2006年05月11日

検索ワード

出勤。

朝一番で昨日の修正をしました。
スゴイ量でした。

地方庁の支払い業務の〆は週明けのはずが、請求書がまだまだ集まっていないため、来月回しになる分がかなり多そう。
いつもうるさい買掛先の数社も今月はおとなしいし。
修正が終わったあとは、いつもどおりの業務。
そこへ、もう1つの職場のボスから電話が入り、「今、事業部長の部屋にいるから、来て」と。
行ってみたら、石油会社のセールス担当とその上の偉い人が来ていた。
来週、新しい給油管理システムを入れ、さらに今月半ば〜末に、スタンドの工事をするそうだ。
給油管理システムは何度もトラブルがあったため、ようやく新しくしてくれることにホっとしました。
来週から再来週・・・。支払い処理が終わったら1日オフにしようかと思っていたんだけれど、無理っぽいです。
ところで経理のシステムは・・・?


そうそうそうそう。
スゴイ量って言えば。
どうでもいいことなんですが、このブログに、「ホチキスの留め方」で検索で来る方が、ものすごいんです。
前のMSNの時は、「クレジットカード」という言葉での検索が激しく、あまり激しいから解説まで入れましたが、今度は、「ホチキスの留め方」。
どういったことでホチキスの留め方などを必要とするのでしょうか。
さすが日本人です。ありがとうございます。(って何に?)
でも、ホチキスの留め方は、個人ルールや部署ルールがありますから、解説をつけるわけにはいきませんので、それぞれの場所でがんばって下さい。
基本的には、お局様のやり方に従うのが一番です。
課長や部長が几帳面ならば、お局様を飛び越えて、そちらに従いましょう。

大切なのは、留めた後に後ろを見ることです。山を潰す潰さないは個人の好みですが、ホチキスの針が尖ったままなのは絶対にダメです。
山を潰すのは、何枚も書類を重ねた時に厚ぼったくなるのを少しは抑えられますが、針をはずしにくくなるという弱点もあります。
ホチキスについて、熱く語ってどうする気でしょう?
ま、沢山来ていただいた所で、広告収入とかやってませんから、
筆者の私にとってはどうでもいいことなんですが。


夕方、ホストマザー(的存在)のサラレのところでリフレを受ける。
イスラエルの今日の新聞に、「日本の少子化問題」が出ていたそうだ。
イスラエルでも以前のように産む人は少なくなり、私の周りを見ても「子供2人」というのが多くなっているようです。
何かとお金がかかりますからね。物騒な世の中だし。
S:「うちの孫もちょっと前まではカラテを習っていて、今は何とかという武道をやっているらしいのよ。昔はそこらを駆け回っていたのに、日本だけじゃないわ。今はイスラエルも物騒なんだから」
私:「ところで、おばさんの様子はどう?」

S:「元気よ。先日100歳になったの。施設で最高齢なのよ」
私:「どこも悪くないの?」

S:「ええ。本人はそれがイヤみたい」
言わんとしていること、分からなくはない。
posted by Heshbonit at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月10日

借方は何処へ・・・

出勤。

小口現金を〆め、いつものようにシステムに入力し、実行をしたところ、なにやら様子がおかしい。
現金勘定に入ると、残高が合わない・・・。
え? なにこれ、なんで二重なの?

借方)費用XXX:貸方)現金XXX、という至って普通の入力が、なぜかダブルになって入ってしまい、重複した分を削除できない。
先輩部員に言い、リカバー機能でそれを修復しようとしたその時、工場からも電話が鳴り、「システムがおかしい。状況を調べてみたら、『Heshbonitの実行失敗』って書いてあるけれど、アンタ、なにかしたの?」
工場は別経理なのですが、一部だけ連動していて、どちらかに何か不具合が起きると動かなくなってしまうのです。
私が何か言おうとしたら、横にいた先輩部員が適当にあしらってくれた。
しかし、リカバー機能を起動させるものの、今度はフリーズ。
こうなったらどうしようもないため、管理会社に電話し、システムを何とかしてもらおうということに・・・。
今日、すっごい量の請求書があるんですけれど・・・。

昼食後、システムは復活。そしてさらに請求書が届きました。
さて、気を取り直して処理しましょう。
本当にすごい量です。
貸方の買掛は合計一括金額を入力しますが、借方は請求書ごとに全て入力します。費用も部門コードもそれぞれ違い、さらに大まかな品目もを記入しなければなりません。課税コードも品目によって分けなければならないのです。
慣れてきたとは言えど、これだけの量があると圧巻だわ〜。
がんばれ左手、負けるな右手・・・。

ようやく終了〜!
それぞれの買掛勘定に入って、請求書の合計金額と照らし合わせる。
入ってる入ってる。
よーし。じゃ、地方庁のオンラインに繋いで、支払い承認が出来る分は済ませてしまおう。今日出来る仕事は今日やる。それが日本人さ。ハハハ!
なんか、不気味なほど調子がいいなぁ。

すると原価担当が来た。
:「Heshbonit、さっき、農業関係の費用処理が済んだって言ったよね?」
:「入力済ませて送信したから、入っているはずですよ」
:「いや、入っていないんだよ」
:「え、じゃ、何か間違えた?(処理画面に入って、入力を確認)。年月日も合っているし、部門コードも合っているし、どこかに行くわけないよ。買掛先にも入っているし、消費税勘定も確認したんだから」
なんか、いやな予感・・・。もしかして・・・。

「9999999999」

がく〜(落胆した顔)

ここだ。しかも全額合計で入っている。たらーっ(汗)
9999999999」は、不明な処理が流されてくる勘定。
ひとつひとつ項目ごとに入力したのに、それがなぜか合算されてすごい数字となって、この勘定に入っている。
貸方の買掛勘定はきちんと入力されているものの、借方の各費用勘定がはじき出されてしまったようで、それが入力した全ての請求書の借方が勝手に合算されて、「不明勘定」に入ってしまったのです。
先輩部員にも見てもらったけれど、別に入力間違いではなく、システムの故障だろう、と・・・。

もう、ヤル気ないです。
これ、全部訂正仕訳をして、借方に振り替え直しですか?
すっごい量なんですよ。マジで。
ってか、もう朝からシステム故障で疲れきっているんですけれど・・・。

・・・。

明日やります。もう今日は勘弁して下さい・・・。もうやだ〜(悲しい顔)


わんこ俳句
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2006年05月09日

目がチカチカする

出勤。

昨日に引き続き、査察官に言われた資料集めの続きです。
集めてきた資料のコピー&システムで入力状態を確認&項目ごとに分けて付箋付け・・・をしております。
項目ごとに色まで分けて付箋を貼る、なんてことまでするのは日本人ならではのようで、「そんな細かいことまでしなくていいのに」と言われました。
別に細かい作業とは思えないんですが。
ま、いいんですけれど。本人の自己満足に過ぎないんだから。

午後はいきなりまとめてきた請求書の仕分けに追われる。
農業関係がオンシーズンとなり、観光部門のペサハ(過越祭)関係の請求書なども回ってきたため、とにかくスゴイ量になっていまして、仕分けをして、納品書などと照らし合わせるだけでも大仕事。
机だけでは足らず、床にもばら撒いて作業です(確認し終わった納品書とかが机の上にあると邪魔なので、私は床にまいて、後でまとめて捨てる)。
仕分けと担当部署に承認印を貰うためにコピーを取ったるするだけで時間いっぱいになり、入力作業にまで手が回りませんでした。

夕方は、50kmほど離れた街までドライブ兼ねて買物へ。
店内はなぜか空いていて、非常に買物しやすかった。で、こう空いていると、あれやこれやと選べるものだから、ついつい買い込んでしまう。
尤も、いちいち損得計算をしてしまう私のことですから、そうそうムダな買物はしないんですが。


折角来てくださった方、すみません。
今日はヒネリのない単なる経理日誌です。
目がチカチカしているので今夜はPCから離れます。
日本で働いていた時は常時目の疲れが酷かったのですが、
イスラエルに来てから目の疲れを感じることがなかったのに、
今日はなんかすごいです。家の中でサングラスしたいほど。
寝るのが一番早いんですが、まだ何かとやることはあるし・・・。
精神状態やストレスとかも影響するのでしょうか・・・。
え、この生活にストレスなんかあるの?
むむむ・・・。


わんこ・・・
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2006年05月08日

仕事は忙しい人に

出勤。

いつものように仕事をしていたら、昨日の査察官から、来週までに用意しておく請求書一覧のようなものが送られてきて、今日は経理部地下の書庫に篭りっきりでした。
経理部には、それぞれの分担がありますから、こういったことをやるのは私と先輩部員の2人。今日は会計士が来て彼女と監査関係のことでいろいろ話しています。

イスラエルっていうのはとても面白い国で、仕事が出来る人に仕事をどんどん押し付ける傾向がとても強く、「みんなで仕事を手分けして」なんてことがあまりありません。
日本でもそういう傾向はありますが、イスラエルのはそれが露骨です。
以前、日本人のX氏Y氏と話をしていた時にも、やはりそんなようなことを言っていました。

:「日本人は信用できるとか、仕事がキレイだからと言って、とにかくドカドカと仕事を持ってくる。その横でヒマな人間が遊んでいて、『俺は忙しいから奴にやらせてくれ』と言っても、『あいつはいいんだ。お前がやれ』と言われるだけなんですよ」
:「そうそう。でもそれが給料に差があるかっていえば、全くない」
:「え、なんで?担当違うじゃん、っていうのまで回ってきて、気が付くとすごい量になってますよね」
:「仕事は忙しい人に任せろ、という諺?があるらしいですよ。確かに、忙しい人は常にエンジンが回転しているから、『ついでにやってくれるだろう』という感覚らしいです。忙しくない人はエンジンかけるだけで時間かかりますからね」
:「でもその遊んでいる奴と私で給料に差がないのは腹が立ちますよ」
:「だったら手を抜けばいい、とか言われません?」
:「言われる言われる。それが出来ないのが日本人なんですよ」

わが村の経理部においても同じ。
かつては、大量の仕事を先輩部員1人でこなしていたり(昨年私が入った時点で仕事を分けましたが、それでも彼女の分担は大きいし責任も重い)、さらに、ガイジンの私に学校に通わせて給料計算もさせてしまえ、という発想になったりするんでしょう。
アテにされていていいじゃないの、っていうのは、昇給とか昇格とか査定とかがある日本的な考え。
だからって給料に差があるかっていったら、ないんです。
それだけに、常に押し付けられる側としたら、「アイツだってヒマじゃん!」って思うんですよ。

だって、書庫で書類捜すなんて、基本的には誰だって出来ますよ。
分からない分はシステムで確認して相手勘定を掘り下げていったりしますから、ズブの素人では無理ですけれど、経理部内にいる人ならば出来るはずなんです。在籍1年のガイジンの私がやれるんですから。

だいたいね、書庫、ホコリも何もすごいんですよ。
こういう日に限って白いシャツだったし。全くもう。

ま、「アイツはだめだ。なにやらせても・・・」なんて言われるよりマシだけど。
   
posted by Heshbonit at 20:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月07日

査察日。

出勤。

タイトルどおり、今日は税務署の査察がありました。
2004年から2005年について調べるってことで、ペーペーの私が別に税務署の人と話す必要はなく、ただ言われた書類を探したり、なければ書類庫に行って探してきたり、コピーを取ったり電話を取り次いだり・・・。
今日だけでは終わらず、会計士と日取りを調整してまた来るとか。ご苦労様。
地方庁経由の請求書もぼちぼちと届いていますが、やはりヘタに休みがあったからか、集まりが悪いです。今週中に締めなくちゃいけないはずなんですけれど、大丈夫なんでしょうか。

日本は連休が終わったんですね。
連休・・・。観光業に従事していた私は、連休と言ったら稼ぎ時で、その後に事務・経理系派遣になっても、「連休に家にいるなんてつまらぬ!」と、休日派遣をしたりして、とにかく働きまくっていました。
金曜日、実家の母と話をした時に、
「友達がうちに集まってね、旅行に行きたいね〜なんて話になって、でも、『Heshちゃん(私)が添乗員だった時、楽しかったわよね。もうあんな旅行は出来ないわよ』って言ってたのよ」
国内旅行は中堅旅行会社支店専属でやっていたので、かなり自由が利いたんですよね。それで時々、母と母の友人を自分のツアーに入れていました(もちろんツアー代は払ってます。かなり割引で・・・ですが)。
昨秋、帰国した時に、当時所属していた中堅旅行会社支店のパンフレット見ましたけれど、「こんな行程、きつすぎない?」っていうすごいスケジュールで、ビックリしました。
私が添乗員だったのは、ひと昔前ですから、あの時のままの行程じゃ誰も来ないだろうけれど(お客様の要望はどんどん増えますから)・・・。
ゴールデンウィークといえば、開通したてのアルペンルート。あとは東北地方のサクラとか・・・。あー、もう1回行きたいなぁ。

イ国は・・・、観光地はあれど、旅行する気になりません・・・。
旅行はやっぱ、飛行機に乗って海外に出ないと。

かくして、暇人の妄想は続く・・・。

せっかく来てきて下さった皆さん、すみません、
今日はなんのヒネリもない単なるつぶやきです。
1日中ずーっとパシリだったのは事実ですが、
勉強になることが沢山あり、楽しかったです。
が、監査に関しては公開記事にできないので・・・。
posted by Heshbonit at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月06日

美人は美人らしく・・・

さて。
ネットのニュースを見ていたら、こんなのが。

【ニューヨーク5日共同】女優の藤原紀香さん(34)が撮影した東ティモールの子供らの写真展が5日、国連本部で開かれ、藤原さんは「子供たちが夢を抱いている国には明るい未来がある」とあいさつ、2002年にインドネシアから独立した東ティモールの復興支援を訴えた。過去にアフガニスタンやカンボジアの現状を伝える写真展を開いている藤原さんに対し、国連側が撮影を依頼。

ふーむ。
こういうのを読んで、「すっげぇ、そらぞらしー」って思うのは私だけ?
ってか、彼女に関しては特に。

彼女、プロレス(だか何だか知らないけれど)の大ファンで、「マッチョな男が戦う姿が素晴らしいパンチ」とか言って、そういう番組の司会とかしているでしょ?
平和が一番だの戦争反対だの子供の未来だの何だのって言ってるくせに、あなたのプロレス好きは、一体なに?
バクバク好きなだけ食べて体を鍛えて、血だらけになって倒れる相手をさらに殴って蹴って踏みつけて、それで相手を完全にノックダウンしてガッツポーズ。会場の皆で勝った男を称える。そしてまたバクバク食べて体を鍛えて、相手を殴って蹴って踏みつけて血だらけにして、それを生業にして、妻を娶い、子供を育てる。

闘う必要も危険性もないのに、相手を殴り倒して血だらけにする職業が存在するんだから、マジで平和だわ。
で、あなた、それ見てキャーキャー言って、楽しいの? 
それって、異常じゃない?

そりゃ、戦争はよくないさ。知っているよ。
だけどね、世の中そんなキレイ事ばっか言ってられないんだよ。
話し合って済むほど、世界は簡単じゃないんだよね。
殺したくなくても、銃の使い方を習わなくちゃいけない。
戦いたくなくても、向こうから飛んでくるものは避けられない。
そして、いきなりレストランやバスが爆破されたりする。
子供の写真撮ったらなに? 国連で見せるとなに? また寄付?
言っとくけど、子供の瞳がキラキラしてるのは、目がでっかいからだよ。
父ちゃん・・・。

ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーが国連親善大使だの平和活動だの・・・っていうのも、なんかね・・・。
彼女は今、アフリカ某国で出産するために、莫大なお金をかけてボディーガードを付けているよね? 
同じアフリカでも、子供を産むのに命がけだったり、産まれた子供が危険な状態だったり、成人まで生きられるのが何割・・・なんていう国が大半のアフリカ大陸で、お金持ちで美人な私は、マスコミの目を避けるだけのために彼と一緒にノンビリとご出産・・・ってわけ。
彼女がブラッド・ピットと一緒に出演した映画、機内で見たんですけれど、「派手なアクションが・・・」とかいう触れ込みだったけれど、これでもか!ってくらい強烈に、いろんな物を壊すんですよ。もう、すごいのなんのって。あんなにいろいろと壊す映画、そうないです。
感想は、「もったいない・・・」。
あれだけあったら、何千人何万人救えるだろう。

ってかつまりさ、金持ちで美人なのは見りゃ分かるから、いいじゃん、それで。
ヘタな手段を売名行為するのってやめなよって思うんですよ。
当の本人は、「私はパーフェクトな美人ってだけじゃなく、こうやって困っている人達のためにも尽くすんです揺れるハート」っていう思惑で、ついでに「節税目的」だったりして、近い将来「美」が崩れた時の滑り止め気分なんだろうけれど、言っていることとやってること、すっごい矛盾してて、ハタから見たら滑稽ですよ。
あなた達にとっては、それが食べていく手段のひとつでも、闘う人も貧乏な人も生きるのに必死な人もいつ爆発するか分からない毎日の人も、ホントにすごい必死なんです。
セレブ美人なら、なんとか姉妹みたいに、セレブ美人一直線で貫いて下さい。


以上。「渡航の延期をお勧めします」な地域に住む、貧乏ブチャイク経理部員のたわごとです。。
posted by Heshbonit at 16:00| 真面目なたわごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月05日

ユダとトダ

出勤。

金曜日は経理部の建物は会議が多く、怒鳴り声が聞こえます。
私はガイジンですから、きちんとした声じゃないと聞き取れませんが、先輩部員はそうではないので、「下らない内容をいつまでもいつまでも話して、すごいイライラする」と。
確かに、これが日本語だったらきっと私もイライラするだろう。
聞き取れないのが幸い。町に出ると、人は「どうせ理解できないだろう」とベラベラと人のことをいろいろ言う。
ま、いいんですけれど。世の中、聞き取れない方が幸せなことが多い、とイスラエルに来てから気が付いた。
失うものも多いですが・・・。


さて、半日の金曜、昼食後、実家に電話をし、パンでも焼こうかと思っていたら、もう1つの職場のボスが、
「ガス臭いって言うんだけど、シングルマザーの家(女性だけ)だから、付いて来てくれる?」と。

事務所に行ってガスの道具箱一式を持ち、その家に行った。
原因はゴム製のガスホースの亀裂。古すぎる・・・。
事務所に戻って新しいガスホースを取り、彼女の家に戻って交換しました。ボスは自分の携帯が鳴ったため、家の外に出て電話中。家主の彼女はソファに座って新聞を読んでいます。
:「終わったから」
:「何なのよ、もう! 子供がいるのにガス臭くて、危険よ!」
:「原因はあなたの使っているガスホース。古すぎます」
:「・・・あ、っそ」
:「点検交換はサービスだけど、ホースは個人のものだから、月末に請求を回しますので」
:「オッケー」
:「では、シャバット・シャローム」
:「・・・(無言)」 (←新聞を読みながら)
むかっ(怒り) てめぇ、「トダ」くらい、言えよ。
金曜の午後は、もう休みなの。それをわざわざ出て来たんだからね。
だから、シングルマザーなんだよ。(超偏見)。


「トダ」は、ヘブ語で「ありがとう」のこと。
英語のTHのように舌を噛む必要はありません。そのもの、トダ。
どの国の人でも発音できます。なんて簡単な言葉なんでしょう。
「ありがとう」という単語では世界で一番短いのでは? 

以前、ホストマザーのサラレと旧約聖書を勉強していた時(注:宗教的な意味は一切なく、単なる興味として)、ちょうど、「ヤコブの妻2人(レア&ラヘル)とその召使2人が12人の子供を産む」という章に差し掛かりました。私は前々から疑問に思っていたことがあり、彼女に聞きました。
「サラレ、質問。なぜ、ユダヤ教でユダヤ民族なの? 長子はレウベンだし、ヤコブが愛したのはラヘルで、その子供はヨセフとベニヤミン。ところがなぜ、レアが産んだ四男の『ユダ』の名前が民族名の由来になったの?」
すると、彼女がこんな説明をしました。
ヘブ語で「ありがとう」を、トダ(ヘブ文字:TODH)と言います。
短い言葉だけれども、先頭の「(ヘブ文字:タヴ)」は、二人称の「あなた」の意味を含んでいます。
感謝する」という言葉の語幹は、「HDH」。
この語幹の先に(ヘブ文字:ヨッド)をつけると、「YHDH」。
そう、「ユダ(イェフダ)」になるのです。
この(ヘブ文字のヨッド)は、ヘブ語で「」を表します。
つまり、神に感謝が、「ユダ」。貴方に感謝で、「トダ」。
人間に一番大事なのは、感謝することだから。

分かった? 人に何かをしてもらったら、「トダ」って言うの。
それは、あなた達の民族に由来する素晴らしい言葉なのよ。
ガイジンの私が気に入らないのか、生活に疲れてヘトヘトだからか知らないけれど、誰かがあなたのために動いたのだから、どんなに小さなことでも「ありがとう」と言いなさい。
幼稚園で習わなかった? 「ありがとう・ごめんなさい」は基本でしょ。
あ、イスラエリで「ごめんなさい」を言う人は稀だ・・・。


事務所に戻ってからボスに、
 「あのババァ、ありがとうも言わなかったよ」
と言ったら、ボスが笑って言った。
 「彼女、まだ20代。お前よりもずっと若いんだから」

・・・。
   
posted by Heshbonit at 18:00| イ国の言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月04日

ワガママな来客

出勤。

経理部出勤率が非常に悪い。
だって、昨日が休み、今日が出勤、明日が半日で、明後日シャバット。
飛び石連休は、イスラエリにしたら、「働く必要ない」ってなもんです。

そんな中、とりあえずいつものように仕事。
月が明けてそれなりに仕事が増えつつあります。
ま、私は家にいてもヤル事ないし(趣味=引きこもりもうやだ〜(悲しい顔))、こうやって職場に出て仕事しているほうがラクなのです。
ヘタに仕事が溜まるのもイヤだし、ガイジンですから「あら、彼女はいないの?」とやたらと目についてしまうし。

そこへ、以前、請求書を発行した受取人が来訪し、
「以前受け取った請求書の明細の記載が気に入らない」、と。
請求書発行依頼した人が決めた文章とおりに打ったのであって、別にこの文章(単語6語程度)が自分が望んだ言葉ではないというのは、受取人(支払い者)には、なんの影響もないと思うんですが・・・。
:「この請求書の出力方法だと、この文字を変えることは不可能で、一旦、全額減額処理して、再び請求書を打ちなおさければならないんですが・・・」
:「じゃ、そうして」
:「そうして、と言われても・・・。しかもこれ、2月発行分ですよね(ってか、大した額じゃないんだから、払えよ)」
:「でも、この単語の書き方は受け入れられない。なんでこんな風に書いたんだ?」
:「私が決めたのではなく、あくまでも指示書のとおりに打っただけです。別に間違えているわけではないし、文章として十分意味を成していますけれど、そんなにイヤなら、手書きで直して訂正印を押します」
:「いや、印刷しなければダメ」
石頭なオヤジにガタガタ言っても時間の無駄だから、仕方なく全額クレジットにしてから、再び請求書を作り直しましたが・・・。

ってか払うのがイヤでイチャモン付けにきただけでしょ?
先輩部員がいたら、「ダメダメ。手書きで直すから。ほら、これでいいでしょ。忙しいんだから。ところでいつ払う気なの?」と追求するだろう・・・。


一通り、机の上を片付け、ちょっと休憩・・・と思った矢先、石油会社のシステム担当から電話があって、「今からシステムのメンテナンスをするから、pc-anywhereを繋いでくれ」と電話。
いやいや、ちょっと待て、今から事務所に行くから。
大急ぎでもう1つの職場の事務所に戻り、システム担当に電話をかけてから、PCをコネクト可能状態にする。
頻繁にシステムがダウンするんです。原因は同じシステムを更新せずに10年近く使っているところにあるらしいんですが、じゃ、システムを替えてもらおうかと思いきや、「吹けば飛ぶような小さな村のスタンドが生意気に!」と相手にされず、毎回ダウンするたびにイライラし、今じゃ諦めの境地。
ま、確かに石油の購入量も少ないし、セルフスタンドの販売量も少ないし、しょうがないよね。システムを総入れ替えするのはかなりお金がかかるらしいから。

夕方、ちょっと仕事を早く切り上げて、サラレのところでリフレを受ける。
彼女は博学で、地理歴史の話に詳しいから、毎回何かしら勉強になります。
のんびりと寝そべってフットマッサージをしてもらう癒しの時間です。

ブログわんが・・・
posted by Heshbonit at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

今年は地方開発年

昨夜、独立記念日の式典がありました。
テーマが、「ネゲブ&ガリル地方開発」。
奇しくも、昨日の記事内容と同じような話でした。

毎回独立記念日の式典には、その年のテーマにまつわる12人の功績者が選ばれ、簡単なスピーチと聖火点灯をします。
その中に、2人のおばあさん。
1人は、北部のドルーズ村でオリーブを主原料とした石鹸を作り、地元名産品を作り上げた老婦人。背筋をピンと伸ばしてスピーチする姿は、とても気品があって素晴らしかった。
もう1人は、そこからさらに北の国境に面した村で、自分の娘達と共に、クルド系のレストランを経営する76歳の女性(子供14人、孫・曾孫55人!)
彼女は、前評判では「彼女にスピーチなんて出来るのか?」と言われていましたが、拍手喝さいの中、なんとか短いスピーチを成功させました。
ちょっと面白そうだから、今度、彼女の村に行ってみよう。


そうなんです。ネゲブ&ガリル。
開発の余地はたくさんあります。
近代化を目指した都市開発と人口集中の結果、僻地開発がすっかり遅れ、まだまだ手付かずの土地がたくさんあります。
ガリルに関して言えば、建国以来、国防上の観点だけが重視され、地域開発の立ち遅れが目立ちます。
そして、農業にも必須の場所です。
イスラエルから、農業を切り離して考えることは出来ません。
建国以前から、「自給自足」がスローガン。
キレイ事じゃなくて、周りがグルっと敵国ですから、食べ物は自分達で何とかしなくちゃいけない、という現実問題なんです。

しかし、かつてはその農業をアラブ系に頼り、Pとの関係が怪しくなると今度は途上国の外国人労働者に頼り・・・。
どの村の農業にしても、大規模集約農業はイスラエル人がやっていますが(コンバインなど大型機械を使い、手作業がないから)、果樹園や養鶏場では、「イスラエル人責任者1人+外国人労働者数名」で働いているのが現状です。
どの村も高齢化が進み、農業の責任者が50代後半の様子。
もう後継者育て&選びを考えなければならない時期に来ています。
農業という仕事に、価値を与える、というのはどの国でも難しいことですが・・・。

2日前、アメリカで不法移民が大規模デモをやっていました。
彼らの不法移民の大半が、農業従事者だそうですね。
イスラエルがああなることは有り得ないだろうけれど・・・。


そういうわけです。
御大のシモン・ペレス地方開発相には是非ともがんばっていただいて、
高速6号線を北部まで引っぱって下さい。

あ、違う?
6号線を含め、北部山間部をよろしくお願いします。
posted by Heshbonit at 20:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

独立記念日

本日は、58回目のイスラエルの独立記念日。

というわけで、燻されるのがイヤなので、10時頃に村を脱出しました。
どこかやっている所はないかと高速を降りたり乗ったりウロウロ。ショッピングセンターのいくつかは閉まっていて、最終的に、毎度おなじみのイケアへ。
前回は選挙の日に来て、混み過ぎ&客層の悪さに辟易しましたが、今日はガラガラ。客層も安定しているし、超宗教者の数も多かったです。おかげで店内をゆっくり見ることができました。
イスラエルのイケア、サービスなどは全くイスラエル流。
ちょっとはヨーロッパの感覚を勉強させろと思うんですが・・・。
先日もちょっと書いた「Back to the floor」というドキュメント番組で、「イケア・イスラエルの責任者がイケアの仕事をやってみる」と企画がありましたが・・・。この責任者自らがとっても横柄な人間で見ていてイラつきました。
これでは、他とは違うサービスなんて望めないな・・・というのが感想です。
それでも、他とは違うモノが置いてありますから。
駐車場がものすごく空いています

その後は、すぐ裏のティブ・タアムでちょっと買物。
こんなのも売ってます(私は飲みませんが)。
アサヒ・スーパードライ。1瓶250円

ただ帰るのはつまらないから、ぐるぐるとわざわざ遠回りをして、高価なガソリンをムダ使い。このくらいしか楽しみがありませんので・・・。


考えてみたら、イスラエルが建国されて、たったの58年。
至らない点が多くても仕方がないのです。
でも「年々、中東化しつつある」と人は言います。

ホストマザー的存在のサラレ(ハンガリー系)は、「アシュケナジーには、挨拶時のハグやキスの文化はないのに、今ではそれが当たり前のようになっている」と。
少し前、職場の男性(ポラニ)から面白いことを聞きました。
「私が子供の時、母親は、『絶対に屋台でファラフェル(中東風・豆コロッケ)なんて食べてはならない。あんなものを食べたら病気になる!』と言って、買ってくれなかった。でも兵役に行くようになって初めて屋台でファラフェルを買って食べた時の感動といったら!」
その場に居合わせた先輩部員(ドイツ系)が、「うちはフムス(豆ペースト)を食べてはいけないと言われたの。油っぽくてダメだと。だから、兵役中の食事で貪る様に食べたのよ」
ウルパン(語学学校)に行っていた時も、欧州系移民のその先生が、「イスラエルに来て驚いたのは、どの家庭もテーブルに並ぶ皿の数が少ないこと」
確かに、中東系のほうがラクなのは確か。
大鍋・大皿料理だし、何かって言ったらバーベキューだし。

何回か書いてきたけれど、イスラエルの政界にしても、ミズラヒ(北アフリカ〜中東)の人数がかなり増えています。
ずっと以前は、『エリート=アシュケナジー(東欧出身)、労働者=ミズラヒ』という固定観念があったけれど、東欧系も中東のいい加減さに惹かれ、親の世代まで受け継いできた文化が薄れてきているような気がします。


そんなわけで1日をのんびり楽しんだのでありました。
最後の1枚は、イスラエルのパトカー。(交通取締り専用)。
最近、この「シュコダ(チェコの自動車会社・現在フォルクス傘下)」のパトカーが増えています。少し前はマツダ・ランティスが主流だったけれど。
イスラエルのパトカー。交通警察
posted by Heshbonit at 18:00| イ国情緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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