だってほとんど上がらないだろうな。
でも、「彼女は仕事が出来ないから」と何の仕事も回ってこないとか、仕事を減らされるのに比べたら、マシです、たぶん。そう思うことにします。

「アタシ、ここで何やっているんだろう」と、幽体離脱な気分。
ホント、何やってるんでしょう。


さて。
そうこうしている間に、レバノン戦争から1年が経過。
去年7〜8月のブログを読んでも、「あー、大変だったんだ・・・」と自分で書きながらもすごいや・・・と。その最中では、そんなもんだと思っていましたが。
そうやって人間、年を取っていくんですね。


そうそう。
2日前、危険物課のボスと買物に行く用がありまして。
その店がある地域には、いつも一風変わったオッサンがウロウロしています。あ、家族と同居はしているそうです。
買物を終えた後、ボスは店の人と話を続けていたので、私だけ先に外に出たら、そのオッサンに急に声を掛けられました。

「ベトナム! ベトナム! ベトコン!!」

私、日本人で、ベトナム(ベトコン)ではありません、と言ったら、

「ヤパン、ヤパン! トゥキョ、ヨコハマ、コウベ、ヒロシマ・・・」

そこまではよかった。あら、日本の地名を知っているのね。

しかし、その次だ。

「サセボ、ミサワ、ヨコスカ、アツギ、ヨコタ、クレ、カデナ、フテマ・・・」

・・・がく〜(落胆した顔)

何なのオッサン、と思った時、ちょうどボスが出てきました。

「奴となんの話をしていたんだ?」
「ベトナム人って言われたから日本人だって言いかえしたら、あの人、日本にある軍関連の地名をズラズラ言い始めたんだけれど。普通の人じゃないよね?」

ボスも彼について詳しくは知らないものの、人に聞いた話では、元は軍関係者で事故に遭ってしまったらしい、と。
なるほど、元軍関係者ね。とは思ったけれど、たとえおかしくなくても、日本の米軍関連施設がある地名をそんなにスラスラと言えるものじゃないでしょうに…。
     
posted by Heshbonit at 19:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月12日

まさかの展開?

昼休みで家に帰ってきました。
先ほど仕事をしていたら、学校の事務局から電話があった。

先日の授業で、「この校舎は事務局から遠いし、通いにくいから、次は本校舎の教室が使えるように事務局に話しておく。金曜日の授業の場所については、前日の木曜に事務局から電話をするように行っておく。もしなかったら自分でかけなさい」と先生に言われていました。

さて。
10時過ぎ、事務局から電話がありました。
「授業はどう?」と聞かれたので、
「テキストも何もない状態での授業は非常に大変だから、早く本を買いたい。でもそれ以外は、少人数のクラスで雰囲気もいいから今のところは気に入りました」というようなことを言ったら

:「それが問題なのよ」

このコースを受けたいという希望は当初30人だったのが、15人まで減った(減った理由は知らない。適さなかったのか辞退なのか・・・)。そして月曜の初日に集まったのが、たった9人。

:「その上、明日(金曜)は半日だし、もっと来ないのが目に見えているのよ。だからちょっと検討するから」
:「検討するというのは、コース中断ということですか? 来週の授業は?」
:「中断するかどうかまでは考えていないわよ。来週のことも含めて、先生とも話してから連絡します。とりあえず明日の授業はないから」

そこで、私はどうしても勉強をしたいし、もしそれで授業料が若干上がるというならそれでも構わない。私は金曜のほうが通いやすいけれど、もしも別の曜日になるならそれでも仕方ないし、とにかく授業をして下さい、というようなことは伝えておきましたが。

なんだよなんだよ、この展開はっ!


誰ですか?
「やったー、これでまた毎日更新♪」とか思ったのは?
posted by Heshbonit at 12:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月10日

口伝な授業

昨日の学校のことを書きます。

何を勉強するかは伏せておきますが、まぁ、私がやれることといったら、仕事に関係したことだけです。そういうつもりで読んでください。

前日に電話があり、「明日17時に◎◎校舎の414号室で始まるから。じゃあね」というすごい連絡がありました。まず、◎◎校舎がどこか?から知りません。
電話を切られそうになるのを止めて、校舎がどこにあるのかを聞き、それ以外に何が必要なのかを聞こうとしたら、「とにかく教室に来ればいいのよ」
初日だからガイダンス? 「授業が始まるのよ」
テキストとか買ってないし・・・。「だから、全て明日説明するから。バーイ」

電話を貰ってから直前まで、「どうしよう。やっぱ止めようか」と悩みに悩んで、悩みながら校舎に到着し、どうしようどうしようと思いながら校舎に入りました。

生徒は15人ほど。でも初日に来ていたのは9人。
コース概要が書かれている紙を配られて、先生が「それに目を通して」と言って、出席を取った5分後、ホントに授業開始。
ですが・・・。

「じゃ、今から言うから、書き取って」

口伝(く・でん)

1.情報伝達方法の一つで、口頭で伝えること。くちづたえ。また、伝える行為や伝えられる事柄そのものを指す。同義語に口承、伝説、伝承。
2.伝統芸能や武道などの芸道において、師匠が弟子に流派の奥義や秘伝を口伝えに教授すること。同義語に口訣(こうけつ)、口授(くじゅ、こうじゅ)があるが、現代ではあまり使われない。
3.2から転じて、奥義や秘伝を記した書物。いわゆる秘伝の書。


前に通っていた簿記コースでも、教科書が揃うまでの間は口伝でしたから、慣れてます。・・・が、しっかりしていると思い込んでいたこの学校も、口伝かよ。
先生は、自分用に箇条書きにメモした紙を見ながら口頭説明。
その最前列に座って書き取るものの、もう必死です。分かりにくそうな単語はホワイトボードに書いてくれますけれど、書き取り率8割(間違えも含む)。残りの2割は「教科書にきっと書いてあるだろうし、聞き返すのも面倒・・・」と放棄。

それにしても、いい加減、腹が立って来た。お腹もすいてるし。

:「なんで口伝なんですか? 教科書が揃う前っていうなら、なにか書かれたものをコピーして配るなりなんなりすればいいじゃん。こうやって書き取るのって、想像を絶するくらい大変なんですけど。しかも、先生が言っている事を聞き取り間違えて、全く違うことを覚えたら、学校に来る意味が全くないです。私、ガイジンなんだからっ!(こういう時、ガイジンを妙に強調する)」
:「でもさっきから、あなたの書くペースに合わせて言っているけれど、割とちゃんと書いてるじゃないか。それに、字がムチャクチャ上手いし、これでガイジンだって言うほうが不思議だ。
 とにかく、数回はこの形式で授業をするということで事務局と話をしてある。教科書を買ったら私が話すようなことは全て書いてあるから、まずは書き取って概要を理解して、授業に慣れなさい」

休み時間、興味を持った数名がガイジンの文字を見に来る(笑)。

というわけで、
「初日から全員分の教科書が揃っている」「初日はガイダンスで、『次の授業までにこういう教科書を購買部で買って用意しておくように』と指導される」
なんて思っちゃいけません。

とりあえず初めからいきなり授業。授業の数回は口伝。
どうやらこれがイスラエル方式らしい。

あと数回はこんならしい・・・。
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月09日

学校が始まりました

夕方から学校が始まり、少し前に帰ってきました。
今日はまだ顔合わせだろうとタカくくっていたら、
・・・あ、長くなるから明日書きますね。

そういうわけで、今後は、生活のペースが変わりますので、
タイトルは変えませんが、「何が何でも毎日更新」は止めます。
コメント返しが遅くなることもあると思いますがご了承下さい。

「時々じらす恋愛ルールズ」ではありません。
「更新がないってことは、ロケット砲が当たった?」
                       ・・・違うってば。

でも、皆さんのブログ訪問(≒荒らし)はムリでもする予定。
そうでもしないと友達がいませんので。 

 
090707.bmp

腹立つ犬だなっ!
posted by Heshbonit at 22:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月08日

新・世界の七不思議

出勤。

請求書が届き、それなりに忙しい。
10時過ぎ、先輩部員は退職する工場の経理主任の一部引継ぎに行ったものの、午後、キレて帰ってくる。
いつもどこでも、引継ぎっていうのは大変です。


「新・世界の七不思議」なるものが発表されたそうです。

@チチェン・イッツァのピラミッド(メキシコ)
Aイエス・キリスト像(ブラジル・リオデジャネイロ)
B万里の長城(中国)
Cマチュ・ピチュ(ペルー)
Dペトラ(ヨルダン)
Eコロッセオ(イタリア・ローマ)
Fタージ・マハル(インド)

日本の清水寺が落選してしまいました。まったく、侘び寂びが分からない奴らだ。
でも、こうやって並べてみると、「世界まんべんなく」選んだみたいなもので、「アジア地域として選んだ結果、万里の長城に負けた」ということでしょうか。

残念ながら、コロッセオとタージ・マハルしか行ったことがない。
ペトラがあるヨルダンは、パスポートにイスラエルのスタンプが押してあっても行けるのですけれど、ま、ペトラだけ見に行く気が起きず(だって、それ以外にヨルダンに見所なんてないし)、今後も行くことはないと思います。
タージマハルは、別にすごいとは思わなかったです。周りにいるインド人がうるさすぎたからとも言えます。

ユネスコが一切関与しないということは、世界の観光を促進しようという遊びのようなもの、ということでしょうか。

あー、どっか行きたいなぁ・・・。


◎パン製造スト、継続中。
通商省は、「イヤなら作んなきゃいいじゃん。パン屋は、統制価格パンを作らなければならない、なんていう法律はないんだから」と強気発言。

そうなんです。他のパンは売っているんです。
それに、倍価する高いパンを買って、これまで6枚食べていた人は3枚にすればダイエットになるし、「高いんだから大事に食べよう」という「もったいない感」が身につきます。(イスラエル人、食べ物を粗末にする人が非常に多い)。

でも、私のパン粉・・・。
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月07日

7月7日

070707.bmp

 うちのワンが教えてくれました。
 そっかー、七夕ぴかぴか(新しい)ですよね。
 そんなこと、キレイに忘れていました。


いかにも東アジアらしいストーリー。こっちは中東ですから、7月7日だろうが6月6日だろうが、いつもカラッカラに乾いて晴天ですから。

私くらいのお年頃になると、「星に願いを」なんて、もうこっぱずかしくて考えられません。とにかく目先の利益。

  給料が上がりますように。
  学校の授業についていけますように。
  試験に落ちませんように。
  ちょっと体重が落ちますように。
  黒のアコード(中古)がほしい。


年に1度せっかく乙姫と彦星が会えるっつーのに、もう煩悩全開。

でも考えてみたら、子供の時から子供らしい夢なんて抱いていなかった気がします。かなりひねくれた子供でしたから。

20歳に入ってからです。なんかこう、「夢」みたいなものをやたらと追求したくなったのは。そう、人生を完全に踏み違えたのがこの時です。
子供の時に病床で描いた「憧れの国に行ってみたい」という夢を、「航空券とホテル代を払えば行ける」ということで実現したため、「そっかー、なんでも叶うんじゃないか!」と大いなる勘違いを起こしてしまったわけです。
広い世界、行ける所ならどこでも行ってみたかった。
地図で見た国、百科事典で読んだ国、歩いてみたかった。

もうそこからは誰も手が付けられない(ってか誰も手を付けない)、とんでもない状況にどんどん進んでいった。家族も誰も、私を止め(られ)なかった。
誰か堰き止める人がいたら、おそらくおとなしく留まって、今頃は普通のパート主婦になっていたのではないか?、と思うこともありますが(苦笑)、それでもまぁ、ムリだったろうな。
我ながら、本当に制御不能だった。たとえ、タイムマシーンがあって、今の私が、「あとで苦労するから止めとけ」と後ろから羽交い絞めにしたとしても。

20代はわが青春でした。
その20代の大切な時期にあまりにも長く浮世離れしたために、もはや日本には適合できず、行く場を探してきたのがここで、居場所が簡単に見つかってしまったために居つくことになり・・・、現在に至る。

情熱を燃やす火などなくし、失望も絶望も知り尽くした30代。
最早、夢を抱いて失敗することなど怖くてできぬ。

そして、普通の願いを抱く。

  給料が上がりますように・・・。
  それと、黒のアコード。
  おいおい、授業が先だろ。
  まだランティス、元気なんだから・・・。


皆さん、短冊には何を書きますか? 
夢ですか? それとも、煩悩全開ですか?
posted by Heshbonit at 17:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

冷えたビールvs熱燗

金曜日半日出勤。

工場の経理主任が電話を掛けてきて、「銀行勘定がおかしくなっているから、もう触らないでいい!」と一方的に怒鳴って、切れた。
先輩部員に言うと、「彼女の教え方が悪いんだから、放っておけばいい。お金が消えたわけじゃないんだし。修正仕訳なんていくらでもできるんだから。何も彼女のやり方を踏襲しなくても、彼女が辞める日までの残高さえ合っていたら、あとは会計士と話して、こっちの経理部のやり方でやればいいだけのこと」

引継ぎってのはいつも大変です。


さて。
先日、在留邦人のX氏と話していた時のことですが。

神戸出身のX氏ですが、海外在住が長いために、時々「あ、関西かな」と思わせるようなイントネーションが感じられる程度で、会話はほぼ東京標準語。
さて、私は神奈川多摩地方方言。ブログの文章そのもの。
状況に応じて使い分けますが、相手が対等な場合は、自分でも感心するくらい話すペースが速いし、よくよく気をつけていないとひどい巻き舌になる。

先日、X氏が兵庫出身の日本人旅行者と偶然出会ったそうで、
「それはもう、ものすごく温かい言葉だった」と。

「それって、私が喋ってるのは非常に冷たいという意味ですか?」
「Heshbonitさんは、冷蔵庫でキンキンに冷やしたビールといいますか、とにかく会話のペースも速いし、いろいろと知っていて面白いですけれど、やはり同郷の人との会話は、熱燗という感じですね」

なるほどね〜。
五臓六腑にググーっとしみわたっちゃうわけだ。
♪しみじみ飲めば〜しみじみとォ〜

確かに私の会話で熱燗だったら、・・・胃が爛れるな。


神奈川県民の私にはら、非常に申し訳ないんですけど、関西弁って「漫才?」って聞こえるんですよ。人によっては怖い。なんかドスの効いた関西弁とか。
でも、関西の人にしたら「東京の人は怒鳴っていて怖い」と思うらしいですね。

うちの次兄、若い時は、「オレは絶対に関西のオンナとは結婚しないし、箱根の山は越えない」とか言ってたくせに、東京本社の証券会社に箱根の山を越えさせられて京都→大阪勤務になった上に、生まれも育ちも大阪ど真ん中の義姉と結婚したのですから(現在は東京勤務)、人生、何があるか分からない。

そういえば、長兄は大阪在住なんですが、姪(次兄夫婦の子)は長兄のことを「大阪のおじさん」と呼ぶそうだ。
長兄は転勤で大阪に住むようになっただけで大阪弁は話さないけれど、姪にしたら生後〜6歳まで育った大阪に住んでいる長兄に、すごい親近感を感じるらしい。
姪はようやく神奈川弁が馴染んできて、私の両親や近所の人・自分の友達と話す時は大阪弁を使わないのに、帰省した長兄に向かって、コテコテの大阪弁で捲くし立てて話すとか。

神奈川県民ですから基本的に「生まれ育った地の言葉」っていうのはないですが、やはり地元の人と話すと違うなっていうのはあります。テレビ見てても、地元近辺出身のタレントは大体分かりますしね。

でも、別に同じ出身じゃなくても会話のペースと笑いのツボが合って会話が弾めば、「気分爽快☆夏こそ生!」って感じますが(そういう人に巡りあうことも稀ですが)、X氏がいうような、「聞くだけで、生まれ育った土地を思い起こさせる、熱燗のような言葉」なんてありません。
そう考えたら、お国言葉っていいもんだなぁ、と思ったりした。
   
posted by Heshbonit at 18:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

パンがないなら

未だに郵便公社がストとサボタージュを続けておりますが、
なんと、ここまで来ました。

lehemahid.JPG

こちら、イスラエルで1番安い「レヘム・アヒード」というパン。
「レヘム」が「パン」。「アヒード」は「同一の、統制された」という意味。
イエス誕生の「ベツレヘム」は、ヘブ語で「パンの家(ベイト・レヘム)」という意味になります。ところがこれがアラビア語だと、「レヘム=肉」なので「肉の家」。彼らの主食が肉なんでしょうか。

って、語源の話じゃなくて・・・。

このパンは、通産商業省によって政府統制価格が指定されており、現行では、3.65シェケル(税込。日本円で百円程度)で販売されています。
政府統制価格が設定されたのは、建国当初、あっちこっちでムチャクチャな大きさのパンが作られていたため、「最低レベルのパンはこの重量・大きさで、こういう材料でこういう製法で作り、価格はいくらとする」という基準を決めたのが発端。
最低最低と書きましたが、不味くて食べられないわけではありません。イスラエルで厚切りトーストに出来るパンはこのくらいなので、たまに買ってます。あと、パン粉もこれで作るし。


さて。
異常気象等によって世界的な小麦在庫の減少したため、先物取引に影響して、世界的に小麦価格が上昇しています。
これが小麦を自国生産しているイスラエルにも逼迫しており、さらにここ数ヶ月続いているドル下落によって、対外輸出の収入にも影響している現状です。
そこで、大手製パン会社が通商省に、「政府統制価格を12%引き上げてほしい。それが出来ないなら、政府が値上げ分を援助金として払うべきだ」と申請。この12%は、高騰した原料費にあたるそうです。

ところが、通商省はこの意見を却下。さらに
「今年9月末で、このパンに対する統制価格設定をやめる」と言い出しました。

3.65シェケルのパンが12%値上がりしたら4シェケルになります。これを、現在の流通で概算すると、2250万シェケルの差額が出てきます。値上げできないならば、差額分を政府援助金として、パン工場に対して払ってほしい、というのがパン工場側の意見。

それに対して、通商省は、
現在、政府から社会保障(生活保護・障害者手当・母子家庭その他諸々)を受けている約62万世帯で、この2250万シェケルを分配して、各社会保障の支給額に上乗せすれば、1世帯あたり年額36シェケル(990円)、月額にして3シェケル強の増額になる。
つまり、「この3シェケルは、月にパン7〜8個を買う場合の差額に匹敵する(12%値上げ→0.4シェケルの増額)」というのです。

なるほどー。分かりやすいじゃない。

で、もう1つ加えるとすれば、この政府統制パンが、全国パン市場に占める割合は17%足らず。そして、生活保護受給全世帯がこの最低価格のパンだけを毎日食べている、というわけではない。
国民の2割がアラブ系で、彼らは自分達の居住地で作られている古来からの丸くて平べったいパンを主に食べるし、北アフリカ系ユダヤ人にしても同じような平べったいパンを好みます。
ロシアや東欧出身者は堅い黒パンを好み、健康志向の人は全粒パンやカロリー抑え目パン、オーガニックパンなども普通にスーパーに並んでいます。
初めのほうに書きましたが、建国当時の貧しい時代に最低基準の品質と大きさと価格を決めたのが政府統制価格の発端であり、今の時代は、(日本とはまったく比べものにはなりませんが)、それなりにいろんなパンがあるのです。


訴えが受け入れてもらえなかったら?
働かない。動かない。そして、大騒ぎ。

さぁ、イスラエル名物・ストライキの始まり始まり〜!

今朝から、イスラエルの大手パン工場が、政府統制パンの製造を中止しました。
統制価格を廃止してしまったら、量産できる大手工場ならともかく、中小のパン工場の倒産の危機になりかねない。価格競争にどんどん拍車がかかる。
パンは主食だ。これはパン製造業者と全国民に対する挑戦だ。受けて立つぞー!

・・・でも、ちょっと待った。

そう。作らないのは、政府統制パン。他のはあるんです。
市場に占める17%の最低基準パンがないならば、他のパンを買えばいい。そして大手工場が全面ストをしているわけではなく、他のパンは作っているんです。

そう、これがまさに、

パンがないなら、ブリオッシュをお食べ!
文句があるならベルサイユへいらっしゃい!

・・・え? どこに来いって?

ちなみに、現在の通商大臣はこちらの方
宗教政党の党首にしておくのがもったいないほど(?)、男前です。「Heshbonit、イスラエルで誰がカッコイイと思う?」といわれて、この方の名前を言うと、誰もが大爆笑するため、黙っています。


ま、ストライキ、長くは続かないでしょう。せいぜい3日。


※当方、いかなる理由でも「無断リンク・無断記事引用禁止」としております。ご理解下さい。
 
posted by Heshbonit at 17:00| イ国のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。