2006年10月15日

イ国出国

10月14日夜、万全を期して家を出て、有料道6号線をスイスイ走って空港の手前の村に到着。この村にある有料駐車場に愛車ランティスを預けて、そこから送迎車で空港まで送ってもらいます。

空港に着いたら、かなり早いにも拘らず既にプチ長蛇の列。
列の一番後ろに並んでいたら、プチイケメンの長身の係員が近寄ってきた。
ま、見るからにガイジンですからね、目立ちますよ。

「今日はどこに行くんだ?(パスポートとIDを渡す)。あ、在住者なんだ、へぇー。(IDの住所を見て)この村、どこ? え、キリYットシュモナの近くの村? 国境から何キロ? うわぁ、そりゃ大変だったな。ちょっとこっちに来て・・・。戦争の時、どうだった? 俺の友達もさ・・・」

戦争談義を続けながら、列の脇をすり抜けるように歩かされます。
別室? いえいえ、いきなり列の先頭に連れて行かれました。
そして、早口で「荷物は誰が詰めた? いつも荷物と一緒にいたか? 危険物や武器を持っていないか?」を聞かれた後、「ちょっとここで待っていてくれ」と言ってプチイケメンは別の係員の所に行ってから戻ってきて、私のバゲージにスタンプをペタンと貼り、「じゃ、いい旅を」
公認横入りってことでしょうか。何がプチイケメンの琴線に触れたのかサッパリ分かりません。

席は既に予約していたため、そのまま荷物をチェックインして出国。
その後、手荷物チェックの列に並んでいたら、声がします。
「すごい髪ね」
「ここまで伸ばすのにどれだけかかるんだろう」
前の人の手荷物をチェックしている女性係員2人。どうやら私のコトを言っているらしい。そして私の番が来ました。
「あー、これでブロンドだったらなぁ」
「ホントだよねー」
なんか、カチンと来たので、
「茶色だっていいじゃん。どこが悪いの?」
と反応してやりました。もちろんアジア系がヘブ語を理解するとは思いもしなかった2人はビックリ(出稼ぎガイジンか旅行者と思ったのでしょう)。
そこから、何のシャンプーを使っているのかとか、なんで真っ直ぐなのかとか、何年かかって伸ばしたとか、しばし列を止めて髪の毛談義。
手荷物チェックはいいんですか?(ま、大したものを入れていませんが)。

その後、眠いのを必死に堪えて免税店が並ぶホールの椅子で待つこと2時間以上、ようやく搭乗。今回の往路は、KLMオランダ航空でございます。

食事はVGML。表記はVEGですが、乳製品は全く入っていません。

KLMテルアビブ−オランダ間のストリクト・ビーガン・ベジタリアンミール。味は聞かないで下さい

え、美味しそうじゃない? うるさいなぁ。しょうがないでしょ。

ほとんど揺れることなく、オランダ・スキポール空港に到着。

スキポール空港は大好きです。免税店も広いし、スタッフがフレンドリーだし

お土産をほとんど買っていなかったため、ここで大半を調達しました。
スキポールはいいですね。広いし整然としているし、品質もいいです。
それにしても6時間のフライトコネクションは疲れますが・・・。

ようやく日本行きフライト。
搭乗口、日本人だらけ。すげー、日本人だー。こんなにいっぱいいるー! なんか嬉しくなっちゃいますねー。


さて、機内に入ったら食事食事。
私のはちゃんとVGML。ごく普通のVGML。写真に撮るほどのこともない。

しかし・・・。一般の機内食、うなぎだよ・・・。

うなぎだ・・・。これなら食べられた。ってか食べたかった

↑隣の人に写真を撮らせてもらいました。
ずるい。スモークサーモンとうなぎの寿司に、大きなスモークサーモンがのったサラダまで付いている。すっごい悔しい。

KLの機内、なかなかよかったです。クラフトは古そうだけれど、機内はリフォームして間もないようだし。日蘭問わず、乗務員の態度もよかった。
映画はVOD。物凄くたくさんの中から選べるし、充実していました。

しかし、座席のすわり心地がイマイチ。なんかおかしな所が背中に当たって、どうも気分が悪かったです・・・。
posted by Heshbonit at 19:00| 一時帰国2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月14日

一時帰国いたします

  
明日、早朝フライトで日本に一時帰国します。
PCがないので 日本生活を満喫するため、
ブログは一時休止いたします。
更新は、10月30日に帰ってきてから。

コメントはご遠慮下さい。
posted by Heshbonit at 15:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月13日

年齢とスタイルの不一致

出勤。

あるだけの仕事を一通り済ませ、あとは野となれ山となれ洪水となれ私はノアの箱舟に乗るぞ、みたいな心境です。(は?)

もちろん、全て片付けて身の周りの整理掃除もして、一番最後になりましたが、経理部のそれぞれの人が、「まぁ、気にしないで楽しんできて」と。
「てめ、2週間も休みやがって!」なんて誰も言わないのが気が楽です。


昨夜、何を勘違いしたのか、前髪を短く切ってしまい、ちと憂鬱。
今時、中学生でもオンザ眉毛なんていないよ。一体どうした、私?


添乗員時代や旅行で海外に行ったりしていた時、現地ガイドさんや土産店で働く30代以上の日本人女性や、10年以上住んでいるであろう日本人女性を見ると、かなりの人が、「ただ長いだけで前髪がある」とか、「適当な長さのオカッパ」なんていう人ばかりでした。
服装も、地味というか、一歩以上大幅にズレているというか・・・。

「どうして海外に住む日本人はこういう人ばっかりなんだろう。もっとオシャレすればいいのに」 ・・・なんて思っていました。


今、私がそれです。

「ただ長いだけで前髪がある」というのは、高校生くらいの時から替わらないスタイルですが、じゃ、何かしてみようにも、現地の美容院なんてとんでもないし(ね、こんちょこさん?)、結局、現状維持でいいや、なんてやっていると、『年齢と髪型の不一致』が生じてしまう。
言い訳ですが、生え際に大きな傷痕があるため、前髪は上げられません(3歳の時に転んで切って縫った、頭蓋骨も凹むほどのハデな傷です)。

ついでにいえば、メイクだってどうしていいか分からない。
たとえば、「目が一重か二重か奥二重か?」なんて、日本では超重要事項でしたが、まぶたに層があろうがなかろうが、こっちの人に言わせれば、小さくて細い目としか見えないわけですよ。
一生懸命アイラインを引いても、丹念にマスカラをしても、「どんなに頑張っても、小さい目は変わんないよ」って結果で終わってしまいます。
そうなると、「もうノーメイクでいいや・・・(眉だけ描いとこう)」と。
アイシャドーぼかしテク、とか忘れちゃったし。


服装にしても、もうなにを着ていいか分かんないんですよね。
日本に一時帰国して、その時に流行のデザインを見て「あー、これいいな」なんて買ってこようとすれど、「いや、でもこれはイ国では・・・」と躊躇してしまう。特に冬物なんて気温も感覚も違うし・・・。
現地で買うかとなると、まずサイズが合わない。
外国人は足が長いっていうけど、足が長いってことは手も長いんだから、横はオッケーでも袖が異常に長い。ジーンズ丈ならば詰めればいいけれど、長袖Tシャツの袖がズルンズルンなのはあまりにも悲惨なもんです。
結果、無難なデザインの服を買って、クタクタになるまで着潰すしかない。
ここで、『年齢と服装の不一致』が生じます。


全体的なスタイルでいえば、
イマドキ、青年海外協力隊でもここまで汚くないぞ、ってな感じ。
「あの、どちらの原住民の方ですか?」ってな。ウホウホ♪


えー、というわけで。
あの時、「ダッサー、このオバサン!」なんて思ってしまいました皆様、申し訳ありません。

それから、日本でヘンな長髪で前髪だけパチンと切りそろえていて、「着りゃいいってもんじゃないんだよ」ってな服装をしている女性がいても、あまり冷たくあしらわないで下さい。

張本人が、一番恥ずかしいんです。
posted by Heshbonit at 16:00| about me | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

かわいいわん

出勤。

朝っぱらから、怒号が響く素敵な経理部。今日のは久しぶりに派手だった。
経理部に入るずーっとずーっと前、用があって経理部に行ったら、皆が物凄い勢いで怒鳴りあっていたため、「怖ぇ〜、こんな所、絶対に働けない」なんて思ったのも、今は昔。
静かな日は、「今日はどうしたんだろう・・・」と不安になるほどです。
すっかりなじんだ。成長したな・・・なんてね。なんの意味だか分かりません。
私はいつもニコニコ。曖昧アジアンアルカイックスマイル。
でもたまにキレて、物をガンガンやったりするので、ハタにいる人がちょっとビックリします。可愛いモンでしょ?


さて。
資金担当が新しいワンを飼いはじめました。
これがメチャメチャかっこいいの。
今度、写真でも撮りますけれど、シベリアンハスキー。
薄茶色の毛で、なぜか片目が青でもう片方が緑。
ハスキーだからそれなりの大きさだけれど、おとなしいし、可愛い。
親戚から譲り受けたそうなんだけど・・・。こう可愛いと犬がほしいなぁ・・・なんて思ってしまう。いかんいかん、犬はもう飼わないことにしているんだから。

うちの村は犬は完全放置です。綱をつけて歩いている人は、「今、うちの子、ヒートしちゃっているから」っていうくらい。それでも犬が逃げたと言う話も聞いたことはないです。ま、逃げたら隣村まで3キロだから、逃げるほうが大変。


日本にいた時は、動物という動物がキライだったんだけれど、この国に来て、ふとしたことで拾った犬を飼い始めてから、犬がとっても好きになりました。
老犬で1年半くらいで他界しましたが・・・。
いい犬だった。絶対に吼えないし、なんだか分からないけれど他の犬が近寄らないオーラがあるし、シャンプー大好きで。

でも飼ったら飼ったでいろいろ大変。旅行や外泊もできないし、この田舎じゃペットホテルなんてものもないし、死ぬと哀しすぎるし、もう飼うことはないと思います。

あとね、犬がいないと、人の犬に文句を言えますが、自分が飼っていると、「うちのワンはおとなしくていい子だけれど、アンタのバカ犬は朝から晩まで、ギャンギャンうるさい!」なんてこと言えないから。
「Heshbonitの犬だって、うちの庭でぬんちをしたじゃないか!」なんて言われかねませんので。
なんたって放し飼い。自分の犬がいつどこでぬんちをしているかなんて、飼い主は誰も知りません(笑)。


いいなぁ、おとなしいハスキーわん。
ま、人の犬を適当に可愛がるくらいが一番いいから。
あとは、ぬいぐるみ。日本でまた何か探してこよう♪

尤も、全ての犬が好きなのではありません。ムダに吼えるバカ犬は大嫌い。
あと、日本で飼われているような「お座敷系」・・・、ちょっと引いちゃう。


というわけで。
今日のコメントは、皆さんの昨日の夕飯について、お願いします。



え? ペットの話じゃないの?
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

明日は何が?

朝、PCを開いたら、「パスワードエラーです」という表示でいくらやってもネットが繋がらない。パスワードなんて打ったことないんですが・・・。
昼に帰ってきたら普通に繋がりました。なんだったの?
以上、備忘記録。


出勤。

小間使いジイサンに、「地方庁で取ってきてくれ」と頼んでいた請求書が来ていない。忘れたらしい。わざと?
ガイジン、切れかかる。・・・がグっと堪える。
仕方なく、昼休み後に地方庁に自分で行って取ってきました。

この国で期日どおりなんてのがムリなのは分かっておりますが、とりあえず経理関係ですから、期日厳守です。
その意味では、他のところで働くよりはストレスがないですね。

日本人ですから、「イヒエー・ベセデル(大丈夫でしょう)」なんていうのは許せません。今日できることは今日やらねばなりません。明日何が起こるか分からないのです。
国境の向こうからロケットが飛んでくるかもしれないし。


大使館で、「危機管理セミナー」があるというメールがきました。
日本人スペシャリストを招いて講義があるようです。
・イスラエル及びパレSチナ自治区における治安情勢(一般犯罪を含む)
・近隣諸国(ヨルDン、エGプト、レBノン等)における治安情勢(特にイスラエルとの国境付近)
・テRリストからの攻撃を避けるための方法
・テRリストの攻撃に遭遇した場合の対処要領
・自爆Tロを避けるための方法
・ロケットが飛来したときの対処要領
・一般犯罪(特に凶悪犯罪)への対処要領
特別危険地帯に住む私が解説するとなると、治安情勢云々はともかくとして、テR攻撃を避けるためとかロケット云々に関しては、

「そんな所に住まない!」

もう、これに限りますね。

住んじゃったらどうするか、って、それはもう成り行き任せ。
まあ、そうそう当たるもんじゃないから。このブログで逐一書いてきましたが、そんなに当たらないのよ、めくら撃ちロケットなんだから。テRだってそうでしょ。要は運。

攻撃に遭遇したら、MDA(イスラエルの救急隊)や警察、イ軍の指示に従いましょう。既に起きたのですから、これ以上、なーんにもやることはありません。動いたらジャマです。
但し、大人しく待っていてはいけません。ここはイスラエルですから、
「痛いー! 痛いー! 死ぬー! 助けてくれー! ギャー!」
と、かすりキズでも無キズでも大騒ぎしましょう。

「大丈夫か?」と声を掛けられて、「はい。私は大丈夫ですから、他の人を先に・・・」なんて譲っていたら、気が付いた頃には皆引き上げて、誰もいなくなってますからね。
ってか、元々イスラエルには「譲り合いの精神」はありませんので、
「さぁ奥様どうぞ」「いえいえ、奥様こそ」「いーえ、どうぞお先に」「あらぁ、奥様からどうぞ」「あら奥様、困るわぁ、いつもいつも」「オホホ・・・」なんて誰も言いませんから。
そりゃ言わねーよ。テロ起きたんだから。



ロケット砲が飛んできたらどうするか? 
もう皆さん、分かっていますね。


       国境に向けてカメラを構えます。


爆弾 爆弾 爆弾 爆弾 爆弾 爆弾



ま、それは冗談だけれど。
・・・ってか本気でやってたけれど。
ここにはアップしてないけれど、結構、いい写真カメラ、撮ってます。



追記:コメント欄の認証のせいなのか、ブログ記事アップに弊害が出るので、認証コードを外しました。時間のある時にまたチャレンジします。
posted by Heshbonit at 20:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月10日

VGML

出勤。
いつもながらです。

日本に行くまであとちょっとです。あまりドキドキはしていません。
機内食、大丈夫かなぁ・・・ってくらい。

私はビーガンなので、VGML(ビーガンミール)と航空券にもプリントされるのですが、これを全く理解してない アーパースッチー キャビンアテンダントは、「ベジタリアンですね」と言って、チーズやら卵が入ったものでも平気で持ってきます。
乳製品&卵を食べるベジタリアンは、VLML。“L”は、ラクトオボ(乳製品&卵)のL(Lacto-ovo-vegetarian)。

「あの、私が頼んだのはビーガンですけど・・・(アンタさ、GとLの区別も付かない?)」と丁寧に言うと、彼女達は美しい顔を歪めて睨みます。
今にも「チッ」と舌打ちしてそうな感じで。

「笑わせないでよ。エコノミーに乗る貧乏なブスが、かっこつけてビーガンだってさ。持ってきてやったんだから、ぐずぐず言わずにさっさと食いなさいよっ! 手間かけさせないでよね、ったく」

・・・とでも言いそうな超傲慢な態度。日本人乗務員は全員こんなです。
素直にミスを認めて「失礼しました。お待ち下さい」と言った人は1人もいません。この勢いですから持って来た時なんて、バンッ!って感じでテーブルに置きます。怖いですよ。

あんた達、ウェイトレスのくせして威張るんじゃない。こっちは予約してんだから、それを黙って持って来るのがアンタの仕事なの。
ファミレスで、学生バイトのウェイトレスが注文したモノを間違えて持ってきた上に、謝りもせずにふてくされたら、間違いなくクビだよ。しかもセットされているミールプレートを持ってくるだけの仕事じゃん。アンタ達、ファミレスの高校生バイト以下。
VGMLが何か?って乗務員教育で教わらなかった? 


何度も書いてきましたが、イスラエルに来てからたんぱく質不足に悩み、魚だけはたまに食べるようになったので、もはや完全なビーガンではないんですけれど、乳製品&卵を食べたくないなので、航空券を予約する時点で、ビーガンミールを頼んでいます。
ミールオーダーは48時間前なら大丈夫。24時間だと無理な場合もあります。団体パックツアーでも、事前に直接自分で航空会社に電話すれば予約できます。
旅行会社に頼むと超高確率で忘れられるので自分でやりましょう。
ただし、航空会社が変わるならその都度頼まなければなりません。特に、ツアーの短・中距離移動に現地航空会社の飛行機を使う場合のミールオーダーは、添乗員(旅行会社)に依頼してください。

ビーガン(VG)やベジタリアン(VL)以外に、こんな食事もあります。
・KSML=カシェル(ユダヤ教の戒律)に則った食材・料理法
・MOML=ムスリム用。ハラハー(戒律)に則った食材・料理法
・AVML=アジアン・ベジタリアン(インド系)
・HNML=ヒンズーミール(牛肉が入っていない)
・BBML=乳児用(事前に予約している場合のみ)
・CHML=幼児用
・DBML=糖尿病食
・LSML=低塩分食
添乗員になる時の試験で必死に覚えた代表的なものです(もっとあります)。
全てが全航空会社で用意されているわけではありません(特に宗教関係)。


前回のBAには参ったよなぁ。あれは英国人ウェイター&ウェイトレスだった。結局、面倒くさくなってクレームレターは書かなかったけど。
そういえば、前にBAに乗った時も、日本人ウェイトレスが“VLML”を持ってきたから違うと言うと、「えー? ビーガンなのぉ? 日本人なのに珍しいねぇ。アレルギーとかですかぁ? 大変だねぇ」と、思いっきりバカにしたタメ口&態度を取られたのを思い出した。腹立つ・・・。

今回は、行きKLで帰りがAF。・・・微妙。そこで、プリンゲル・プレーンクラッカー・とんがりコーン(イ国ではAporopoという名前)などの非常用スナックも持参です。

実は、ビーガンミール、美味しくないの(爆)。
ただ茹でただけの温野菜。そして、クスクスorグダグダに伸びきった麺にトマトソースがかかっているとか、そんななんです。
毎回、隣りに座っている人のミールを見て、「これだったらVGなんてオーダーしなきゃよかった」と後悔するんですが、ラザニヤみたいのが出たら何も食べられないし、毎回悩んだ挙句のビーガンオーダー。
問題は、乳製品なんですよ。肉だったら避ければいいけれど(挽き肉じゃなければ)、乳製品はべったりタイプが多いから、それが困るんです。

確か、何年か前に帰国した時にKLで、そんなに悪い印象はなかったんですよ。で、AFは初体験だからちょっと不安だけれど、まぁ、日本からの帰路だから何か食べ物を持って乗ればいいやってな、賭け気分。


そりゃ、N兄やここに来て下さる駐妻さん達のように、ビジネスクラスなら、
 「醤油ラーメン一丁っ!」
 「なぁ、姉ちゃん、カレー作ってくれへんか?」
 「僕、ニラアイスぱべたい〜! ニラアイス〜!」
なんてオーダーできますけれど。
こちとら、『エコノミー・左右ガチンコ対決』。黙って食って寝ろ、って。

CNNを見ていると、エアライン各社のCMがよく流れるんですが、映像になるのは皆ビジネスかファースト。そりゃ、ゆったり乗れて食事も美味しくて当たり前でしょ、って。
「うちのエコノミーは他社よりもピッチが5cm広いです」なんていうCMをやれば、バンバン乗ると思うんだけれど。ダメですか? 


というわけで、
今日のコメントは、機内や空港での思い出・ハプニングをお願いします。    

後日談:KLMのビーガンミール。頼まなきゃよかった...。
     
posted by Heshbonit at 19:00| 食べよう食べよう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

皆さん落ち着いて

出勤。

あ、書きそびれていましたが、9月28日にガソリンスタンドのシステムがようやく戻りました。大した収入がないし、あまり興味がないんですよね(って、担当者がこれでいいのか?)。
・・・ってか個人的には、このまま壊れ続けてくれたら、一時帰国中に人に頼まなくていいや、なんて思っていたんだけれど。

1日請求書束と格闘し、夕方は50kmほど離れた町まで買物に。

お土産にする多少の品々も。
別に15分で行ける地元の町にもあるんですが、ただなんとなく。

道路が異常に込んでいます。
そしてなにやら荒っぽい車が多いです。
スコットの祝週で観光客が多いからとは思えないし・・・と疑問を感じながらショッピングセンターに到着。
アRブ系家族の買物ワゴン、すごいことすごいこと。
なるほどねー。

今、ラマダン期間なんですね。
(詳しくは、↑を読んで下さい)

というわけで、お菓子・ナッツ類・ドライフルーツを買い、ついでに本屋で写真集も購入して帰路。
これまた混んでいるし、荒っぽい車が多い。

私が住むエリアにはアRブ系は全くいませんが、時々買物に来るこの辺りは元々アRブ系が多く住んでいて、ユダヤ系と共存して住んでいます。普段はなんてことないのですが、
日没まであと少し。喉が渇いて、お腹が空いている上に、タバコも吸っていないからでしょうか。なんだか凄まじいです。

地元に帰ってきて、ほっとしました。
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月08日

昔は強かった・・・

出勤。
請求書が大量に届き、すごい有り様です。
でもこれでもまだまだ・・・。日本に行くまでになんとかなるのでしょうか。あ、もちろん、日本に行く前に地方庁の〆があるわけですから、なんとかしなくちゃいけないんですが。


さて。
昨日、「ミブツァ・ヨナタン(Operation Thunderbolt)」という、古いイスラエル映画をやっていました。

『1976年6月27日、ギリシアのアテネ国際空港を離陸したパリ行きのエールフランス139便(エアバスA300)はハイジャックされ、リビアのベニナ-ベンガジ空港から結局ウガンダのエンテベ国際空港に強制着陸させられた。
 犯人グループはイスラエルで服役中のテロリスト40名の釈放を要求し、256名の乗客はイスラエル人およびユダヤ人を残し解放された』

そこで、イスラエル国防軍の特殊部隊がヘラクレス4機でエンテベ空港に降り立ち、人質を救出したってわけです。
このオペレーションの実行責任者ヨナタンが、現リクード党首ベニヤミン・ネタニヤフの実兄で、オペレーション実行中に撃たれ、イスラエルに向かう機内で亡くなります。そのため、このオペレーション名に彼の名前が入っているわけ。


そうなの。昔はさ、強かったの。なんじゃこの強さ、ってな。
考えられます? 3800キロ離れたエンテベまで、国交のない国々の上空を飛んで、人質が捕えられている国交のなかったウガンダの空港に特殊部隊を送り込んで、奪還してくるなんて。
ま、助けてくれる人がいなかったら、自力でなんとかするしかない。昔も今も変わらないんです。しょうがないでしょ。国境の向こうからロケット砲が飛んできたら、自力で何とかしなくちゃいけない…。

エンテベ空港に着陸したイスラエルの特殊部隊が来た時、
「私達の軍だ。一体、どうやってここまで来たんだ?」
・・・とイスラエル人の人質がつぶやくシーンにはジーンとします。


今は、うーん、どうでしょうね。
もちろん軍は強いし、ヤル気も十分。機材だってすごいさ。
でも、上層部の考え方とか、時代の流れとか、周りを気にしすぎとか・・・。
ま、いいけど。雀の涙ほどの税金払っていても、私は国民じゃないんだから。従軍してないし。選挙権もないし。

時の首相は、故イツハク・ラビン。国防相がシモン・ペレス。
ついでに作戦に参加した兵士は、豪華な顔ぶれです。
モファズ運輸相(元国防相・参謀総長・カディマ)
エフード・バラク(元首相・元参謀総長・労働党)
エフライム・エイタン(元閣僚・元宗教政党党首)
マタン・ヴィルナイ(労働党の元・・・。調べるの面倒・・・)
エフライム・スネー(労働党の元・・・。あーもういいや)


日本でもミルトス社からDVDが発売されているらしいです。
30年前に製作された映画で古いには古いけど、なかなかいいですよ。
ただ個人的には、主役のヨラム・ガオンはねぇ・・・。
どう見ても、享年30歳のヨニー・ネタニヤフに見えない。

左から、主役のヨラム・ガオン、故ヨナタン、ネタニヤフ党首。




あら、誰も似てない・・・。
ちなみに、ヨラム・ガオンの親はサラエボ生まれで、ネタニヤフの親はワルシャワ生まれ。地域は近いですが・・・。
   
posted by Heshbonit at 19:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月07日

ドル下落

休日。

たまには経理関連の話でも。

米ドル、落ちまくっています。(ヘブ語では「ドルが弱い」と言う)。

ただいま、1ドル=4.23シェケル
ついでに、100円=3.58シェケル。つまり、1シェケル=28円。私のブログでは通常1シェケル=25円で計算していますから、ちょっと数値が変わっちゃいますが、25円の方が計算しやすいのでこれで続行。

こちらが、ここ1年の対ドル外為グラフ。

dollar.jpg

レバノン戦争でドルが強くなるかと思いきや、下落の一路ですからね。驚きました。戦争の時は下落しながらも安定していたんですよ。で、戦争が終わったらドルが上がるとばかり思っていたから、急いでチケットを買わなくちゃなんて焦って失敗しました。

日本での対ドルは117〜118円くらいで落ち着いているように見えるのですけれど、イスラエルにおけるドルは、なんだかとんでもない状態です。

理由? 投機。
別に米国との関係が悪化しているでもなく、将来的な問題がどうのこうのっていうわけじゃなく、単なる投資家による投機。そのために、イスラエル国内で『ドル過剰状態』になっているだけで、別にシェケルが強いってわけでもないんです。

ちなみに、昨年11月から1年のユーロの推移はこんな感じです。

euro.jpg

他の外貨に関しても、ここ2ヶ月は、「シェケル高」です。


小国イスラエルは輸出入で賄っているようなものですから、輸入に於いては、ドル安でラッキーですけれど、輸出は大変です。
こんなにドルが下落するなんて誰も考えなかったですしね。大体、戦争やら紛争があると、人は外貨買いに走ります。以前のPとの紛争の時なんて、『1ドル=5シェケル』まで行きましたから。
あと、この国では、住居や商業建物などの賃貸料を「ドル建て契約」して、その月のレートで換算してシェケルで支払う所が多いですから、借り側はラッキーだけれど、貸し側にとっては収入減・・・。うちの村でも同じです。


これじゃ溜まったものではないですから、プライムレート引き上げなるか?なんていう話も上がるものの、そうなると借金する人が大変だし。
プライムレート、現在7%。これ以上、上がると思いますか?


こんなものも輸出しています。

綿の花

あ、いや、花の状態じゃなくて、これはこういうものです。

綿花

コットンの収穫が最盛期を迎えています。
綿花が雨に濡れたら一大事だから、秋の収穫は短期決戦で、夜中まで作業をするようです。
恐らくこのせいでしょうか、ここ数日、目や鼻にアレルギーが出ています。今日、この写真を撮りに行って帰ってきてから、いつもにまして痒くなったので分かりました。あぁ楽しいロハス生活。(ヤケ)。

イスラエルの綿花は欧州市場に出していて、ドル決済です。
この状態では、収入減ということになりますから、村としても・・・。
posted by Heshbonit at 15:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月06日

ディスレクチア

出勤。
昨日の会計士とのミーティングで、現在の問題などを話し、私が帰った後に彼女が先輩部員にそれらを指摘したらしく、ちと険悪。
ま、そんなに飼い猫を続けられるものではありませぬ。
ガイジンである以上、何かあったら私が悪いってことになってしまうのを回避したかったし、それ以前の個人的感情として、経理屋の看板にキズをつけたくないんです。

えーと。それはともかく。


昨日、サラレの処での話題に関して。

タイトルどおり、ディスレクチア。
英語では、ディスレクシア(Dyslexia)。簡単に言えば、特定の字などが読めず、単語の意味を取り違えたりする障害で、失読症、難読症、識字障害、読字障害・・・などを言うそうです。

日本にいた時は、その名前すら知りませんでしたが、イスラエルに来てからやたらと耳にするようになりました。
「あの人は、ディスレクチアだから、よく書き間違える」「私は軽いディスレクチアなの・・・」「ちょっとディスレクチアで、逆さから本を読めない」
ディスクレチアなんていう言葉を聴いたこともなかった私は、その意味が分からなかったため、辞書を引いて、へぇ・・・と思った次第です。

中には、全く文字を読めない人もいるんです。ところが本人はちゃんとしていて兵役にも行くし、車の免許も取れる、と(筆記試験は・・・、口述試験でしょうか)。

22文字しかないのに文字を覚えることが出来ないってこと自体、理解できないんだけれど、やはり、ヘブ語は文字が少なすぎるところに問題があるのでしょうか。

例えば子供の時、「そごう」を「こぞう」だと思ったとか、「ワンマンバス」を「ワンワンバス」と思って楽しそうだなぁとか、「かまぼこ」→「かがもこ」、「テレビ」→「テベリ」、「たまねぎ」→「たがねぎ」、「ふじわらのかまたり」→「ふじわらのかたまり」・・・
と、こういったかわいらしい思い違いみたいなものって、誰でもあったと思うんですよね。(え、ウソ、私だけ?)
これらは単なる訓練不足による読み違い・言い間違い・聞き間違いで、ディスレクチアとは言わない。

ところがイスラエルに於いては、オトナが書いているはずの小切手を扱っていても、「ヘブ語で書いている文字の間違い」が頻繁にあるんですよ。そうなると、受け取るわけにいかないから、振出人に返さなくてはいけないんですよね。
あと、文字を書くことを極端に嫌う人もいます。聞けば、「ディスクレチアだから」と。


昨日、サラレの処にリフレを受けに行った時、「どうしてイスラエルではこんなにディスレクチアが・・・?」という話になりました。

S:「昔だっていたはずなのよ。ただそれがディスレクチアとは分からなかったから、単なるバカか怠け者としか扱わなかった。でも研究が進むに連れて、そうではなく文字を理解できないだけ、という認識に変わっていったのよ」
私:「文字が少なすぎるから?」
S:「それもあると思うわね。母音表記も少ないし」

ウィキの説明によれば、
『イタリア語など(文字がほぼ発音通りに綴られる)では英語やフランス語(綴りと発音の間に複雑な関係がある)より顕在化しにくい可能性が指摘されている』
・・・だそうですが、おそらくイ国においても、この問題がものすごくあると思うんですよね。


何回も書いてきましたが、基本的に、ヘブ文字は22文字しかありません。
母音は基本的に日本と同じですが、母音として存在する文字は1つ。子音でもあり子音の役目もする文字が2つあります。
面倒くさい? 義務教育で2000字を習得する日本人が何を言いますか。

日本において、漢字を読み間違えることは少ないと思うんですよね。
「会社」と「社会」、「税関」と「関税」のように、文字を入れ替えても似たような発音で似たような意味合いの単語だったら読み間違える可能性もありますが、「本日」と「日本」、「科学」と「学科」など、発音も意味も違うから、読み間違えることも少ないはず。

じゃ、ヘブ語。

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 @友達 (ハベル)
 A選べ (バハル)
 B広い (ラハブ)
 C逃げろ(ブラフ)
 D刀  (ヘレブ)

3文字を入れ替えるだけでこれだけの単語が出来ます。
母音を表記せず、訓練で「ル」か「ラ」か「レ」かを覚えます。
文字の形も似ているし、これが頭の中で混乱を引き起こすのでしょうか。

難しい? 「日」と書いて、「ニチ・ニ・ニッ・ヒ・ビ・ピ・ジツ・・・」と、接続する文字に応じた読み方を覚えねばならない日本語を操る人間が、このくらいで何を言いますか。

それにしても、
あんまり周りが「ディスレクチアディスレクチア」と言うものだから、自分もそうなっちゃうんじゃないかとヒヤヒヤもんです。
経理部員でコレになったら、完全にアウトですから。


は? ディスクレチアが多い理由?
さぁ・・・。現代社会では、なんでもかんでも、病名を付けたいんじゃないでしょうか。悪いけど、「文字が覚えられないけれど、でもこの人は普通なんだから・・・」って、なんか、ね。
posted by Heshbonit at 15:00| イ国の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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