2006年06月23日

ようやく金曜日

出勤。

行く先々、経理部に来る人毎に、
「Heshbonit、サッカーは見たか?」
と言われる。

見てません。元からサッカーには興味がないし。

「結果だけは朝のCNNで見たけど」
「そうか。まぁブラジル相手に1点取れただけでもすごいじゃないか」

興味ないっつーの。
私は、「大関白鵬が綱取れるかどうか」のほうがよほど興味があります。
東西両横綱がモンゴルになるかもってのは、強いんだからそりゃそうなんだけど、ちょっとね・・・。日本勢はどうしたんでしょ。
最近の相撲は、外国人力士が増えたせいでレスリングみたいになってるし。
個人的にどの相撲取りが好きか?というのはないけれど、東欧ロシア系の相撲取りは、どうも馴染めない。マゲ結えばいいってもんじゃないじゃん、って。
先日、カエサリアで琴欧州を見た時、この体は相撲取りじゃないよね?ってのが正直な感想でした。
ま、いいんだけど。外国人力士は今に始まったことじゃないし。

今日は、村の事業部長の再再選の選挙がありました(発表は週明け)。
経理部がある建物では毎日顔をあわせているし、元から危険物課関連で何かと縁があったため、彼にこのまま続行してもらわないと困ります(今年1月、私の給料問題で揉めた時、超有力サポーターになってくれた彼です)。
ま、間違いなく当選するとは思うんですが、小さな村でもいろいろと政治的なコトがあるんです。疲れますけど。

そんなこんなで金曜半日。

午後は、同じ村に住む女性が簿記検定直前だから教えてほしいというので、彼女の家に行ってきました。
男前お気に入りの可愛い女性なんですが、ニッコリ笑って、「Heshbonit、私、全然覚えてないの。どうしよー」
冗談ぬきでマジで覚えてないの。初めから私に全部教えろってわけ?
覚えてないんじゃなくて、理解してなかったんじゃございません?
私に微笑んでいるばやいじゃないでしょ? 
「Heshbonit、どうしよー?」
・・・あとは祈ってください。


今週は疲れました。

実は昨夜から、Nさんとこで教えてもらったサイトにすっかりはまってます。
すごいねー、インターネットって。
タダで、PVだの懐かしいドラマのクライマックスだの、聞き放題見放題。
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

肥満人口60%

出勤。

支払もひと段落つき、ちょっとのんびりしています。
経理なんてそんなにドラマチックなことはないですから(あったら大変ですから)、慣れてしまえば本当に単調なものです。
経理部内も閑散としたもので、いつもなら渋滞を起こすコピーやプリンターも空いていて、使いたいときに使えます。

ちょうど小切手を持ってきた人がいて、私と先輩部員を見るなり、「なんでこの部屋の2人はそんなに痩せているんだ?」と。

私は日本人ではフツーの体型ですが、先輩部員はイスラエル人にしては痩せていて、非常に若々しい。
彼女は、「私は舌で食べずに頭で食べる(考えながら食べる)」みたいなことを言っていましたが。

そういえば、週末の新聞に、
「イスラエル人の肥満率60%」
なんていう記事が載っていました。
国民の6割が肥満ってなんなの?  
平均体重が既に肥満ってことでしょ?

国はコレに対して真剣に検討するなんて書いてあったけど。
ま、ほら、病床の元首相があの体だったから、あんまり大きな声じゃ言えなかったのかもしれない。
今の首相は、毎日ジョギングを欠かさない健康派だし、閣僚も今回はワリと平均的な体型の人が大半。これなら話を勧めやすい、と。
そこでここで国民の考えをちょっとは改めよう、みたいな。

国民1人当たりの摂取カロリーが、3545kcalだそうだ。
日本では、平均2250kcal。男性が2400kcal、女性が2100kcal。
その差、1295kcal。日本人の1.58倍・・・。
いくら体つきが違うと言っても、食べすぎじゃないですか?
1食あたり1000kcal食べて、それ以外に間食が500kcalってことですよね?
・・・。

でも経理部の人の様子見ていると、確かにな、って思う。
実際、何かしら置いてあると(会議の残りのクッキーとか)、食べる人っていうのは間違いなく太ってる。
私は仕事中は絶対に食べないから(家でも3食以上食べず、間食もしないし)、まず変人扱いされていますが。


イスラエルの場合、中東メンタリティがとーっても強いから、「太っていることはいいことだ」ってな気持ちの人が実際多い。
女性と話をしていても、「家の娘は痩せていて気持ちが悪い。もっと太れと言っている」とか言うんだけど、彼女の娘を私の目で見たら、「ちょっと引き締めたほうがよろしいじゃございません?」ってな感じだし。
私なんて病人扱いされてますからね。日本だったら全く標準なんですが。

子供に食べたいだけ食べさせるのはいいことだ、と思っている人も多い。
抑圧するのは良くないんだって。
ってかそれって、子供に嫌われたくないだけなんでしょうけど。

そうやって食べたいだけ食べて、太るだけ太って、病気になって
「国が面倒見てくれない!」
とか言ったって遅いんですから、っていうのが政府のご意見。
そりゃそうですよね。

やっぱ太りすぎはよくないよ。
前に、『飛行機の重量制限を「体重+バゲージ」にしよう』という提案をしましたが、次は、政府に対して、『国民健康保険税をBMI(体重÷身長の2乗)に比例させて徴収しよう』、という提案をしたい。もちろんそこにコレステロール値や血糖値も考慮して。
もちろん、タバコ税も取らないと。皆、バカバカ吸いすぎ。

大体、太っているっていう基準が日本と違いますからね。
怖いくらい。もう、外に出るのはやめて下さい、と。
出るなら、頭からすっぽりと何か被っててください、って。


そうそう。
前に、知らないオバサンに言ったことがあるんですよね、腹が立って。

「そんな太ってて恥ずかしくない? 一体何キロ? どれだけ食べたらそんなになるわけ? 何なのそのお腹? 脂肪だらけだよ。よく外に出られるね。ダイエットとか考えたことはないの? 誰も何も言わないの?」

通りすがりのオバサンに、「チャイナチャイナ!」と言われ、はじめは無視してたんだけど、だんだんつけあがってきたんですよ。
だから、こちとら努めて冷静に、「(そんな子供じみた発言をして)、あなたは恥ずかしくないのですか?」と言いました。
するとババァ、「はぁ? チャイナはチャイナに帰れ!」と国籍を無視した差別的なことを言い出しまして。
それで、売られたものを言い値どおりに買っただけなんですけどね。

泣かれちゃってさ。
参るよね。泣くほど恥ずかしいんなら、痩せろっての。
・・・ま、さすがにこの一言↑は、言えなかったけど。

小さい目もノッペリ顔も肌が黄色いのも、東アジア系の特徴です。
じゃ、あなたのそのデブは何ですか? 何の特徴ですか?
『なんらかの病気で医学的にもどうしても痩せられない』『薬の副作用で太ってしまう』、という人はほんの一握り。実際は、食欲という本能の赴くままにバカバカ食って、ダイエットも続かないで太っている人の方が圧倒的なんだから。
第一、正当な理由があって仕方なく太っている人だったら、日本人を見て「チャイナチャイナ!」とは叫ばないしね。

この話どっかで書いたはずなんだけど、どこだったろ・・・。
どなたかのブログのコメントだったかも、と思うんですが・・・。


スミマセン。ガラが悪すぎます。Heshbonit。
こうしてまた「この人、頭おかしいだ・・・」と人が遠のくだろう。
まいいや。と、Heshbonitはわが道を行く。


***---***---***---***---***


太ってる関連の過去記事

イ国の兵隊さん

菜食主義@イスラエル

MSNの時の日記


        あなたの知らないHeshbonit
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2006年06月21日

銀行にて

出勤。

本日は会計士が来る日。
って、下っ端の私はコレと言って御用がございません。

朝から、連結勘定が合わないっていうんで(これは毎月なんですが。連結勘定は全部で20ありますから)、解決に半日かかりました。
時々、システムエラーで入力したものが勝手にどっかに行ってしまったりするため、合わないことがあっても不思議じゃないんです。
ま、結構好きなんですけどね。前も書いたけどパズルみたいなもので。

さて、昼休みにちょっくら銀行まで。
窓口でネーさんが、
:「うちのコールサービスに入ってないわね。入りなさいよ」
:「コールサービス? いいよ。私、ネットでやってるから」
:「無料なんだから入りなさいよ。これに入れば、いつでも電話で相談できるんだから」
:「何かあると私は担当のYさんに電話しているし、今日も彼女に電話したら『それは窓口で』って言うから来たんだけど、彼女はもう相談に乗ってくれないってコト?」
:「そういうことじゃないのよ」

彼女は、私の意向を完全に無視して申込書を作っています。

:「ここにサインして」
:「(断るのが面倒。無料ならいいや)。言っとくけど使わないからね」

何のためだかサッパリ分かりませぬ。

:「あなたの『秘密の質問』を決めましょう。じゃあ、ひいおばあさんの名前は?
:「(爆笑!)どうして、一気にそこまで遡る? 知らないって。おばあさんの名前だって知らないもん」
:「(呆)どうして? あなた、ひいおばあさんがいたでしょ?」
:「日本人はユダヤ人みたいに『家系図の木クリスマス』みたいの作らないから、亡くなったひいばあさんの名前なんていちいち調べないって」

結局、両親の名前と母の旧姓が秘密の質問の答えになりました。

秘密の質問に、ひいおばあさんまで遡るか、しかし。
でも考えてみたら、この国の人達の場合、ひいおばあさんだろうがおばあさんだろうが、「ミリヤム」「リヴカ」「レア」などのユダヤ名を羅列したら、どれかに引っかかるんだろうな。
今の時代は奇抜な名前も増えつつあるけど。


家系図の木っていうのは、ユダヤ人は作るのが大好きなんですよ。
よく子供が学校で作ったりするらしいです。歴史が浅い国なだけに、自分達のルーツをしっかり掴んでおくというのが目的のようですけど。

単なる窓口の手続きに15分も足止めされました。

午後は午後で、また別の勘定合わせが買掛先から届き、それに専念。

今日はなんの捻りもない、穏やかな1日でした。


今日からNCISはシリーズVに入ります。
マーク・ハーモン、かっこよすぎ揺れるハート
毎回終わると、溶けてトロトロになってます。
ほっといてください。オバサンの戯言です。
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

ヨム・ヤパニー(予定)

出勤。

いつものように小口現金から開けていましたら、村の子供会担当のNさんがやって来ました。

:「Heshbonit、ちょっと頼みがあるの。でもあなたは私の頼みを受けようが受けまいが、拒否するのはあなたの自由だし、私はソレに対して何も言わない・・・」

なんか長ったらしい前置きを聞いているうちに、ふと、彼女が頼もうとしていることが頭に浮かんだ。

:「夏休みだから、子供に何かしてやれ、と?」
:「あら! すごいじゃない! あなた、超能力でもあるの? だったら話は早いわ。実は子供達がね・・・(延々)」
:「子供の人数は何人くらい?」
:「小学生30人。(うげ、多すぎ! 私は子供がキライなのに。犬30匹の方がマシかも・・・) 多すぎ? 大丈夫よ。私もいるし、アルバイトのガイドと、高校生のヘルパーもいるから」

彼女が話している間に、正方形のブロックメモで、スイスイっと鶴を折ってみた。

:「で、こういうのを作れとか?」
:「エィゼ、ヨッフィ! そうなの。あなた、どうしてそれが分かったの? で、あとは何が出来る?」
:「何がって、言葉とか文字とかを紹介するとか。ほら、たとえば、名前を漢字で書くとか・・・」
:「じゃ、引き受けてくれるのね! よかった。それでね、このカレンダーなんだけれど」

『子供会・夏休みのスケジュール』というカレンダーには、
「8月14日 ヨム・ヤパニー(日本の日)」
というのが、既にシッカリ設定してあります。
おいおい、拒否権も何も、もう決まってんじゃん。
これで断ったら、「冷酷極悪非道人」と言われていたでしょう。

:「ちょっと待って。納税が15日だから14日はムリ。別の日にして」
:「全然問題ないわよ」

夏休みは2ヶ月。子供会ではほぼ毎日何かしらの計画を作っているため、それで日本人がいるならば、使わない手はないだろうと。
子供会担当の彼女とは、「子供担当ガイドと高校生のヘルパーと打ち合わせをして、子供達が日本の何に興味があるか?なども含めて、プランを立てよう」、ということで今日の話は終りました。
折り鶴やるなら、30人に教えるのは不可能ですから、彼女達に先に覚えてもらわなくちゃいけないし。
それにしても、やはり「日本人気」みたいのがあるんでしょうね。
この村に来て7年になりますが、初めの年はともかくにしても、これまでそういう声がかかったことがありませんので。


何かアイデアがあったらご連絡ください。時間は2時間以内。
ただし、うちの村の子供会には予算がありません(爆)。
そういえば、華さんのお嬢さんが何かされましたよね?
現時点では、折鶴と(コピー紙とか模造紙を正方形に切る)、簡単な漢字の話と(例えば木・魚といった象形文字由来の漢字を紹介)、それぞれの名前を漢字で書くのとか、そんなのが頭に浮かんでいます。
・・・ってか、その程度で十分だよね?
フジヤマ・ゲイシャみたいな古臭い日本紹介は嫌いだし。

小学生にゲイシャはないだろうが。

posted by Heshbonit at 19:00| 日本⇔イスラエル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月19日

ヘブ語がどれだけ下手か?

朝から経理部出勤。
パイプ修理? 勘弁して下さい。
今日は休憩です。また日を改めて・・・。

地方庁の〆が終わったようで、こちらもシステムでの支払完了処理を進めます。
慣れてしまえば私の分担は大したことはないのですが、それでも毎回何かしら不思議なものが発生し、そのたびにヒヤヒヤ&イライラさせてくれる。

今日は、いきなり農協関連の保険支払が自動的に引き落とされてあり、あっちこっちに電話してタライ回されました。
あっちこっち掛けなくちゃいけないというのは、電話ギライな私にはとっても酷な話。ま、そんなこと言ってられないんですが。

どうも、私のヘブ語、ヘタなんですよ。
いや、改めて書くことじゃないんですけどね。
これまでも何度もこの内容で書いてきたから、またその話かよ?って思った人は、今日はスルーして。ちょっと気が立ってるんで。

2日ほど前に転妻さんのトコでコメントに書きましたが、私が話すヘブ語を理解できる人は理解できるんだけど、全く理解できない人もそれなりにいて、
「ちょ、ちょっと待って。あなたが言っている事、もう初めから、一言も、サッパリ分からない!」
と相手をパニックにさせるようだ。
そう言われて萎縮しているわけに行かないから、「え、なんで分かんないの?」と開き直ったりします。

なんで?ったって、下手くそな日本人のヘブ語を電話で理解しろったって、そりゃ分かりませんよね。
面と向かっていれば、手にしている書類があったりとか、なんか表情で分かったりするだろうケド、電話を受けた相手にしたら、「どの国出身だかわかんないけど、いきなり何か言ってきて、全然聞き取れない!」と。

ま、ロシア系だったら「ディ」「ハ」という発音が苦手とか、スペイン系は語尾の「ム」や「スとズの音の違い」が難しいとか、移民はそれぞれクセがあります。

日本人は・・・、
根本的な問題として(これはどの国の言葉にも言えますが)、LとRの使い分けと聞き分けがネックですね。
「私は出来るわ!」って人はスルーして。腹立つから。
それと、BとVね。
というのも、ヘブ語では、「and」の意味で「ヴェ」といい、「in」の意味で「」と言うため、必要頻度が高いんです。しかしこれがねぇ・・・。
だから、「私は出来るわ」って人はスルーしろって言ったじゃん。
喉を使う発音は得意なんです。以前住んでいた国でも使っていたので。
「私は出来ないわ」って人、ウェルカム。

ま、それもともかく、やっぱ声が高いのも問題みたい。
別に私、林家パー子みたいな声じゃないけどさ、でも、往々にして、アジア系人種の声ってのは、キーが高いでしょ?
自分でも、一生懸命低めの声にしているつもりなんだけれど、相手にはかなり聞きにくいらしい。
そして、文法メチャメチャ。時制グチャグチャ。焦ってハチャメチャ。
これで理解しろって方が酷ですね。

文字で書いたら、「ホントにあなたが書いた?」ってな、流れるような達筆な文章なんですが。でも、定冠詞がダメだけど。
絶対、いつはくさん、笑ってるだろうな。


ま、そんなのはともかく話しちゃったもん勝ち。
でもね、建国58年しか経ってない国だから、「正しいヘブ語を話さないという理由で差別される」ってなことは、そんなに感じません。

聞き取り? 全部は聞き取ってません。ピンポイントであとは想像力。
いいんです。
母国語だって全然理解しない人、ってか理解できない人がいるんだから。
ガイジンの私が飛ばし聞きをしたって、そんな変わんないじゃん。

嗚呼、強烈にテキトーな経理部員・・・。がく〜(落胆した顔)

で、なんでこんな話なのかというと、
今日、面と向かって言われたんですよ。
「言葉も出来ないくせに・・・」ってなコト。
ま、言い返そうと思えば言い返せるけど、
あとで面倒なことになるのがイヤだから、
バカっぽく、ヘヘヘと笑ってたんですけどね。

悔しかったら、このポスト、奪ってみろや。

・・・って、結構これでも必死なんだけどさ。



わんこ、会心の作?
やっぱこいつの言うことが一番分かんない・・・。
posted by Heshbonit at 19:00| イ国の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

切っちゃった・・・

はじめにお断りしておきますが、今日のは読みにくいです。

さて。なんか夢見が良かったような悪かったような。
いや、はじめはよかったんですよ。マーク・ハーモンが出てきて、これまたメチャメチャかっこよくてハートたち(複数ハート)、とても気分のよろしい夢に酔いしれておりまして、そこで目覚めておけばよかったんです。
・・・が、その後、場面が変わって、無味乾燥な高校時代に遡っていました。それがまた思い出したくないほどイヤーな夢でした。
第一、とろけるような夢揺れるハートを見ていたのに、こういうどんでん返しな夢を見るっていうのは、ロクなことが起きないオーメンなのです。


さて、経理部出勤。
出勤した所まで覚えていますが、もはや何をしたか覚えていません。

きっかけは、11時頃、危険物課のボスからの電話でした。
「Heshbonit、午後から例のパイプ交換するから、手伝える?」
地方庁の〆も終わったため、時間の余裕はあります。
先輩部員に、「午後は来れないから」と言って昼過ぎに退出し、昼食後に現場に向かいました。

行ってみたら助っ人タイ人が2人。
パイプの古い箇所を40メートルほど交換する作業です。
午前中に穴掘りなどは終わっているから、あとは古いパイプの2箇所を切って、新しいパイプと交換するだけで、私にこまごまとした助手を頼む、と。
毎回同じようなものですから、こちとら慣れたモンです。

さて、片方は切って繋ぎました。
じゃ、もう片方、行ってみましょ。
タイ人労働者に指示し、パイプを切ってもらいます。
なんか、難儀していますね。どうしたんでしょ?
あら、パイプの中に、これまた細いパイプ…。なにかしら?

:「あー、ダメダメ! それダメ!」 (思わず日本語) 
ボス:「待て、待て、ダメだ、それ違う!」 (ヘブ語で喚く)

タイ人は、どちらの言語も理解いたしませぬ…。

スパッ!
 
・・・。がく〜(落胆した顔)
・・・。・・・。がく〜(落胆した顔)

・・・頭を抱え込むボスと私。
 
テレビのケーブル、切っちゃったよ・・・。
 
えー、詳しい状況を説明します。
パイプの交換箇所は約40メートル。水のパイプですから、30分ほど前に水を止め、部分的に水を放出して、パイプを空にしました。
それでもパイプの中には若干の水が残りますから、パイプを切断した時には少量の水が出てきます。
はじめの片方を切った時にも水が出ましたし、こちらのパイプを切った時にも若干の水が出たため、何の疑いも持ちませんでした。
さて、地中に埋めてあるケーブルは、そのままではなく保護パイプの中を走っています。
それがなぜか水道工事用の黒パイプを保護パイプにしており、長く地中に埋まっている間に、パイプの接続部からか水が入り込んでいたらしく、パイプを切った時に水が出た、と。

だったら、なんで、水のパイプとケーブルの保護パイプを間違えたか?ということですが、上にも書いたように、「水道工事用の黒パイプを保護パイプにしている」、というのが第一の問題。
そして、通常ならば、地中にケーブルを埋める時、ケーブルに平行して幅広ビニールテープも埋め込むのですが、それがなかった。
それ以前の根本的な問題として、この村で昔々に埋め込んだケーブルですから、どんな工事をしたかという地図なんてものがないんです。
 
長い長い理解しにくい説明はともかく・・・。

♪切ーっちゃった、切っちゃった、ケ〜ブル切っちゃった♪

さて、歌っているばやいではない。やらねばならないことは2つ。
まずは、水パイプを元に戻します。
先ほど、片方を切って新しいパイプにつなぎましたが、今日は水道工事はここで中断しなければならないため、状況を戻さねばなりません。

ボスは、人生の修羅場ラバをくぐり抜けてきた男の中の男(!!)なので、この程度のことじゃビクともしません。

「heshbonit、町に行って、特殊接続部品買ってきて。さっき切ったパイプをまた繋がなくてはいけないから。
 それから、P君(タイ人)、キミのせいじゃないから(相当恐縮していたので)。大丈夫、マイペンライ、オッケー」

私は大急ぎで自宅に戻り、車で町まで行ってきました。
その間、ボスは村の電気担当に連絡し、状態を確認してもらったようで、帰ってきたら、電気担当が連絡したケーブル会社が到着したのと同時でした。

「こりゃ、今日中になんとかしないと。お前ら、殺されるよ」

そう、W杯の最中ですからね。
「今日はテレビがありません」って言ったら・・・。夜逃げした方がよさそう。
ちなみに、このケーブル切断で影響するのは15軒。うち、熱狂的なサッカーファンは知る限りでも4軒。

私が買ってきた接続部品で水パイプを元の状況に戻し、それから1時間後、ケーブルはテンポラリーに繋がりました…。
殺されずに済みました。

んー、状況説明があまり上手くなくてスミマセン。
ってか、日本にいる人には、どうしてこうもグチャグチャなのか理解できないと思いますが・・・。
週明けからグタグタです。週末に洗った作業着もドロドロです。
もう今日は木曜日にして下さいって気分。
顔も焼けに焼けてヒリヒリするし・・・。
posted by Heshbonit at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月17日

アッコーに行こう

休日。
以前、うちで新年会をやった時、「試験に受かったら、お祝いしましょう」と言っていたX&Y両氏。
で、合格証書がようやく手に入った暁に、うちに招待しようかと思ったのですが、なんだかんだで、「たまにはどこかに日帰り旅行でも」ってことになりました。
ところが、Y氏が行方不明。
憶測するに、W杯を見にドイツに行ったのではないか?と。
ということで、X氏と2人で、本日はドライブに行きました。
 
:「行きたい場所と、食べたいものは?」
:「アッコーで、ホモスとフール」
:「なんて安上がりな女なんだ・・・」
 
というわけで、アッコーに到着です。
アッコーのマリーナ

旧市街をウロウロ。
現地在住者(アラブ系)と観光客で、それなりに混んでいます。
アッコーの魚屋
アッコーの魚屋。大きな海老(輸入物)が1キロ当たり120シェケル。
考えた挙句、今日は断念。
次はこれだけ買いにこようかと…。

水タバコ(シーシャ)
水タバコ(シーシャ)。
 
羊肉屋
羊肉屋。可愛い子羊の写真と現物を並べるって、趣味悪すぎ。
 
ベリーダンスの衣装
ベリーダンスの衣装も売っています。売れるんでしょうか・・・。
 
アッコーのフール。これがまた旨いの何の
お待ちかねのフール!
空豆をぐつぐつ煮込んで、香辛料やオリーブオイルで味付けたペースト。
エジプトで食べたそれや、ゴラン高原のに比べて、こちらは上品で爽やかな地中海風。ひと皿15シェケル(375円)。
これ以外にフムス(ひよこ豆のペースト)とチップスやサラダも。
かなりオリーブオイルが入っているのですが、上質な油を使っているようで、口当たりがいいのです。
そして、どれも完食。お腹いっぱいで動けない・・・。
 
食後はアッコー旧市街の散歩。
アッコーの民家。W杯がんばれ 
上の家はブラジルのサポーター。下の家はドイツのようです。
 
 
新鮮な海の空気を吸って、楽しいひと時を過ごしました。

posted by Heshbonit at 18:00| 楽しい毎日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

オーバードラフト−2

朝、家を出ようとしたら電話が鳴る。
「水道管が・・・」
いいタイミングで電話してくれました。
再び家に入って、ワークシャツに着替え、日焼け対策を万全にし、安全靴。

面倒な仕事かと思ったらそれほどでもなく。
1時間遅れで経理部出勤。
本日9時から、村の経営会議で、会計士も来ています。
「なに、その格好は?」
会計士は私が危険物課兼任なのをあまり好ましく思っていないようで・・・。
でもはじめに面接した時から危険物課も兼任って話だったんですけど。

会議は私のような下っ端ガイジンには無関係なので、こちらはノホホンといつものように入力処理。
会議は踊る。いや、踊ってない。怒鳴る。喚く。叫ぶ・・・。
支払処理は昨日で終わったし、うるさいからサッサと切り上げて退出。


さて。

以前、イスラエルでのオーバードラフトの話を書いたことがありました。
詳しい話は前回書きましたので割愛しますが、基本的に、オーバードラフトが禁止となります。(企業体などで当座貸越契約を結んでいる場合は除く)。
実は、今年1月から施行されるはずが、「準備期間が必要!」という声が殺到したため、半年延期されていましたが、ようやく来月1日から実施されます。

ローンがあるくせにいくらでも物を購入し、当座貸越になっているというのに何も気にせず大盤振る舞い。挙句の果てには月々ローン返済が出来ない・・・。
いや、ホントにザラにいるんです。こういう人達。
じゃ、どうしたらいいんですか?

ってことで、クレジットカード会社が銀行と提携してあれこれと新しい「銀行口座直結クレジットカード」を作り、「うちは限度額が広いです」「うちはローンがあってもクレジットで購入できます」「うちは低金利で・・・」なんていうのを続々と生み出している。
そう、当座貸越は出来ないが、クレジットの限度枠なら・・・ってことです。
カードのCMでは、「ローンで新しい家を購入したけれど、家の中には何もない。でもこのカードに入会すれば、あら素敵ぴかぴか(新しい)。ゴージャスな家具に最新電気機器・・・」
大丈夫か、それ・・・。
つまり、カード地獄の門を広く、そして地獄内部のフィールドを拡大したようなもんじゃないの?

以前の当座貸越限度枠時代でも、「現在貸越残高が3千シェケル。限度額1万シェケル。よし、あと7千シェケルまで使える!」なんていう不健全極まりない考えをするイスラエル人が圧倒的に多かった。
それが、これからはクレジットカードで、なんていったら・・・。
日本で契約社員をしていた時、ヒマだからと土日派遣のクレジット会社で働いたことがありますが、あの世界も厳しいです。
消費者金融はもっと厳しいけどさ・・・。

そう。
この分じゃ、日本と同じような消費者金融という業種が台頭してくるのも時間の問題じゃないだろうか。
 
posted by Heshbonit at 19:00| 経理のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

養育費はいつまで?

出勤。

部屋に入ると、いつものように先輩部員がいきなり用件を言います。
私はメールボックスに入っていた書類やら集金してきた現金が入った袋やらペットボトルやら、全てまだ手に持ったままです。

今日は開口一番、
「ちょっとこの残高照合、一緒にやって」
農協との残高が全然合わずグチャグチャだそうで、1人でやっていると行き詰るから、別の人の目で見てほしい、と。
朝から残高照合。パワーを使いすぎます。その間に小口現金の仕事もゴチャゴチャくるわけですから。

ようやく合わせて、現金も〆たら、昨日から「このグチャグチャをなんとかしてくれ」と言っていた某部門の人が、何かの束を持ってきました。
「こんなの出てきたんだけどさ・・・」

こんなの、って請求書じゃん。
しかも何か月分も。なんで抱えてんだよ?
だからいくらやっても合わないんでしょ?
「通常の請求書とは別に来てたから、何かな〜って思って、捨てずに取っておいたんだ。これで合うだろ? じゃ、よろしく」
彼が帰る前に、同室の先輩部員に思いっきり怒られたのは言うまでもない。
ま、いいけどさ、これで合うから。


さて。
今日の新聞から。
通常は新聞は週末しか取っていないんですが、サラレの所でリフレクソロジーを受けに行った時に彼女がくれました。

ちょっと面白い記事が。
「某有名歌手、子供が28歳になるまで養育費を払わされることに」

親が離婚した場合、契約に則って子供の養育費を払う場合、基本的には18歳になるまでです。が、
この歌手の子供が医学の道に進むため、特別にお金が必要だと。
「じゃ、あたし達を捨てたパパに払わせればいいじゃん!」
ってことで、離婚した父親に養育費を請求。ふくろ
これを受けた裁判所は、「どう見ても収入があるんだし、払ってやれ」ってことで、月々6千シェケル(15万円)の養育費延長を決定。

歌手はコレに対して反論しているらしい。ま、払うだろうけどさ。

養育費ねぇ・・・。払わない人が多いらしいですね。
第一、離婚の慰謝料から払わない人も多いし。
ユダヤ教では、結婚する時に契約を交わし、結婚式のその場において、男性が「離婚したら慰謝料をいくら払います」というサインをします。
まぁ、ええかっこしいの男が多いから、「俺はミリオンダラー払ってやるぜ、ハニー!」ってなことを、平気でサインしちゃったりするらしいんですよね。
さぁ離婚だ。100万ドル払いなさいよっ! 
・・・って、払えるわけないじゃん。ってかさアンタ、それが払えるような旦那だったら離婚しないでしょ?
で、女性側が裁判に持ち込んでも、結局、男側が払わない。或いは、数回払ってあとはトンヅラ。
一番大変なのは、男が慰謝料を払いたくないから離婚しないというケース。宗教に則ると、男側が離縁に承諾しないと、離婚が認められません。
別居して、既に男は別の女がいて、でも女性側は子供を抱え離婚してもらえず、慰謝料も養育費も貰えず・・・。
なんかドロドロな世界・・・。

最近は、契約を交わす時に、「自分で払える金額にしておきなさい」と、ラビがアドバイスするそうです。
でもこれも問題らしい。
ヘタに安いと、「私はこの程度の女なの?!」って結婚前から修羅場だし、結婚式は人前でやるわけだから、「離婚したら(新郎が払える額は)月々ジャスト◆万円っ!」なんてのを招待客全員に知られちゃうかもしれないわけで・・・。

そんなですからね、子供の養育費を滞る人がいて当たり前。
誰が別れた子供にお金を払おうなんて考えます?
ってか、双方が子供のことを真剣に考えてたら、離婚しないでしょ?

離婚が多いだけに、再婚も多い
再婚しなくても、離婚してすぐに次のパートナーを見つけている。
それこそ、高齢者も、すごいデブも、めちゃめちゃ性格悪くても。
で、そういうのを非難するどころか、奨励する人が多い。
この国じゃ「別れても好きな人♪」じゃなく、「別れたら次の人!」。
皆がそんなだから、逆に、再婚できずパートナーも見つからず、という人は、変な噂を立てられます。

だって、女性側にしたら
「離婚した」→「慰謝料をもらえない」→「生活苦・寂しい」→「再婚しちゃえ」→「お金問題解決・ついでに精神的にハッピー」

男側にしたら、
「離婚した」→「慰謝料払いたくない」→「新しい女が出来て経済的余裕なし」→「なんだ、お前も再婚したじゃん。じゃ、慰謝料いらないよな」・・・

上手いこと出来てますね。

posted by Heshbonit at 20:00| イ国のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

合格証書

出勤。

朝っぱらからいくつかの部門から入金関係の問い合わせが殺到し、なかなか通常業務に入れない状態でスタートいたしました。
そういうどうのこうのを言われても、取立ては経理部では基本的にしませんから、そちらの問題であって、経理は受け取ったのを入金処理するまでなんですが。
ってそんなこと言ったって、引き下がる人達じゃございません。なんとかしろ、と。そうやって経理部に最後のグチャグチャを持ってこられても・・・。

昼少し前に、村の診療所にて年に2回の歯科検診。
歯石を取ってもらったりします。遺伝と、肉類や甘い物を一切食べないから、歯は丈夫です。歯のコンディションは衛生士に褒められます。色と歯並びはメチャメチャ悪いんですけれど。


さてさて、お待ちかね。
ようやく、簿記中級検定の合格証書を受け取りました。手(チョキ)

簿記中級の合格証書。なんか通信簿みたいです

夕方、約束した場所で責任者と待ち合わせ(10分遅刻されたもののむかっ(怒り))、ようやく手にしました。
2月に結果が出てから証書を貰う今日まで、長すぎ。
尤も、もっと面倒なトラブルになるかと思ったら、発覚から入手までは早かったのでホッとしましたけど。
「いろいろ言ってたくせに意外とすんなり貰ったじゃん」
・・・って、そこのあなた、さらなるトラブルを期待してた?
勘弁して下さい。精神的に疲れてますので・・・。

通産省発行ですが、簿記教室の名称や通学期間も全て印字され、通産省の担当のサインと簿記教室の責任者サインも入っています。
さらにご丁寧に、試験の点数まで入っているし。(高得点で受かった身としては、点数入りは嬉しい・・・)。

簿記の勉強をしたのは、ほしい資格があって、その資格を取る条件が、『簿記中級保持者』だったからです(日本での資格は適用されず、あくまでもイスラエルの検定、というので)。
しかし、経理部に入ってから、「給料計算の資格を取れ」というお達しが出て(まだコースは始まりません)、どんどん遠回りしているような状況。

ま、勉強できるうちに勉強しないと。
そう。たかが簿記中級とは言えど、合格証書を手にしたら、「もっと勉強しよっ♪」ってな欲が出てきまして。
ってか、たかが簿記中級じゃ終われないから、
もっと頑張んないと、って意味で。


簿記教室に対する訴訟は、現在進行形。
もちろん、合格証書の連絡不行き届き問題も、弁護士に明日連絡します。


なんか、プチお祝いでもしよ。かわいい
posted by Heshbonit at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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