2007年04月30日

連続盗難事件

昨日、村の温水ボイラー2台が盗まれているのに気が付きました。
今月、すごい雷で大嵐になった日に電気回路が故障し、新しいボイラーを設置した後、故障したボイラーをボイラー室に置いていたのですが、昨日ボスが様子を見に行ったら、鍵が壊されていて故障した方のボイラーが盗まれたいた、と。
8件の住宅に1台備え付けているもので、どういう仕組みにしているのかは話が長いので割愛しますが、ボイラー室のカギを壊してまでというのがなんとも・・・。
しかもこのボイラー室は地上で、近くに住宅があるから、不審人物が通ったら分かるはずなんですけれど。


さて今日。
経理部で仕事をしていたら、事業部長が来て言った。

「ボイラーが盗まれた。ボスはどこにいる?」
「それ、昨日言ったじゃん」
「違う、昨日の話じゃない。今日の話だ」

昨日の夕方、観光部門に宿泊客が来て、風呂に入ろうとしたがお湯が出ない。事務所に電話してメンテが行くと確かに出ない。おかしいなぁ・・・と外に出てみたら、ボイラーがなかった、と。

ボスに電話したら、既に観光部門に言われて切断されて適当に捻じ曲げられているガスパイプを処理しているところでした。

盗まれたのはこういう形で設置されているボイラー。

boiler.JPG

昨日発覚した8件用ボイラーは、外しておいてあったものをカギを壊して盗まれたわけですが、今日発覚した1戸用ボイラーは完全にプロの仕事。
水パイプのインレット/アウトレットを外し、ガスパイプを切断しないと盗めません。もちろん、この白い箱の中にそれが設置されていて、それほど頑丈ではないけれど、カギもかかっています。

イスラエルの都心部では、エアコンの室外機が盗まれるのも普通だったりする。だから、室外機には檻のようなものを設置するのが普通。
でも、うちののほほん村ではそんなことをする人は少なく、「まさか盗むわけねぇべさ」ってな気分なのです。
それが、しっかりカギを掛けていた住宅のそばのボイラー室や、観光部門のスタッフや宿泊客が常に出入りしている宿泊施設の屋外ボイラー。

ボスは昼過ぎにまた警察に行って、盗難証明を発行してもらいに行きました。


「盗むなかれ」って十戒に書かれている基本事項の1つなんですけどね。


自宅では、野菜を育てると誰かに盗まれます。
どう考えても近所の人の犯行です。
面倒なので育てない選択を取っています。
posted by Heshbonit at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月29日

オタフクの憂鬱

出勤。

週明けの月末ですが、まぁそれほど忙しくもなく。

ここ数日、急に暑くなり一気に夏らしくなってきました。
肉襦袢がしっかりしているから冬でも平気で薄着の人もいますが、ここ最近は皆「夏らしい」装いになっています。
寒がりの私も、今日から半袖のTシャツになりました。

「Heshbonit、マッチ棒みたい」
「うわー、折れない?」
「孫のジーンズあるけどあげようか? 小学2年生の」
「その腕、私の手首よりも細いじゃない」

オタフク顔のため、冬場に着膨れして標準体型に見える私は、こうやって毎年夏になると、人を驚愕させる。1人2人ならともかく、会う人会う人に言われると、だんだんイライラしてきます。
ただでさえ、前か後ろか分からないような凹凸なしの体型に加え、デコルテに全く肉がない洗濯板状態だから、余計に貧相に見えるみたい。

とは言っても、日本で普通に売っている服を補正なしで着られる体型ですから、日本にいた時に、「折れない?」だの「マッチ棒」だの言われたことは今だかつて1度もありません。
ってかこれでも日本にいた時よりも、4キロ近くは体重が増えたのですが。

どっちがいいんでしょう。
着膨れするのと着痩せするのと。
絶対に『着痩せする人』のほうが私はうらやましいですけど。


マッチ棒ってそれ、「頭がデカイ」ってことだよね。
「頭がデカイ=ロシュ・ガドール」・・・。
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月28日

ネットカフェ難民?

休日。

昨日の夜、マウスピースをして寝るのを忘れ、朝起きたら酷い頭痛が・・・。
初めて口腔外科に行って、「マウスピースなしでは眠れない」と言っていた医者の言葉がよく分かる。
ってか眠れましたが、後が大変です。もう二度と忘れるものか。

周囲は朝からうるさく、なんだかイライラするので午後はドライブに。と言っても行き先もなく、ただぐるーっと回って帰ってきただけですけど。


新聞で見たら、「ネットカフェ難民」なんていう人達がいるそうですね。

私も学生の時に、「終電がなくなったから、マックなどで夜明かし」なんていうのはしましたが、マックに住めるなんて思ったこともなかったです。
ホームレスですよね、結局は。

こうなると格差社会が云々・・・ということになる。
格差なんてずーっと昔からあったのだろうと思いますけれど。

イスラエルはホームレスは少ないです。もちろん、都心部に行けばいますけれど、そういう人達が生まれにくい環境というか、
◎生活保護の対象が日本に比べたらとっても甘い
◎「ずうずうしい人vsおせっかいな人」の需要と供給のバランスが取れている
◎治安の問題上、そういう人が長居できる場所が少ない。
・・・からだと思います。

でもなんでだろう。
家族がダメなら親戚でも友達でも誰でも、とにかく誰かに頭下げて「お願いです助けてください」って言って、なんとか助けてくれる人はいるはずなんですよね。
人間は1人っきりでいきなり生まれたわけじゃないんだし。

マックやネットカフェといったなんとか一時しのぎが出来る場所に座り込んで、日銭を稼ぐ。しかもそれが若者・・・。
ホームレスの場合は、「事業をしていて失敗して借金取りから逃げた」とかそういう人達が多いけど、若者がっていうのは、異常事態でしょ、これって。
そういう人を支援する団体もある。けれどネットカフェにい続ける。

これじゃ、「ネットカフェ難民という生活を楽しんでます☆」って言う程度にしか見えないんだけど・・・。


ってか、単なる家出人っていうだけなのに、いとも簡単に「難民」という言葉を使うこと自体、すごーくバカげているんじゃない?

総括:日本はとっても豊かで安全な国だな、と。
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

カラカラ

金曜日半日出勤。

何事もなく、いつものようにダラダラと仕事をし、
危険物課に行って、1週間の溜まったアレコレを済ませる。
変化のない毎日だなぁ・・・と思いつつ、まぁこんなものなのだろうか。
あまり変化がありすぎても疲れる年齢ですから。

家に帰って洗濯。150X200cmの厚手フリースのシーツを洗い、場所がないから2ツ折りにして干し、30分後に見たら、完全カラカラに乾いていた。
いくらフリースだからって・・・、強烈な乾燥。
ジーンズやTシャツは1時間ちょっと。

これじゃ、顔の毛穴だって開くはずだわ・・・。え、違う?
posted by Heshbonit at 18:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

1人ぽつねん

出勤。

朝から恐ろしいシュラブで、とにかくかすんでいる。おかげでアレルギーが止まったはずなのに、埃で目が痒いし鼻がグズグズ。

閑散とした経理部。皆さんそれぞれ仕事分担が違うんだからいいんですけど、それにしても、村の経理部にガイジン1人がポツンと働くっていうのはなんとも不思議です。

地方庁の〆が終わり、こちらも支払処理を全て済ませる。
なんか、やたらとミスしている・・・。ま、いいや。
こういう時のごまかし方法も、いい加減覚えました。

なにか勉強しないとな・・・。
仕事しながらそんなことをふと考えた。
田舎だから学校って言ったって近くにはないけど。
なにかしないと。
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月25日

小さい頭

出勤。

先輩部員は週末まで休暇中。
そういう日に限って、朝っぱらから原価計算担当と言い争いになる。
先輩部員がいたら簡単に収まることなんですが。


今日のヘブ語:ロシュ・カタン
ロシュは頭。カタンは小さい。
「Heshbonit、頭が小さくてスタイルがいいね」という意味ではなく、たらーっ(汗)

「他の人より脳みそが足りない」という意味です。

今日、正面切って、言われましてね、原価担当に。
でもぜーんぜん腹も立ちませんでした。
私も三十路半ば過ぎて、人間が出来てきたのかもしれません。

・・・いや、そうじゃなくて。

自分の国の言葉じゃないから、言われても全くピンと来ないだけ。
「あー、これって相手を侮辱する言葉だなー」と思っただけで、「どうしてそういうこと言うかな」と思う程度。


パンチ:「てめぇ、バカかよ。何様のつもりだよ。頭悪いじゃねぇ?」
って言われたら、
爆弾:「なんだと、てめぇこそ何様のつもりだよ。バカにバカって言われる筋合いはねぇんだよ。いい気になってんじゃねぇよ」
と、その喧嘩、言い値で買っちゃうけど♪

前にも書いた気がしますが、日本語堪能なコメリカ人夫と、英語堪能な日本人妻の夫婦は、ケンカするときに、相手に直球ストレートに伝わるように、夫は日本語・妻は英語で、汚い言葉を使うそうで。


あ、言い争いの原因は、私のせいじゃありません。
詳細を省きますが、忙しい朝っぱらからあれこれ言われ、面倒だから、「先輩に聞いて。私は知らない」といい続けたら、切れちゃいました。


んー、ホントに頭が小さかったらいいんだけどなー。
頭蓋骨の大きさはどうしようもないですよね。
せめて顔がほっそりしたら。ただでさえ黄色いから、でかいと目立つんだよね。
posted by Heshbonit at 19:00| イ国の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

1日ドライブ

昨日の夜は、イスラエル独立記念式典がありました。
毎年のことなんですが、とりあえずテレビで見ています。

今年は大統領が停職中のため、女性の国会議長が大統領代理。
プラス今年は、エルサレム統合40周年でもあります。
とは言っても、式典そのものはさほど代わり映えがしません。

大統領代理挨拶やエルサレム市長挨拶などの後、全国から選ばれた12人が短いスピーチの後に献灯し、それが終わったら、軍と警察の代表が出てきて、それぞれの旗を掲げて、ステージでマスゲームをします。

cerem2.jpg

ダヴィドスター(六角星)。って、説明しなくちゃ分かんないじゃん・・・。

それが終わったら、ちびっ子ダンサーズと大人ダンサーズが出てきて踊ります。
cerem.jpg


「ぜんぜん揃ってなくても、殺されないんだ・・・」

と、北の人達が見たら、羨ましがるでしょう。(爆)

だってこれは、イスラエル流。
「どうやったら、この集団の中で自分が目立つか?」ということに専念し、
「隣りの人と同じ動きをして揃えよう」なんて誰も考えちゃいません。



ということで、翌日の今日は独立記念日。
おにぎり弁当を作って、10時頃、村を脱出しました。
行くところって言っても、別にないんですが。

お決まりのイケアとか。
イケア

その隣りにある非カシェルスーパーとか。

そのスーパーの中の、ケーキ売り場。
ケーキ売り場

四角く焼いてあるケーキは、グラム当たりいくら、で売っています。どれもどう見ても、美味しそうには見えません・・・。
こんちょこさん、イ国に来たら、有名パティシェになれますわよ。

最近出来たらしい、スパイス&ドライフルーツ売り場。
スパイス売り場。結構美味しそうです。

写真を撮った後に、「写真撮影は禁止なんだよ」と言われました。
以前このスーパーで、「賞味期限が切れている肉類をスパイスで味付けして臭いをごまかして売っていた」と隠しカメラで撮影してテレビにすっぱ抜かれたからだと思いますが。
ま、どのスーパーでも同じようなことはやっているんじゃない?

今日は、ヤマサさんの醤油を買ってきました。賞味期限も大丈夫です。
posted by Heshbonit at 18:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

戦没者慰霊日

独立記念日前の半日出勤。
今日は、戦没者及びテロ被害者慰霊日です。

イ国が出来て、まだ59年。その間の戦争は7回。

1948年:イスラエル独立戦争---戦没者6000人(概数)
1956年:シナイ戦争---戦没者172人
1967年:6日間戦争---戦没者777人
1968年:消耗戦争---戦没者721人(〜1970年停戦)
1973年:ヨムキプール戦争---戦没者2569人
1982年:レバノン戦争---戦没者1217人(〜2000年撤退)
2006年:第2レバノン戦争---戦没者158人

無数のテロ未遂。無数のロケット砲攻撃。無数の誘拐拉致殺害事件・・・。
まだまだ周辺国との対立が絶えず、多くの問題を抱えている大変な国です。


ヒマな時にロムをする某ネット掲示板に、
「エレベーター修理中の駅で、ベビーカーを抱えて階段を降りるのが大変なので、その場にいた駅員にベビーカーの運搬を頼んだら断られた」
という話題がありました。

「それは駅員の怠慢」「おんぶ紐を持参すべき。甘えるな」と賛否両論の中、
海外に住む日本人複数が、「日本は遅れている。私が住んでいる国では、誰もが率先して弱者を助けてあげるのに。日本の女性は可哀相」と。

なるほど。日本は遅れた国か・・・。
確かにイスラエルでも、ベビーカーを持って階段を降りられない母親が助けを求める前に、周りにいる人が率先して助けてくれるだろうな。
しかし、この国は『先進国』だから、「運搬を頼まれた駅員が客のベビーカーを運ぶ」、なんてことは有り得ません。

なぜなら、


そのベビーカーに爆発物が仕掛けられているかもしれないから


若い母親を装ったテロリストに頼まれ、駅員が好意で運んであげたベビーカーに小型爆弾が仕掛けられていて、階段途中でベビーカーが爆発。
運搬した駅員を含め、階段昇降中の鉄道利用客ら数十人が死傷・・・。

これでは、駅員が加担したとはいかずとも、女性やベビーカーを確認せずに、気軽に引き受けてしまった責任を追求されかねません。
「テレビや映画の見すぎじゃない?」なんて笑う人がいるかもしれませんが、この国では、それが日常的に起こりうる危険がある。

駅員に限らず、イスラエルにおいて通りすがりの見ず知らずの他人に、「この荷物を運んで下さい」「ちょっと預かってほしい」なんて頼むのは、とても非常識かつ危険な言動なのです。
ね、『対テロ先進国』は、考えることが違う。

ペサハ前にも、100キロの爆発物を搭載したテロリストの車がイ国内に侵入し、未遂で終わった。つい先日、南部の町ではロケット砲が一般住宅が落ちた。
路上に長時間放置してある不審車があれば通行規制されて軍の処理班が調べるし、バスに置き忘れた荷物は処理班によって爆破されます。
そんな国です。


さて。年に1回は真面目にこういうことを考えたとして、明日は独立記念日。
そう。イスラエル全国一斉バーベキュー大会の日です。
由来? 前にも書いたけれど、イスラエル人は肉が大好き。
猫も杓子もバーベキュー。ひとつ覚えのバーベキュー。やることないからバーベキュー。手間なし簡単バーベキュー。1番ラクなのバーベキュー。糖尿病でもバーベキュー。高血圧でもバーベキュー。肥満バンザイバーベキュー。

国民の55%が、独立記念日のバーベキューに、肉や副食代に500シェケル(≒1万4千円)以上費やすそうです。また、そのうちの4割以上(つまり国民の22%)は、「独立記念日には、1500シェケル(≒4万円強)の肉や副食を買う」と。


私は毎年恒例、村から1日脱出し、ドライブでもする予定。
燻されるのはゴメンです。
posted by Heshbonit at 16:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

建設ブーム

いつものように朝からスタンドに行き、事務所に帰ろうとしたらボスが、「ちょっと面白いものを見に行くか?」と

現在、村の中に建設中の注文建売住宅まで。

イスラエル全土の田舎村を中心に、注文建売住宅の建設ブームが進んでいます。
目的は、過疎化防止と中央に集まりすぎる人口の分散。
とは言っても、都心部の人が田舎に来るのではなく、元々この辺に住んでいた若いファミリーが家を買うというパターンが殆どですけど。
イスラエルの建設省がバックアップしているため、かなり安く低ローンで購入できるということで、それなりに人気です。

さて。現在、7戸が建設中。
注文建売というのは、基本的規定はあるんだけれど、個人の好みや家族人数に応じて予算内で間取りなどを選べるという方式です。
本当ならば、ペサハ前には外観を終え、内装に入る予定がズルズルと遅れて、未だに外装工事やら水道工事をやっています。
そのうちの1戸に入ってみた。

・・・ひでぇ。

日本だって建売っていうのは仕方ないんだろうけど、いやー、これはちょっとマズイんじゃない?っていう酷さ。
建設は村ではなく、外部の業者がやっているため、ボスはノータッチですが、村の敷地内に建設していますから、ごくたまに上下水道のメインラインに関してなどの会議には参加しています。

うーん、建設材料もそうだけれど、特に酷いのは上下水道の配管。これじゃ入居してすぐに問題が出るだろうな・・・。

「これ、言った?」
「言うわけない。私の仕事じゃないんだから」

ま、そうですよね。ボスは寡黙な人ですから、余計なことを言う人ではありませんし、たとえ言ったところで、決められた予算内で建売住宅を作っているんだから、余計なお世話でしょう。
建設業者とメンテナンスに携わる者の差というのでしょうか。
建設側は、新しいものしか見ていないけれど、ボスは村の危険物管理と、その他村の中の各施設メンテナンス(全てをメンテするわけではなく、状況を判断して外部業者と折衝する)の担当ですから、「壊れたものばかり」を見ているわけで、私にしても、ボスのアシストをこの村に来てからずーっとやってますから、全くの素人ながらも、一通りの理論は分かります。

ちなみに私の家は、一昨年リフォームをした時にボス御自らが上下水道の配管をしてくれましたから、材料から全然違います。その代わり材料費が高かったけど、やはり上下水道というのは土台の次に1番大切です。


さて、経理部。
請求書が一気に届き、すごい勢いで仕事。
郵便ストのため、地方庁の支払が1週間延び、明日が〆日。
買掛先からの電話もすごい。
1人で殺気立っておりました。


今夕から、「戦没者及びテロ被害者慰霊日」です。
posted by Heshbonit at 19:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

言葉の退化

休日。

昨日予告したように、朝6時頃(推定)にトイレに行く夢を見て、見ながらにして「あー、またブログに書けるな」なんて思いながら睡眠継続。
8時に起床しました。


そういえば。
昨日、大使館領事部の方にお電話を頂戴いたしまして、仕事中だったものですから、席を離れて外に出て会話をしました。その後、ちょっと聞きたいことがあり、領事部の方が「折り返し致します」、と。
で、数分後に領事部の別の方にお電話を頂きまして・・・。

しかし、なんて敬語が下手になったんでしょう、私。

しょうがないですよね、話さないもん。
ブログなんて出身地&育った環境丸出しの年齢無関係な言葉遣いだし。
ってか気持ち悪いですからね。ブログだけキレイな言葉遣いって。
どんなに繕っても、実物の私と出会った時に普通に話したら、早口巻き舌の汚い神奈川弁ですから。下手なギャップを作らないようにしているだけ。
神奈川弁って言っても、私は多摩弁に近い方で、神奈川内陸とは違います。


昔はコレでも「接客業」でしたから、敬語やら尊敬語やら謙譲語やらを駆使して、美しい日本語を使い分けることに全力を注いだこともあり、仕事仲間の言葉遣いを注意したこともよくありました。

ブログだと、上で書いたように普通に書いていますから、全く気を遣いませんが、それでも、たとえば、通常の会話では、『ら抜き言葉→見れる・食べれる』を使っても、文章上では、バックスペースキーで戻って、『見られる・食べられる』に訂正しているのです。

それが電話で、「あ、今の言い方、間違えました。聞かなかったことにして下さい。言い直しますから」ってわけには行かないですからね。
昨日は私、領事部の方に、「では、いつか折りを見て、こちらから“ご訪問”させていただきます」。と、言ってしまった瞬間、「やっちまったー! お伺い致します、だろうがっ。このバカ女ー!」と、強烈に恥ずかしくなりました。


イ国でも特別に「敬語」というものを使うことがなく、ビジネス上でも(田舎村の経理部ごときでビジネスはないだろうが・・・)、ビジネス文書のようなものを扱うことはありません。
売掛先・買掛に何かを確認しなければならない時でも、メモ書きみたいな感じで書いて、パパっとファックスを送る。そんなです。

それでも、イスラエルの専門学校や街の職業訓練校には『秘書科』なんていうのがあって、正しい言葉遣いやら、ビジネス文書の書き方やらを一通り勉強し、最後には試験もあるそうですけれど。


えーと、方言関係に戻りますが。
私は江戸末期から維新あたりが好きで、そういった小説をよく読むんですけど、新撰組の近藤さんやら土方さんは多摩上がりだから、彼らのセリフはすごく読みやすいんですが、これが別の方のセリフになったりすると途端に読みにくくなります。
幕末小説に、「壬生義士伝」という小説があります。盛岡南部藩浪人の新撰組隊員(架空?)の一生を描いているいい小説なんですけれど、イヤになるくらいすごく読みにくい。

あ、そうそう。
以前、日本で働いていた時に、友達に聞いた話。
彼女の会社に、バリバリの関西人が入ってきて、関西イントネーション炸裂の会話をする。電話でもそのままで、しかも声が高い。
東京神奈川の顧客を中心に扱っている会社なだけに、顧客から、「お宅の会社にすごい関西弁の人がいるねぇ。ヨシモトの芸人みたいでにぎやかだね」と、好意だか注意だか判らない微妙な意見ももらい、どうしたものか・・・と。

私も似たような経験があります。私が言われた側ですが、気をつけていないと早口で巻き舌のため、関西地方の方には「怖い」と思われるらしい。
私にしたら、関西の言葉の方が怖いんですが。なんとなく。


イスラエルですか?
移民の国ですから、いいんですよ。話が出来れば(たぶん)。
電話の相手に、「あなたの言っている事が判らない」と言われたら、「だったら分かる人に替わって」と平気で言っています。
・・・でも自分でも、もし録音して聞き直したら、聞き取れないかも。

英語が壊滅し、日本語が退化しているくせに、ヘブ語が進化しない・・・。
アフォだ。ただのアフォだ。
posted by Heshbonit at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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