2007年02月28日

2日足りない

[今日の天気:晴れ

出勤。
月末です。2、3日足りないっていうのは、すごーく損をする気がしますね。21世紀なんだから、1月と3月から1日ずつ足して、2月も30日にすればいいのに。

2月30日。

なんか気持ち悪いですよね。
しかしながら、笑っちゃうことに、小切手に2月30日って書く人がいるんですよ。今年は5枚もありました。
銀行では、2月30日とか、4月31日なんて書かれたチェックは、翌月1日に回すことになっているので、私もシステム上はそう処理します。
宗教的とかそういうことではなく(宗教者はユダヤ暦を記入しますから)、ただ単にそういう雑学教育を受けなかったんじゃないかと。


午後イチから、税務署やら社会保険事務所やら、予期せぬ所からの電話がやたらと鳴り、しかも担当がいないと言っても「分かる範囲でいいから調べて今すぐ答えろ」と。
私の発音とムチャクチャな文法のヘブ語を聞いて察して、サッサと切ってくれたらすごくありがたいんですけど。そうは言っていられませんね。コチラはダラダラ部門ぶり全開ですが、アチラさんは月末なんですから。


久しぶりにうちのキッチンから。

前からアップしようと思っていたコイツ。

suihanneo.JPG

昨年秋に一時帰国した時、たまたま梅田のヨDバシで見つけて買ってきました。

前にこんなヤツを「すごいヤツだ」と言いましたが、ぜんぜん違う。
器の厚みも違うし、炊き上がり最高。
こんなので満足していた自分が恥ずかしい。
最近、お米ばっかり食べています。
日本人でよかった・・・。
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2007年02月27日

スト回避(かなぁ・・・)

[今日の天気:小雨/曇り

出勤。
昼前、システムダウン。せっかく一気に入れた月末訂正仕訳が実行手前で消えてしまう。
昼後、システムが回復していたものの、仕訳がどこかに消えてしまい、それを探し出してさらに訂正するのに一苦労。
毎度のことさ・・・。


明日はストライキだと一昨日からウワサが立っていましたが、今日の夕方、回避になるらしい、というニュースが流れました。
ギリギリまで分かんないですけどね。

1年ほど前、もう1つの職場でストライキをした私にしたら、給料を何ヶ月分も貰っていないからストをするというその気持ち、分からなくもないです。

ホント、一部のバカな人間のせいで・・・。

私の時は、確かに事務長が給料カットを勝手に決めたけれど、彼は彼で年間予算などを作り上げて自分の信念があってやっていた、ということは分かっていた。
それよりも、何の助けもしなかった人事担当の方がハラが立つ。今考えても。

ま、いいけど。今はちゃんと給料は貰っているんだから。


イ国のニュース−その1

「シRア、イスラエルからリンゴ7千トン、輸入」

ただし、ユダヤ人が作っていないリンゴ限定。
ゴLン高原のドRーズ族さん達たちのです。
これで今年で3年目。昨年よりも2千トン増量。
シRア側から、国際赤十字のトラックが来て、彼ら介入の元で無事に行ったそうだ。国境を越えるだけなら数分だけど、リンゴに何か仕込みがされていないかどうかを調べるのに3時間かかったとか。

新聞サイトから引用


イ国のニュース−その2

新しく観光大臣に任命されるはずの女性議員、国会サイトに「ヘブライ大学経済学MA」と書いてあったものの、調べたら在籍記録がない。

「あら、書き間違えよ。経営のMAなのよ」
・・・調べたら在籍記録がない。

「あー、そうだったかしら。BAよ、BA。BAは取ったの、別の大学でね」
・・・それすらない。

高卒なら高卒だって素直に言えって。
え、それすらなかったら、どうしよ・・・。
posted by Heshbonit at 19:00| イ国のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月26日

走る凶器

[今日の天気:小雨

出勤。
いつものように適当なお仕事。
先週ホリデーだった某部門のS嬢、今日出てきたけれど、留守中に事務処理がされたものとされていないものがグチャグチャでパニック。雨の中、某部門に呼び出され、仕事に付き合う。


さて。
イスラエルの田舎地方では、『トラクトロニーム』という看板を目にします。
トラクトロン(複:トラクトロニーム)。日本では、3輪or4輪バギーといえば分かるでしょうか。

トラクトロン

田舎地方に来た観光客に対しての『レンタルで貸し出します』という看板で、このバギーで山道やら砂漠やらを走って遊びましょう、というものなんですが、山道と砂漠だけ走っていてくれたらありがたいものの、公道まで走ってくれます。

公道でコイツがいると、すっごく運転しにくいわけ。バックミラーもドアミラもないような車だもん。ついでに方向指示だってない。方向指示器がない場合は、左手で手信号を出すことになっているけれど、バギーで手信号出す人なんて、1度も見たことがない。
土曜や祝日、私が住む辺りの道路を走るのは怖いですよ。こいつらがビュンビュン飛ばして走るんだから。事故も多いわけだ。

今日の国会で、『バギーは普通免許所有者のみ。最高時速40km/hまで』という規則が、ようやく決定いたしました。

従来は、“トラクトロン”という名前から分かるように、トラクター免許(16歳から取得可能)で乗れる乗物だったのです。
上の写真見ても分かるでしょ? 運転しているの、どう見ても子供です。
そして貸す方にしても、まぁいいや、っていう気持ちで免許の有無をそれほど問わない、というケースが多いらしい。
そんなものが90km/hで走っている乗用車を後ろから追い越そうとしたりするんだから、危ないったらないわけ。



しかーし。

イ国にはもっともっともーっと危ない乗物があります。

カルノイット

カルノイット。

電気で走る乗物。最高時速15km/h。

イスラエルってのは車社会で、日本のように自転車で買物に行く姿はあまり見ません。
このカルノイットの需要は、爺さん婆さん。
基本的に、歩道や私が住んでいるような村や各種施設内を走る乗物、として売り出されていて、無免許で乗れます。
「カル(簡単)」+「ノア(動く)」という言葉から生まれた名前です。
簡単に動くから、カルノイット。ジジババが気楽に乗るわけだ。

・・・が、忘れちゃならねぇ。ここはイスラエル。

ジジババが堂々と、町の車道の端をこいつで走っちゃうわけ。
マジで怖いよ。ジジババの運転だからね。
いつどうよろめくか分からないし、いつどう止まるか分からない。
日本の自転車もそりゃ怖いけど、このカルノイットに乗っているのは、大体が足腰弱ったジジババなんだから。
最高時速は15km/hだけど、そんなヨタヨタなジジババだから、速度だって歩くのとさほど変わらない程度しか出さない。ま、これで暴走されたらもっと怖いけど。
足腰が弱ってないジジババは、車を運転するもん。それもまた怖いけど。


当然、こんな乗物が車道の端を走るのは、違法です。上に書いたように、カルノイットが走る所は法律で決まっています。
でも警察が取り締まっても、翌日にはまたコレに乗って買物に行ったり病院に行ったりしちゃうわけだから、どうしようもないんだって。
それを抑えようにも、
「あたしゃ、病院に行かれないじゃないか。このババに病院に行くなっつー権利が警察にあんのか? 病院行かずに死ねっつーだか? おー?」
ってジジババにクダ巻かれちゃう。困ったものだ。
だから、警察もあまり真剣に取り締まらない。そして、ジジババがカルノイットで車道の端を平気で走る。そのエンドレス。

バギーの場合は、主に若者がムチャな運転をするから、というのが問題だけれど、こんなものに乗ってジジババが車道の端を走るっていうことの方こそ、真剣に考えるべきなんですけど。

運転免許の試験直前、「落ち着けよ。この街の人は優しいから、教習車には譲ってくれるから大丈夫だ。しかし、カルノイットには絶対に気をつけろ」と、先生に言われました。


先日、老人施設内でこのカルノイットに乗っていたジジ(92)が、施設内を歩いていたババ(年齢非公開)を轢いてしまい、轢かれたババがジジを訴えた、というニュースが載っていました。

問題は、カルノイットは電気で走る“乗物”であるが、いわゆる“車輌”とは認識されていないということ。つまり、強制保険にも入っていないし、免許も無用。
となると、このジジと乗物を裁く管轄がどこになるのか?ということ。
もしこれを、車輌として認めると、運輸省の規定により、強制保険に加入しなければならないし、免許有無も問われることになります。

この裁判は来月だそうです。



コメ系の車会社にて派遣で働いていた時の社員さん達とは、ときどきメールでの付き合いがあるのですが、3年前、私が生まれてはじめて免許を取れた!とメールしたら、

「今日から“走る凶器”を乗るんだ、ということを肝に銘じるように」

という有り難いお言葉を頂戴いたしやした。
車一筋の人たちにそう言われると、何ともまぁ・・・。
ホントに、車は凶器。怖いです。でも好きです。

ちなみに、私が村で移動用(仕事)に乗っているのはクラブカー(ゴルフカー)。
うちの村は坂だらけなので、カルノイットは使用できません。
強制保険には加入しています。
posted by Heshbonit at 18:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

使い分け

[今日の天気:雨]

出勤。
昨日の観光部門の客入りは凄かったらしい。
イ国全土暖かいし雪はまだ残っているし、そりゃ来ますよね。
北部が本当にその特色で稼げるのは、夏よりもやっぱり冬なんだし、その冬が短いわけですから。もちろん、夏の高原を楽しむっていう人も多いけど、でも日本の夏の緑の高原と違って、イ国の夏は全て枯れに枯れて黄色くなりますから。花が咲くのは冬〜春だし。

午後、巡回医の所へ。

「今年のアレルギーは酷くて酷くて一歩も家から出られず、昨日は1日中寝込んでしまいました。目が死にそうに痒くて痒くて、鼻も止まらず仕事が出来ません。薬は3週間前から飲んでいるのですが、一向に効かないんです」

イ国では、このくらい真っ赤なウソをつくのが常識です。

「何の薬? あー、これね。即効性がないんだよ。でもこれよりも強い薬となるとステロイドしかないから、とにかく気長にこれを飲むしかないよ。
 あとは目薬。え、もっと強いの? じゃ、こっちを試してみて」
常勤の看護士にメモを渡すも、目薬は在庫がないため、後日になりました。


さて、イ国のニュースから。

エルアル・イスラエル航空という航空会社があります。
イスラエル人&ユダヤ人御用達。機内では完全カシェルの食事が出て、シャバット(安息日。金曜夕方から土曜夕方まで)にはフライトを休みます。
しかし、世界は24時間365日休まず動いていますし、ユダヤ人でも安息日を気にしない人もいるし、安息日だろうが何だろうが動かなければならない人もいます。

1977年に、サンドール航空(Sun D'or)という会社が出来ました。
エルアルの子会社で、国際線チャーター便を飛ばすことを主にしているのですが、サンドールはエルアルではない、というトリックを使って、安息日にも飛びます。
クルーはエルアルと同じ。自社クラフトは757が2機だけなので、長距離フライトの時には親会社エルアルのクラフトを使ったりもします。
社名の由来は、サン(Sun)は英語で太陽、ドール(D'or)はフランス語で黄金、つまり「黄金の太陽」だそうです。なぜ英語と仏語を混ぜる・・・?

サンドール航空

・・・ってややこしい話が前置き。


先週の金曜日、トロントからテルアビブに向かうエルアル便に不具合が生じたため、ロンドンのヒースローに着陸しました。この時点で昼下がり。
修理して直る小さな故障ではあったものの、修理後にテルアビブに向かうとなると、到着は金曜夕刻、つまり安息日に入ってしまいます。
さてここで問題。
宗教者の搭乗客は安息日には動けないから、ロンドンのホテルに宿泊してもらうにしても、安息日なんて全く気にしない搭乗客にしたら、「飛べるなら飛んでくれ。ロンドンで泊まらず早く帰りたい」と。
エルアルにしても、土曜の夕刻までロンドンに飛行機を留めておくのは非常な損害です。空港に飛行機を停泊させるのはタダじゃないですからね。

・・・どうしましょ。


「ご搭乗のお客様にご案内申し上げます。サンドール航空テルアビブ行き、ただ今より搭乗手続きを開始いたします。搭乗ゲートX番にお集まりくださいませ」

え、エルアルじゃなかった?
は? ご覧のようにサンドールですが。
でもエルアルでしょ?
サンドールがエルアルの機材を使うのはよくあることです。
カナダからエルアルで来たんだよ。チケットにそう書いてあるし。
・・・お客様、テルアビブに行くんですか行かないんですか?

・・・と空港の案内板を書き換えて、無事、金曜夕刻の安息日に入ってから、エルアル サンドール便はテルアビブに到着。

しかーし、宗教界が黙っておりません。
「イスラエルのフラッグキャリアであるエルアルが、そんなトリックを使って安息日の規定を破るとは、全く持ってけしからーん!」

難しいですね、こういう国は。


エルアルは、1番初めにイ国に来るとき、何も考えずに乗りました。
その時は何も考えていなかったため、厳しいセキュリティ・チェックに関しても、「イスラエル行きだったら、まぁこんなもんでしょ」っていう気分で乗りましたけど、それ以降は使っていないです。

外国人でも、エルアルに慣れると他のフライトはセキュリティが不安だから使いたくない、という人もいるらしいですね。
確かにセキュリティは、他のフライトに比べたらホントに厳しいですからね。グループならラクらしいけど。
それにパイロットはイ空軍卒だし、中にセキュリティも乗っているし。
ロンドン経由で帰るにも、ホントはヴァージン利用したいけど、となると、テルアビブからロンドンはエルアル利用になってしまうため、やっぱり面倒だな・・・と避けてしまいます。



そうかい、嬉しいかい

よかったね、おむすび・・・。
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2007年02月24日

休日

[今日の天気:曇り]

休日。
9時近くまでダラダラと寝て過ごす。

今日はヘブ語で「アビーフ」というひどい霞状態です。
音楽やスポーツ競技などでは、どういうわけかムリヤリ欧州大会に出場してしまいますが、所詮ここは、中東。

この霞の正体は、南のエGプトからの砂嵐(ハムシーン)がこっちまで届くのと、北・東(シRア)の砂嵐がこちらに吹き込むのがあります。

もちろん、本場エGプトのハムシーンに比べたら可愛いものです。あれは強烈。
以前、春にエジ旅行に行った時、△が3つ並んだ所で強烈なハムシーンに巻き込まれたことがありました。
なんとか皆でバスに駆け込んで、嵐がやむのを待ちましたが、現地ガイドさんが「いつも凄いけど、今日のはまた格別にすごい」と。目がどうのというより、砂がビシビシ当たって痛かった。

ハムシーンというのは、アラ語で50。
砂嵐が約50日続く所からこう呼ばれるようになったらしいです。

今日のイスラエル、北東から北西の風(シRア方向)、強風が吹き付けるようなものではなく、ボワーンと霞が上がる状態。気温は、天気予報が言っていたほどには上がらなかった。

これが南風となると、気温が上昇してスゴイコトになります。

目が痒い・・・。こういう日はアレルギーの薬もなかなか効きません。


それでは皆さん、楽しい週末をお過ごし下さい。
posted by Heshbonit at 17:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

イ国人御用達

[今日の天気:曇り]

金曜日、半日出勤。

いつものように仕事をし、今日はサッサと切り上げようと思っていたら、宿泊部門の番頭さんとマーケティング担当さんがやってきました。

実は先日、日本人宿泊者2名様がいらっしゃいました。
偶然にも私が出勤する時に出会って少し立ち話しただけで、どういう経緯でうちを選んだのかまでは聞きませんでしたが、その方は、「ホテルばかりではなく、こういう所に泊まるのは面白い」と評価されていました。
そのお客様がチェックアウトされる時にその旨を番頭に話したそうで、マーケティング担当も一緒に、「日本人観光客を持ってきたらどうか?」ということについて話をしたい、と。

「Heshbonit、前に日本人にはムリだ、なんて言っていたけれど、こないだ泊まった日本人は面白かったって言ってたぞ。それに欧・米からの外国人観光客も泊まるんだし、日本人だっていけるんじゃないか?」


というわけで、

イ国のツィメル(民宿。日本風に言うとペンション)に日本人を持ってこられるか?ということに関して、元添乗員&現地係員の私の見解。


では利点。

面白い
そりゃ面白いですよ。外国人が宿泊するようなホテルなんてどこも同じようなつくりですからね。現地人が旅行で泊まる民宿に泊まるっていうのは趣きがあります。

それなりにきちんとしている
民宿って言ったって、24時間温水は使えるし(バスタブ有りと無しの部屋があるが、各部屋トイレ・シャワーは完備)、全室冷暖房があるし、テレビもあるし、簡易キッチンと冷蔵庫も付いています。過ごすには快適です。

番頭もマーケティング担当も、「そうだそうだ」と喜ぶ。


じゃ、デメリット。

ベッド
どの国もそうですが、大半の国はツインベッドよりもダブルベッド仕様が多い。一般募集の日本人観光客を入れる場合、ダブルベッドの部屋ではダメなのです。

すると、「ツイン仕様の部屋の方が多い」と番頭。ダブル仕様は昨年建て増しした部屋だし、もしツインがいいならば、前日に入れ替えることも可能だそうだ。
「外国人学生グループの宿泊では、ツイン仕様が規定だから、ツインを好むのは日本人に限ったことではない」と営業担当。

んー、いくらツインベッドでも、シングル(90cm)では幅が狭すぎます。最低、100cmは必要なんですけど。
まぁそこは100歩譲って、「ここはこうなんです。ちょっと狭いですが、民宿風の地元のペンションってことで、情緒を楽しんでください」と、添乗員に頭を下げてもらいましょう。

欧州の古城ホテル(シャトーホテル)なんかだって、部屋の大きさがバラバラだったり、バスタブなしの部屋があったり、お湯の出が悪かったりしますから、それに比べたら(快適さだけを言うならば)、イ国の民宿の方がマシでしょう。


「Heshbonit、大丈夫じゃないか。『イ国の田舎の民宿に泊まる』って、面白いよ。旅行会社にそういう触れ込みしてみたらどうだろう」


だったら、最大のデメリットを言いましょう。

騒音[そう・おん]:やかましい音。うるさいと感じられる音

うちの村の部屋数は80室。
日本からイ国に来るグループはせいぜい20人程度、ってことは10室+ガイド・添乗員・ドライバーの部屋が埋まります。
残りの部屋は、おそらくイ国人観光客が泊まることになるわけですが、イ国人、うるさいんですよ。
外でマンガール(バーベキュー)をやるし、遅くまで外に座ってベラベラしゃべるし、ところ構わずタバコは吸う。子供は奇声を上げて走り回ってイタズラをする。

日本人は、煙にも騒音にも、とってもセンシティブなのです。
シティタイプのホテルだったら、ドアと窓を閉めてしまえば外からの騒音はカットできますが(上下左右の部屋からの振動はともかく)、うちの村は戸建の民宿形式ですから、そうはいきません。窓だって、ホテルのようにピッチリと閉まる頑丈なタイプではなく、一般家庭と同じサッシ窓。しかもペアラガスではない。

添乗員やガイドにしても、温水が出ないとか部屋が狭いとか掃除が行き届いていない・・・などというトラブルは、何とか頭を下げてガマンしてもらえても、「うるさい」っていうのはどうしようもないのです。
添乗員・ガイドとも疲れていて早く寝たいのですから、許せません。

どうせフロントのあなた達に言っても、「仕方ない。外でバーベキューをやるのも、外に座って大声で話すのも、イスラエル人のカルチャーなんだから。11時くらいまでガマンしろ」って言うだけでしょう?


田舎に来て、のんびりと地元の民宿風な宿泊施設に泊まる・・・。
イメージとしたら、

空には満天の星、遠くから虫の声が。昼間の暑さを忘れさせる乾いた冷たい風に吹かれながら、嗚呼こんなに遠くに来たんだなぁ・・・と異国情緒に思いを馳せる。

しかしそこで、

周囲が夜中までうるさい・バーベキューやタバコの煙がひどい・隣りの部屋から怒鳴り声が聞こえる(たぶんそれはイ国人の地声)

っていうのでは、何の趣きもないです。ってか都心に泊まってうるさいのよりももっと頭にくること間違いなしですよ。。
先日、日本人の個人客が宿泊された日は平日で、たまたま外国人の学生グループだけで、イスラエル人のように夜中まで焼肉やって大騒ぎもせず、静かだっただけでしょうね。

「そういえば、先月、コメ系学生グループが来た時、イ国人宿泊客が夜遅くまでうるさいって、ケンカになったことがあった」
「・・・で、どうしたの?」
「だからって外で話すなとも言えないし。お金を払ってきているんだから」

ほらね。コメリカ人の若者ですら耐えられないイスラエル人の騒音、日本人が耐えられるわけがないでしょ(爆)。
ってか、「騒音を出すイスラエル人だってお金を払ってきている」って何それ? お金さえ払えば騒音だしていいの? 
コメリカ人だって、わざわざ高いお金を払って海外から来ているのに、騒音にガマンしろって言っちゃうわけ?

うちの村に泊まりに来る外国人は学生グループが多い。それだけに、日によったら彼らの方がうるさいこともあるかもしれません。それに学生にとっては、一般的なシティホテルよりも、民宿形式の方が泊まりやすいですよね。
けれども、日本から来るグループは中高年が多いから、夕食後は部屋で静かに過ごして体を休め、早く寝たい人がほとんど。
うるさくて眠れないという苦情が殺到するのは目に見えています。

・・・2人はちょっと期待が外れたって感じで帰りました。


あとは価格でしょうか。
これは2人には言いませんでしたが、日本のツアーって言うのは大体価格が決まっていますよね。
それでランクを落とした部屋に泊まるとなると、お客様はとっても敏感ですから、「あそこで田舎に泊まったんだからもっと安い料金になるはずなのに」と気にするわけですよ。
そこが古城ホテルで期待はずれだった、っていうのとの違いです。

マーケティング担当は、「旅行会社に営業に行ったら、『日本人は注文が多いから、ホテルに泊めるのが妥当』と言っていた」と。
そりゃそうですよ。イ国の旅行会社だってバカじゃない。
ツアー終了後、日本の旅行代理店が、「お客様からのクレームが多かった。なんでそんなうるさい民宿を紹介したんだ!」と、後日、旅行代金を振り込まないってことも有り得るのですから。
以前働いていた某国の現地旅行会社で、本当にそういうことがありましたからね(理由は騒音ではなかったけれど)。



毎年、ペサハ(過越し祭)の時、コメ系やエゲレス系のユダヤ人(宗教に厳格な方達)が、うちの村の宿泊施設に連泊なさいます。
ペサハ期間は宗教的規制が多いため(食べ物とか家の掃除とか)、コメリカやエゲレスで過ごすするよりも、イスラエルの宿泊施設に連泊した方がラクなのです。
うちの村は、ガイジンでも住めるリベラルな村で、宿泊施設においては、アRブ系イスラエル人大歓迎で泊めます。
それでも、宿泊施設・食事処とも、ペサハ期間は完全に宗教方式に則りますから、厳格な宗教者を泊めることが可能なのです。

ところが今年は、いつもそういった方達を取りまとめる会社が、「北部国境から10kmなんて危険そうだから、泊まりたくない。もっと安全な場所がいい」と難色を示しているそうです。
・・・戦争が終わって、半年以上経過しましたけど。


昨日、イ国の観光大臣が変わりました。
なんとか打開できるでしょうか・・・。


ちなみに、うちの村があるところは、日本の外務省の基準によると、「十分注意してください(レベル1)」で、普通の所と全く同じ。

外務省安全情報より引用。クリックすると大きくなります

国境ギリギリは、「渡航延期をお勧めします(レベル3)」です。

どうでしょうね、いつはくさん・・・
posted by Heshbonit at 17:00| 日本⇔イスラエル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月22日

戸締り用心

[今日の天気:晴れ]

出勤。
なんてことのないごくごく普通な木曜日。
のほほん気分で仕事をしていたら、なにやら廊下で話し声。
地獄耳ですから、廊下に出なくても聞こえます。

「・・・被害は?」
「お金だけだって。詳しいことは聞いていないけど」
「ドアは閉まっていたの?」
「鍵はしてあったらしいけれど、テラス側から入ったらしい」
「昼12時から午後3時の間だったって」
「えー、そうなの」

部屋を出て、「なになになになに、誰の家?」と会話に参加したかったけれど、手提げ金庫を開けている時間で、かつ、監査法人から支払いに関する問い合わせ電話が掛かってきたりして、出るに出られぬ・・・。
片耳は受話器だけれど、片耳は廊下の声。おかげで、折り返しのファックス番号を3回も聞き返してしまいました。


先輩が席に戻ってきたから聞くと、村のある夫婦の家に空き巣が入ったと。
現金と言っても大金ではなく被害額は低いけれど、気持ちが悪いですよね。

のほほん村、最近でこそきちんとカギをする人が増えてきたけれど、それでも都心部に比べたら危機感が低いです。田舎ですから。

たとえば、イ国の町の住宅の窓には必ず格子が付いています。よほど高層階のマンションは別ですけれど。
でも私の村で格子がついているのは、経理部だけです。
うちの村だけではなく、かなりの田舎村ではこんなですね。

イ国の有名鍵会社は、鍵1本で四方にロックできるというものを製造しています。で、その鍵も専用カードを持っていないとコピーしてもらえません(パテントで世界に出ている)。
・・・でも、1本で四方にロックするよりも、鍵を2本つけた方が有効なんじゃないかなとも思いますが。


でも考えてみたら、私が中学生くらいまで、実家の勝手口はカギをかけていなかった。だからって泥棒に入られたことなんてなかった。
昔って、ホントによかった・・・。


・・・なんて懐古するんじゃなくて、私も気をつけないと。
posted by Heshbonit at 17:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

プロ意識

[今日の天気:晴れ]

脱走から帰還して、出勤。
それなりに仕事が溜まっていて、ほどよい疲れ。

先輩部員が、昨日ちょっと揉め事があったとかで、しばし拝聴。
大丈夫です。仕事がらみの揉め事ですから、ヘブ語拒否症にはなりません。


さて。
昨日ちょっと思ったこと。

ホームセンターで買物をし、精算する時のことです。
私は仕事での買物が多いためコーポレイトカードを持っていて、掛買いができます(イスラエル全土のホームセンターで有効)。私用の買物をする場合は、経理に、「この分は私用にチャージしてください」とメモを書いておきます。
(合計請求書の支払処理するのは私だけど、私用チャージは別の担当)。

さて、今日は私用の買物ですが、いつものようにコーポレイトカードを出した。
するとレジの姉さんが、「何これ? こんなの見たことがない。一体なんなの? 現金で買うの? いつもどうやっているのよ?」
なんか物言いがすごーく高圧的でカチンと来た私、「分かんなきゃ、サービスカウンターに聞くのがアンタの仕事でしょ」と言い返す。
すると顔見知りのマネージャーが通りかかって、「これはコーポレイトカードだから、こっちの伝票で・・」と説明を始める。そして私に「彼女は新人だから、まだわかんないんだよ」と。

レジではこういうこと、ホントにたくさんあります。
商品名が分からないと「これ、なに?」と私に聞く。
これが日本なら、「アンタが自分で調べて来い!」って言うところでしょう。


イKアでも、気に入ったサラダボールが残りの1つだったため、品出ししていた店員に、「これ、もう在庫はないの?」と聞いた。すると彼女、面倒くさそう声で、「なければないってことじゃないの?」
ないってことじゃないの?ってなんだよそれ? 
・・・って、日本だったら思うけど、在イが長くなると驚きもしない。


プロ意識っていうのか、責任感っていうか、仕事に対する意識とか、そういうのが全くないんですよね。
恐らく、そういうことを教えないんじゃないでしょうか。


イスラエルの軍が強いのは、結束力や団結力ではなく、個々に決断権を持たせているから、というのを聞いたことがあります。
上役の決断やら決裁を待つのではなく、現場主義でこうだと思ったことを実行させるから、と。
だったら実行した者に責任感があるのか?となると、ない。その時そう思ったからそうしただけ、ってな。後は知らない。その時に俺がそう思ったからこうした、と。

それぞれバラバラな個人主義のお国柄ですから、皆の結束やら団結に情熱を注ぐよりも、個々の能力をバンバン発揮させた方が早いわけですよ。
つまり皮肉な言い方をすれば、「スタンドプレーを認めている」ってこと。
しかしそれがプロ意識からのスタンドプレーなのかどうかは、分かりません。


2ヶ月ほど前に、私が住んでいるところからそれほど遠くない街の中学校で、女子中学生が殺害される事件がありました。
容疑者と思しき男を捕まえ、彼女の遺体に付着していたDNAや、殺害現場で採取したDNAと照合するも出てこない。コメリカまで送って調べても、一致しなかったそうで。

昨夜未明、とある事件があって、その現場が映っていたんですが、ちょっとビックリ、ってか呆れました。
捜査官、事件現場を捜査しているんだけれど、素手なんですよ。なんとタバコを吸っている人までいる。
NCISとかCSIシリーズとかばっかり見ている私にしたら、「おいおい、手袋しなくちゃダメだろうがっ!!」って、テレビに向かってツッコミました。

それで分かったんですよ。
「そっか、あの女子中学生殺害事件も、事件直後に学校関係者やら警官やらなんやらがドカドカドカドカ入り込んで、手袋もフットカバーもしないでベタベタ触りまくって、髪の毛やら吸殻をどんどん落として、遺留品鑑定したらいろんな人のDNAが出てきてワケが分からなかった、ってなことだろうな・・・」と、容易に想像できたのでした。


誰かのためとか、人のためなんて、考えないのがイ国民。
イチに自分、ニに自分、サンシも自分で、ゴも自分。


プロ意識と責任感。
ブログに来てくださる皆さんはもう十分お分かりでしょうけれど、とっても気が強い私は、人に指図されてから仕事をするのが大嫌いで、常に先回りをするタイプ。
それゆえに、「知らない」なんて平気で言い切る人が信じられない。
そして、コテコテの日本人ですから、ミスをするとすぐに謝ります。プロというプロじゃないけれど、責任を持って仕事をしているつもりですから。

すると、周りが言うのです。
「謝らなくていい」と。

私が中学生の時だったでしょうか。

「皿洗いが皿を割ってしまった。日本人はすぐに申し訳ありませんと謝る。欧州人は壊れやすい皿が悪いと皿のせいにする。そして中東人は、“この皿は今日割れる運命にあったんだ”という」

というのを読みまして、その時は、中東人っていうのは計り知れない・・・って思いましたが、今自分がその中東に住んでみると、まさにまさにそんななんだな、というのを痛感するばかりです。


割れる運命の皿も、自己責任。
割れにくいのを作ればよかった。製造元の責任だと。
   
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2007年02月20日

日帰り脱出

[今日の天気:晴れ]

1日休暇を取って、村を脱出しました。
別に何が悪いわけじゃないんですが、考えてみたら、10月に一時帰国してからずーっとカレンダー通りに働いていました。
その間、祝日は1日もなく、つまり「週5.5日働きづめ」で、場合によっては土曜日でも出動したりしていました。

最近、村から15分弱の街に新しい大型スーパーのチェーンが新装オープンしてから、前のように50km離れたスーパーまで足りないものを買いに行くこともなくなったし。


仕事も生活もずーっと同じ村にいるという圧迫感。
これは想像付かないと思いますが、強烈に大変なこと。
小さな村で同じ面々と顔をあわせ、同じ面々と仕事。
自分の住んでいる所とは別の会社だったら、職場だけのお付き合いってことになるけれど、自分の職場と生活の場が同じなんです。

つまり、職場で顔を見合わせている人がご近所さんで、そういうご近所さんで構成された職場なんですよ。職場で起きたことを近所まで持ち込む人もいれば、近所で起きたことが仕事に波及することも頻繁。
私はガイジンですからそういったシガラミとはそれほど関係く、特筆するほど面倒なこともなければ、特筆するほどの不満もないですよ。
でも、「同じところで同じ人たちと顔を見合わせながら同じことばかり続ける」っていうのは、とーっても苦痛。その閉塞感で息が詰りそうになる。

「私ニハ関係アリマセン」っていう第三者でいるのも、大変です。
地獄耳の私は、他人が内緒話していることも、電話で話していることも、きちんと入ってくる。なんといっても、村中の情報やら住民の個人情報やらが一気に集中する、村の中心部で働いているわけですからね。
そういうのが少しずつ少しずつ自分の中に蓄積してくると、

王様の耳はロバの耳〜!!!

って叫びたくなる心境になるんです。・・・叫べないけど。
頂点に達した昨日は、「ヘブ語を見るのも聞くのもイヤ」って感じでした。


・・・というわけで、イスラエルの中部あたりまでドライブして、イKアとかその辺をグルグル回って、帰りはわざわざ遠回りのドライブをしてきました。
そのくらいしか行くところがないのもですから・・・。

ちょっとは気が晴れました。

また次の休みまで引きこもります。
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2007年02月19日

気にしない

[今日の天気:晴れ]

出勤。

会計士が来る日。
ついでに監査法人が来て、社会保険関係の監査をしている。

こちらは相変わらず普通のペース。地方庁の締めが終わったため、こちらも支払処理をしたり、買掛先数社にファックスを送ったり、電話が掛かってきたりする。
だからって慌しいこともなく・・・。

ダラダラ部門

いくらなんでも、そんな部門は、・・・あ、アタシのこと?


数日前、イスラエル最大手の乳製品会社のあるヨーグルトが、「異常な味がする」ってことで自主回収したらしい。なんでも製造過程で過熱しすぎたとか。

今日の新聞では、イスラエル大手の食品メーカーのポテトチップス(近隣国で生産されている)に使われているジャガイモに、除草剤が残留しているのが発覚。自主回収。

しかし、今日スーパーに行ったら、普通に並んでた・・・。
自主回収前なのか、回収して害のない製品を並べているのか。
でも、回収して並べ替えたようには見えなかった。
確かに新聞には「人体には影響しません」とあったけど。

誰も気にしないらしい。いい国だ・・・。


明日は休暇を取りました。天気もよさそうだし、ドライブ決行。
って、どうせイ国内。特筆するほどの所はないですけど。
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