2006年09月10日

新しい仕事

出勤。

経理がある建物内で3人が海外旅行に出発。
来る人が皆、「一体どうなっているの?」と。

皆、自己責任で仕事をしていますから、いようがいまいが知ったこっちゃありません。もちろん、カバーできる点はカバーしますけれど、いつ出勤してもいつ休みを取っても、自由ですから。


さて、会計士が来る日。

先輩部員となにやら会議をしていたと思ったら、「11時頃から、新しい仕事を教えるから」と。先週、断りきれなかった他人の仕事ではなく、ちゃんとした私の分担らしい。

何かと思ったら、

「固定資産、見てほしいのよ」

・・・がく〜(落胆した顔)

「大したことないのよ。簿記の試験とは違って、入力すればあとはシステムが勝手に計算してくれるから。こんな仕事のためにわざわざ会計士を呼ぶ必要はないんだから。実務で固定資産の償却、やったことある? あ、あるの。それなら概要は分かるわね。
 じゃ、実際にシステムに入力しながら教えるから。償却年数に関しては過去の方式を見るか、分からなかったらそこの本を見て調べるなり、監査法人に電話して聞けばいいから・・・」

頭の中を分からない単語がヒラヒラ滑っていきます。それでも、「なんかそんなモンでしょ」と度外視して分かるフリを継続。会計士の教え方は非常に早いため、いちいち腰を折らないほうがいい。尤も、固定資産関係の単語だから意味は大体つかめているし。

今日は基本的なものだけで、農業関係の固定資産はちょっと面倒なのでまた次回、と。年末までまだ時間がたくさんありますから、時間がある時にやればいいからということで。

固定資産は元から好きなんですよね。
日本では会計事務所で働いていた時の相続で触った経験があります。
昨年、簿記の資格を取る勉強の時でも、固定資産は楽しくて楽しくて、クイズを解く感覚でやっていました。確かに、試験の勉強とは違って、システムに間違えずに入力すれば、あとは勝手にやってくれますから、大したことがないのは重々承知・・・。


それにしても、将来的な不安とか、周りの目に対するいろんな戸惑いとか、そういった私の雑念を蹴散らすように、どんどん話が進んでいく。
もちろん、仕事が減るよりも増える方がいいですけれど。


やっぱ簿記上級、進みたい・・・。給料計算の仕事が当分消えたんだし・・・。
posted by Heshbonit at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月09日

引きこもり

休日。

考えてみたら一歩も外に出ていない。
ガソリンスタンドは閉鎖しているからデータを取る必要もないし、本当は掃除と確認には行くべきところを、行く気も起きず、ほったらかし。問題があったら誰かが電話してくるでしょ。

洗濯して、ロンドンとゴン太(ぬいぐるみ)を洗って、掃除して…。
実家に電話をかけて…。

以上。

イ国の経理日誌ですから、経理をしていないと何の話題もない上、外に出なければ、日本で引きこもりが暮らしているのと同じ。せっかく来てくれた方には申し訳ないけど、面白い話なんて何もないです。ただの引きこもりなんですから。

じゃ、昨日撮った、私のオフィスの写真でも。

misrad.jpg

殺風景。写真だのなんだのと、職場にごちゃごちゃ飾るのは大嫌い。
安い事務机と椅子とPCと電算機。以上です・・・。


だからなんだと言われても。


じゃ、私の家。

ビビるなよ。



☆洗面所

洗面所。こちらもかなり殺風景ですが


☆洗面の横のシャワーブース(バスタブなし)。

この色合わせは自慢


☆キッチン

あら、シャワーと同じような色合わせですね・・・



そういうわけで、どうぞ引きこもらず、楽しい日曜日をお過ごしください。
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月08日

冷風扇(マツネン)

ちからくさんの処で話題になっていた、『冷風扇』

中東ならでは・・・のコレ、もちろんイスラエルにも存在します。

外部の三面にパネルがあり、

マツネン外部

箱内部のモーターが外気を取り込んで、室内に冷風を送り込みます。

マツネン室内側


こんな風に屋根に設置していた時代もありました(今は使われていない)。

屋根に設置して室内に冷気を送り込む方式

昔は各家庭でも使われていましたが、今では普通のエアコンに取って代わりました。


原理は簡単。
電源を入れると、箱の中の小さなポンプが水を汲み上げて、三面のパネルの上部に点滴状に水をしみ込ませます。それと同時に内部のモーターが外気を取り入れて、涼しい風を室内に送り込みます。
底部には、水深を調整する浮きのようなものが付いていて、水が少なくなったら自動的に水を取り込んだり、水を排水する仕掛けが出来ています。(水源につないでおく必要があります)。

中東ならでは・・・、というのは、大気が乾燥した中東においては、エアコンのように閉鎖した室内の湿気を取って冷風を送り込むよりも、湿った冷たい風を室内に送り込むほうが適しているからです。
風を送るだけですから、使用中にドアや窓を閉める必要もないし、工場・作業所など広い場所で使うこともできます。

イスラエルでは、現在では作業所などでしか使われておらず(一般家庭で未だに使っているところは稀少だと思います)、うちの村が冷水式クーラー自体を何十年も前に購入した会社は、需要がないため製造中止したそうで、新しいマツネンはどこで手に入るのか・・・。
もちろん、中のモーターを修理すれば使い続けることは出来、ご覧のように、外部はサビだらけでも、パーツさえ交換すれば使えます。

イスラエルで廃れた理由は、イスラエルで湿度が低い地域というのが南部・北部・山間部だけで、人口が集中している沿岸部は夏の湿度が70%以上。湿った風を送り込む中東式クーラーが全く適さないから需要が減った、というのが1つ。


そして、メンテナンス代。
外部の3面のパネルの内側には、木屑を固めたようなマットが入っていて、このマットに水が滲みこむ仕掛けになっています。

マツネンのパネル

なんたって、木屑を固めたマットですから寿命が来ます。大体、2〜3年に1度は替えなければならないのですが、これが3枚1セットで5千円くらい。
内部の水をくみ上げるポンプ(7500円)や、水のレベルを測る浮き(1500円)は、水の石灰分が付着してしまうため、やはり3〜5年で交換が必要です。モーターに付いているベルト(2千円)も消耗品です。
これらを交換する修理代も併せて考えると、2〜3年に1度は2万円超の出費があるということになります。
それだったら一般家庭ならエアコンを買った方が安いし、工場などでも大きな扇風機などを使うほうがいい、ということになるわけです。

あと、音がうるさいんですよ。好まれない理由の1つじゃないかと。


詳しいでしょ? 
だって、これの修理、ボスの仕事ですから。
今、うちの村で現役で使っているのは、上の写真を撮った自動車整備所だけです。


ちなみに、中東諸国(ヨルダン、シリア、レバノン)でも存在するそうです。おそらく、イランにあるのも同じタイプだと思います。たぶん、一般人は気が付かないだけじゃないかと。


この原理は、実は、中東では古くから使われています。
中世以降、中東の上流階級の建物の窓には、『マシュラビーヤ』という装飾が施された木やテラコッタの扉が付けられるようになりました。
一般的には、「暑い日ざしを室内に入れないため、且つ、ご婦人方を外に見せないため」と説明されていますが、忘れてはならない大切な目的があります。

この飾り窓の内側に、水を入れた容器を置いておきます。



すると、外から入ってくる風が、蒸発する水を通って、涼しい風となって室内へ。
つまり、「中東ならでは…」の冷水式クーラーは、中東の古来からの伝統を具現化したものなのです。

アラビア語で、マシュラビーヤとは「飲む場所」。
古来はこの飾り窓がある所が休息所だったのか、それとも水を入れた容器を置くことを示したのか・・・。
ちなみに、この言葉の語幹『ShRB(飲む)』の派生語として、シャーベット(ソルベ)なんていう言葉もあります。
・・・んなことは、誰も聞いてない。今日は冷水式クーラーの話。



ちからくさん、こんな感じでいいでしょうか?
     
posted by Heshbonit at 13:00| Comment(6) | イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

亭主元気で?

出勤。

請求書の束と格闘していたら、石油会社のメンテから「今到着」と電話。

ええ、相変わらず不具合です。
仕方ないので、昨日からスタンドを閉鎖しています。

メンテの兄さん、人間はめちゃめちゃいいんだけれど仕事は今ひとつ・・・。

で、そのメンテ兄さんと話していた時のことですが、

兄さんは、北部沿岸沿いに住んでいて、それで北部全体の担当をしているため、仕事時間が非常に不規則。家に帰るのも早い時は夕方6時頃には帰れるけれど、夜9時を回ることもザラだ、と。
しかし、夜8時を回ると、奥さんから、「一体、いつ帰ってくるのよー!」と、怒りの電話がかかってくるらしい。

「参っちゃうよな、こっちは仕事なんだし、終わらなければ帰れないんだし、例えば、この村から家に帰るにも、2時間近くかかるだろ。だから、どんなに早く仕事を切り上げても遅くなるんだよ。それなのに怒られちゃうんだから」

恐妻に怒られて萎縮してしまうなんて、イスラエル人にしておくにはもったいないくらい、気の弱いメンテ兄さんです。

:「でも俺だけじゃないんだよ。俺のボス、今、別居中なんだ。仕事の鬼だからね、何時になっても仕事に付き合っちゃうし、夜中でも緊急電話がかかってきたりするし。それで奥さんが怒って実家に帰っちゃったらしいよ」
:「・・・あのさぁ、日本だったらそのくらいザラだよ。うちの兄は金融関係だけれど、毎朝6時過ぎに家を出て、帰ってくるのは夜10時過ぎ。会社まで電車で1時間って言ってたかな。土日は基本的には休みだけれど、土曜しか会えない顧客を訪ねたり、研修があったりするらしいし。日本のサラリーマンで、定時で帰れる人の方が少ないと思う」
:「日本人の奥さんは、それで何にも言わないの?」
:「そりゃ食事を待たなくちゃいけないとか、相談したいこともしにくいとか、子供と顔をあわせる時間が少ないとか、いろいろ問題あるだろうけれど。
 でも、仕事をして遅くなるのであって、浮気しているわけじゃないんだし。一生懸命働いてくれるんだからいいじゃん。悪いけど、帰宅時間が遅いから別居するなんて、奥さんに問題があるんじゃない?」

兄さん、なんだか、『目から鱗っ!』って目をしている。

:「今から電話かけて、うちの奥さんにそれ言ってくれる? ・・・ってのは冗談だけれど、ボスがその話を聞いたら感動するだろうな」


で、本題ですが。
機械は、直せませんでした・・・。

仕事に一生懸命なのは十分伝わったが・・・。
遅くまで働いても、直してくれなければ何にもならないんですけれど。
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月06日

野生の世界

ななっちさんの処で、「マックフラリーの容器、「ハリネズミ」のためにデザイン変更」という話がありました。


うちの村にはどこかにハリネズミが生息しています。
以前、ノラネコを捕まえようとトラップを仕掛けたら、引っ掛かりました。

ハリネズミ

ハリネズミの子供です。ちょっと分かりにくいですよね。よほど気が小さいようで、トラップの中でガタガタ震えていました。もちろんすぐにリリースしました。
ちなみに、親ハリネズミはデカイです。以前、夜中にドライブしていて道路で遭遇してビックリした。



で、こんなのが捕まったこともあります。
大暴れして大変でした。

マングース


分かります? 
マングースです。
リリースしようにも、暴れまくってすごかった。


本当に捕まえたいのはコレ。

ノラネコ

捕まえた後、村の環境係の人に渡して保健所?に持って行ってもらうのですが、そのオッサンが旅行中だったため、仕方なく1週間ほどボイラー室の片隅でエサを与えて飼っていました。
ところがコイツ、ストックホルムシンドロームに罹ったのか、すっかり捕虜生活に慣れてしまい、私が行くとニャーニャーと可愛い声を上げ、どうもおかしな気分で。

ちなみに私、ネコアレルギーのため、ネコが大嫌いです。



☆追加フォト(9月7日)

『ななっちさん・イ国招聘計画っ!』

村のあちこちに生息しているカメレオン。
どうぞいつでもお越しください。たぶん1週間でイヤになりますが。

カメレオン

posted by Heshbonit at 21:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ケイサル

いやー、面白かったですねー。
この私、4時から起きて、ネットニュースをクリックしまくっていました。

生まれましたよ。40年ぶりに皇室に男子誕生ですよ。
よかったよかったー。

というわけで、今日のヘブ語。

    ケイサル=皇帝・天皇

今日のイスラエルのニュースでも、
ケイサル一家に、ニトゥアフ・ケイサリ(帝王切開)で男子が誕生」
と取り上げておりました。なにやら、天皇家が本当に帝王切開、というのが面白いのか、そればっかり強調していましたが。

会う人毎に、「おめでとう」と言われたし。私、天皇家じゃないんですが。
あ、でも顔はそれっぽいかも。目が大きくないとか、鼻が高くないとか、顔の輪郭がぼんやりしているところとか。顔をすっかり漂白してシワと毛穴全開さえ隠せば、現黒田夫人の影武者が出来ます。それと一言もしゃべらなかったら(重要)。

オンナの天皇でもいいじゃないか、なんて話もつらつら出ておりましたが、皇室典範をどうこうしようなんていう話はこれでどこかに行くでしょうね。


私は日本にいた時は、「どっちだっていいじゃん」と思っていました。皇室の存在そのもの、全く興味がなかったし。

が、こうしてイスラエルで生活していると、「やっぱ伝統は守るべきじゃないか」と考えが変わりまして・・・。

ユダヤ教においては、「母方がユダヤ人であるものをユダヤ人と認める」という掟があります。父親がユダヤ人でも、母が異教徒であれば、ユダヤ人とはいえません。
母親が異教徒ならば、改宗さえすれば生まれた子供はユダヤ人として認められますが、宗教者の中には改宗ユダヤ人を善しとしない人達も多くいます。

とはいえ、現代のイスラエルにおいて、子供がユダヤ人として認められないからといって改宗する必要はない、と考える人もいます。
私の欧州国籍の友人も、「もし子供が必要ならば自分で改宗すればいい。生まれ持った宗教に固執しているわけではないけれど、私がユダヤ教徒になるつもりもない」という考えだし。
でもこういう人達はごく少数派。そして、若い時はよくても、ある程度の年齢になると、拘りだしたりするようです。


話を戻しますが。

イスラエルに来て、ずーっとずーっとずーっと伝統を守り続けながら、その伝統を守るがために2000年以上も先祖が迫害を受け、それでも伝統を継承し続けて生きている人達を見ていたら、じゃ、日本には何か伝統があっただろうか、と考えるようになりました。
すると、あったんですよ。

それが、天皇家。
これは古い。神話からいけば、2600年以上続いている。
本当に継続しているかどうか?という時代もあるらしいけれど、とりあえず伝統ではそういうことになっているわけですよね。
世界に誇れますよ、ホントに。

途中でいろいろはあったけれどさ、それでも「男系男子の天皇が皇位を継承する」というのを、ずーっとずーっとずーっと続けていたんですよ。
それを、「男が生まれないから、女でもいいよね」「そうそう、外国だってそうだし。そうしましょうよ」「今はそういう時代なんだよ」なんてことで、変えてしまっていいことですか?

どうなるかなぁ、なんて思っていたら、紀子妃懐妊。嬉しくなっちゃいましたよ。「いいぞいいぞっ!」ってな。
そして今日の男子誕生ですからね。

伝統を守れるかどうか、というのもさることながら、紀子妃懐妊が発表されたあたりで、壬申の乱とか平安時代藤原家とか南北朝時代とか、なんだか歴史に名だたることが起きるような気がしちゃって。わくわくしていました。
なんか、「大奥」でも見ている気分。あ、あれは将軍家だけれど。

40歳目前で12年ぶりの出産。諸事情がある雅子妃のプレッシャーも辛いだろうけれど、紀子妃に対する期待のプレッシャーも、ものすごかったと思う。
それを帝王切開で産んだのですからね、強烈な精神力と意地ってやつ。


そりゃ、「オンナは子供を産む道具じゃない」っていうのは、一般論では考えればごもっともなんだけれど、でも、特別な家庭においては、「オンナは子供を産む道具」ってのが現実。
なにも天皇家だけじゃなく、日本の伝統芸能各種でもそうだし、それこそ、ちょっとした金持ちや地主でもそうだろうし。道具扱いされたくなかったら、そういうのを全く拘らない人と結婚すればいいわけ。

これでも私、もとから保守的なところがあります。
例えば、相撲好きな私からしたら、「オンナは土俵に上がるべからず」というのを覆せとは思わない。それを差別だのなんだのとワーワー言う人、大嫌い。
「女人禁制の山」「女人禁制の社」など、わざわざオンナが入り込む必要はないと思う。入れる山や社に行けばいいだけのこと。
理不尽な男女差別は納得いかない。けれど、伝統を守り続けているものを、時代の流れにあわせて変えるべきではないと思うのです。


あー、面白かった。
でもこれで女の子が生まれていたら、もっと面白かっただろうけれど。
posted by Heshbonit at 20:00| イ国の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月05日

鶏の尻尾

出勤前に、実家に電話。
実兄が帰省していると聞き、ご機嫌伺いで30分ほど話す。


さて、出勤。

今日は会計士が来る日。
現金の仕事をしていたら、「それが終わったらちょっと来て」と。

適当に切り上げて会議室に行くと、事務長も座っています。
今後の仕事について・・・。
仕事詳細は書きませんが、簡単に言えば、人の仕事の一部を助けてやって欲しい、と。・・・ただし、無償で。

ここ数日間、そんなようなことを先輩部員や資金担当とも話していたため、思ったことや、経理部の今の問題点などを全てぶちまけてみたものの、彼らの心は決まっているようで・・・。
彼らのペースで話を持っていかれそうになるため、会議途中に何度か私が「ちょっと待って。先輩部員を呼んでくれ(助けが必要っ)」と言うも、「彼女は関係ない。あなたの意見を聞いているんだ」と。

最後に私が一言。
「現状では、私には興味がない仕事だし、私の今後のキャリアには全く関係のないのも見えているし、先ほどから言ったような理由で、引き受けたくありません。でも、責任者のあなた達がやれというのならばやりますが、いい気分では働けません」

部屋に帰ると先輩部員が、「どうして私を呼ばなかったの?」
詳細を話すと、「彼らの意見がそうならば仕方がない。私がいたとしても同じことだったでしょうね。ま、やりたくなかったら、頼まれた時に、今は忙しくて出来ませんと言って断っちゃえば。その辺は上手くやりなさいよ」


頼りにされているのは嬉しい。でも意味のない負担が増えるのは困る。
こんな狭い村の中で、人を敵に回したくもないし(敵に回さないためにもそんな仕事を引き受けない方がいいんですが・・・。ということも言ったけれど、簡単に却下されてしまった)。

アリなキリギリスは、こんな状況でもとりあえず現状に満足しながら、やっぱり働くのでありました。
ま、マジメに働いていればそのうちいいことがあるでしょ。
転職を繰り返した私が、辞めたいとも思わずに働いているんだから。

・・・というよりも、この状況では辞めたとしても次の仕事を探すのは至難の業ですから、もし万が一辞めたいと思ったとしても、継続するしかありませんが。

前にも書いたけれど、イスラエルの都会にでも住んでいれば、旅行関係だの翻訳だのカスタマーサービスだのと、日本人であることを生かせる仕事がいくらでもあるようですが、こちとら田舎ですから、「日本人だからこそ出来る仕事」なんてものは存在いたしませぬ。
日本人を生かそうと思ったら、せいぜいインチキアジアンレストランのウェイトレスが関の山。アチキには出来ぬ・・・。

となると、自分の出せる味で勝負するしかないのです。これでもいっぱいいっぱいです。まだまだ勉強しなければならないことはたくさんあるし。
それでも、経理は天職ですから。

吹けば飛ぶような小さな村だとしても。
牛のお尻より鶏の頭。

・・・私は鶏の尻尾ですが。

赤字が出ないように生活できれば。
と、やっぱり、アリなキリギリス。


コメントしにくくてごめんなさい。適当にスルーして下さい。
posted by Heshbonit at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月04日

システム改悪

出勤。

農業部門に先月回していた請求書の承認が今さら返ってきた。
部門担当者が軍に行っていたから仕方ないものの、これがないばっかりに毎日毎日買掛先からジャカジャカ電話がかかってきたんですけれど。
「担当は軍に行っているから」と言っても、あっちだってそうそう簡単には引き下がれませんからね。いくら言っても理解してもらえないため、資金担当に回して、半額前払いというカタチで落ち着いたんですが。


午後、ちょっと早めに切り上げて、ガソリンスタンドの月間データ出し。
・・・しかし、新しいシステム、使い物になりません。
もらった時から何かおかしいとは思っていたけれど、こちらの欲しいようなデータ集計が全く出来ないし、集計の編集もできやしない。
システム会社に電話して聞いても、「決まったフォームしか作れないことになっている」と、酷いロシア訛りのヘブ語で捲くし立てられて切られてしまった。

なんて応用のないロシア系・・・。
ってか、実務経験がないのに顧客の意見を聞かないでシステム作って、何か自己満足しているんじゃございませんでしょうか。
「決まったフォームでしか作れないことになっている」、のではなく、「決まったフォームでしか作れないようなシステム」をアンタが開発したんでしょ?

こんな状況で経理部に持って行っても、先輩部員と原価担当に「使い物ならない!」と言われるのがとっても目に見えているため、仕方なくエクセルで集計を作り直す。
一体、何のためにシステムを変えたのか、さっぱり分かりませぬ・・・。
ま、前のは壊れていたから仕方なかったといえば仕方なかったのだけれど。


イスラエルはIT開発が盛んだのなんだのと言いますが、基本的なところでは開発が進んでも、SEのセンスが悪すぎ。
各企業のサイトにしても、異常に重かったり、ものすごく見難かったり、説明が悪すぎたり、そんなのばっかり。つまり、作った者の自己満足で終わってるようです。

企業のHPならいいけれど、大々的に石油会社で配っているシステムがこの程度のレベルって、どういうことでしょうか。

一生懸命エクセルに入力しながら、これだったら、前のようにDOSをエクセルに落として加工した方がよほどラクだった・・・と、呆れる私でありました。
posted by Heshbonit at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月03日

耳がおかしい・・・

出勤。

朝っぱらから現金の出入りが激しく、札勘で指が攣りそうになる。
お金を触るのはキライじゃありません。キライだったら経理屋は勤まりませんから。イスラエルのお金は割とキレイだし。

先週、会計士が来た時、今後の仕事についてのミーティングをしたものの、やはり反発があるらしく、朝から先輩部員と打ち合わせ。私たち2人の意見は一致しているため、それをどう会計士に訴えるか、と。
なんにしても納得いかないものはやれませんから。
あ、意味がわかりませんよね。いやなに、こっちの話です。

それになぜだか朝っぱらから電話が鳴り続ける。
大体が下らない用件なんだけれど。こっちが書き取り準備ができていようができていなかろうが、一方的にしゃべりだす。

考えてみたら、これが日本だったら、
「◎◎会社の経理部でいらっしゃいますか。いつもお世話になります。△▼経理部☆★と申します。お忙しい所を恐れ入りますが、少々お伺いしたいことがございまして、お時間よろしいでしょうか」

イスラエルでは、当然ながら日本のようにはいきません。
「シャローム。◎◎村の経理部? あなたの名前は? 私は△▼経理部の☆★だけれど、先月の請求分、いつ払うの?」
面白いのは、イスラエルでは電話した人が、「あなたの名前は?」と聞きます。

日本のように長ったらしい前置きがたくさんあれば、その間にやっている作業を中断できますが、いきなり名前を聞かれて、すかさず「いつ払うの?」と来ても、なんの用意も出来てないんですけれど。


午後、村の診療所へ。
最近、耳が飛行機に乗った時のように、「ゴワーン」としています。
だいたい朝起きてから昼過ぎまで。気が付くと治っているのですけれど。耳は子供の時から鼻と連動してあまりよくないし、来月の一時帰国までに何とかしたいと。
日本のネットで見たら、鼓膜の圧力がなんちゃらかんちゃらだから、空気を送り込むとか書いてありまして、だったら巡回医に耳鼻科への紹介状を書いてもらえばいいやと思ったから。

「先生、耳が詰ったようにゴワーンとします。耳抜きをしても治らないし、鼻が詰っているわけでもないし、大きな音で音楽を聴いているわけでもないし、なにかおかしいです」
「どれどれ・・・。痛みはないの? 気が付くと治っている・・・。んー、たぶん中で炎症を起こしているだろうから、薬を出しておこう。それで治らなかったら耳鼻科に紹介状を書きます」

で、飲み薬をもらったんですが・・・。
なんか違うような気がするんですけれど。

以前、唇が荒れるといったら、「ヘルペスだ」と言って、ヘルペスの薬を貰いましたが余計に口が荒れまくってとんでもない目に遭いました。
まぁ、巡回医ですからね。どこまで信用できるか疑問・・・。

実は、その昔住んでいた国で、ガイドの仕事中に国内線飛行機に乗っていて、急にガクンとデコンプが起き、耳がおかしくなったことがありました。
その時、別の搭乗客が耳から血が出たとか言っていて・・・(私のお客様ではなけれど)。
だからって仕事中だし、自分のお客様に異常がなかったために、そのまま継続せざるを得ず・・・、あの時は本当に怖かった・・・。
それ以来、耳がおかしくなることに異常なまでの恐怖感があるのです。

ただでさえ地獄耳だし・・・。
posted by Heshbonit at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

国境沿いドライブ

休日。

家にじっとしていてもつまらないので、午後はドライブに出かけました。
2週間前、被害地めぐりをしましたが、その続き。
国境沿いドライブをしてみよう、と。

村から出て20分ほどで、村とは反対側の高原に到着いたします。

今日は湿度が低く、空が晴れ渡っています。
♪空がこんなに青いとは


さて、それではいきなり今日のメインイベント。

レバノンはすぐそこ

道路の向こうはレバノンです。すごい至近距離!

接写してみましょう。

病院?のようですね。本当でしょうか・・・。

こんな所に、検問も何もなく、一般人が平気で来られるのです。
イ国側の道路を隔てた所にも村があります。

鉄条網の向こうはレバノンです・・・

それにしても怖いですね。


でも大丈夫。
ここから少し走ると、道路沿いにイ軍兵士が駐留しています。
この暑いのに、こんな所に簡易テントを張って警備しています。

イ軍簡易ベース


若者がお国を守るために、命を賭けて必死で・・・

イェーイ! ピース☆ピース イェーイ!


・・・・・・。


そのすぐ横には、戦車が止まっています。
こんな近くで写真を撮ったのは初めて。

拙者、戦車を接写する!

うわー、中に入ってみてぇ! 入らせてくれぇ!

いきなり出動できそう。大迫力。


山の上だから、夏でも夜となればかなり冷え込みます。
こんな所で日夜がんばっているんだなぁ・・・。


イェーイ! ピース☆ピース! 皆でピース! イェーイ!


・・・・・・。

ちなみに知らない人達です。楽しそうだったので撮りました。


ならば、私もシャッターを押してもらって。

記念撮影



最後は、美しい夏のヘルモン山の写真をどうぞ。
眼下に広がる町がキリYットシュモナです。

ヘルモン山


北部は、10月過ぎまでさわやかで過ごしやすい気候です。
どうぞお越しくださいませ♪

もちろん、冬は冬でヘルモン山でスキーが出来ます。
posted by Heshbonit at 19:00| レバノン戦争2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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