2010年05月31日

ブログ移転のお知らせ

4年3ヶ月、慣れ親しんだシーサーを終了することにしました。


新ブログはこちら。



画像容量の限界が見えてきて、ギリギリになる前にどうにかしないとな思って、アレコレいじっているうちに、一気に移転の運びとなりました。

こんなに早く移転するつもりは、ぜんぜんなかったんですが。


イスラエル生活もそろそろ11年。

ブログを始めた頃に仲良くしていた方々もいなくなり、私だけ何も変わらぬ。

「あの人、まだブログをやってるんだ。ヒマなんだね」状態。

結婚して子供がいたりすれば、いろんな成長やら変化やらがあるのでしょうけれど、それらに無縁な上にこのド田舎生活ですから、変わる余地もありません。

外見と健康状態が立派な中年オバサンになっていくだけで、脳内は退化の一路を辿っております。


コメントを廃止したのは昨年夏。

【エルサレム在住のストーカー・自称ユダヤ人のサラこと宮本理子】と、【空気を読むことを知らないテルアビブの長期不法滞在者M】という強烈な在イスラエルの日本人女性2人に、尋常じゃなくしつこく付きまとわれたことが原因です。


異常な回数のブログ&コメント閲覧から始まり、ブログのコメント欄や直接メールでブログ内容のダメ出しや批判、私個人に対する侮辱発言を何度も何度もする。

不愉快なコメントを消すと、【何をイライラしているのか。あなたに私のコメントを消す権利はない。ネットに公表すると言うことは、色々な人がアクセスできて色々な人が日記を読むのだから、公開する自分自身に責任がある。あなたが公開しなければ私も読まずに済んだ。イヤならブログを今すぐやめろ(ほぼ原文)】と、理解不能な逆切れメールが来る始末。


彼女達からのコメントや直接メールは全て受信拒否、さらに彼女達のブログ閲覧を拒否設定にし、私が相手にしなければそのうち飽きるだろう・・・と思っていたら、なんと、私のブログ仲間さんに嫌がらせメールを出すという、一般常識では到底考えられない強烈な行動に出たのです。

「エルサレムに住む宮本って人からメールが来たけれど、どうすればいい?」って、海外に住むブログ仲間さんから連絡が来た時は、本当に背筋が寒くなりました。

さらに、メルアドを変えての猛烈なメール攻撃に嫌がらせメールの嵐に遭い、最終的には私がメルアドを変更せざるを得ない状態に。
そもそもこの2人、会ったこともなければ、電話で話したこともなく、個人的なメール往復も一切ない人なんですよ。
もうムチャクチャ。一体、私が何をしたというのでしょうか?


こういう国に住んでいるため、日本の反イスラエル反ユダヤ思想の人にブログを荒らされることを常に懸念しているのですけれど、まさか同じ国に住む全く面識のない日本人女性から、思い当たる節が全くない理不尽な嫌がらせをされるとは、これっぽっちも思わなかった。しかもそれが2人も・・・。


さらに、その後に知り合った、やはり在イスラエルの根掘り葉掘らー女性に打ちのめされ、一時はブログを辞めようと考えました。

目が見えない相手だと攻撃したくなるんでしょうか。

ブログを通してイスラエル国内の日本人と普通に交流がしたいと思ってずっと続けていたのですが、何年やっても誰にも相手にされないというのに、頭のおかしい在留邦人にムチャクチャにされるとは本当に皮肉なものです。

しかし、同じ日本人でも言葉が通じない人っているんですね。



なぜ面識も交流もない人から私が攻撃されるのか全く分からないとはいえ、無関係なブログ仲間さん達に迷惑をかけるわけにいかないため、断腸の思いでコメント欄を閉鎖することにしました。

あんなに楽しく交流していたのにコメントがないのは初めは寂しかったですけれど、ブログブームも去って、ブログ仲間の各国在住の駐在奥様の方々も日本に帰国され、コメントそのものが激減していたことですし。


しかーし。

人が読まない・コメントがつかないとなると、もう書きたい放題。

ある意味、コメントがあると思うと、妥協した内容になるわけで。

堰き止めがないからか、バカなオバサンの脳内を公示。

今では一日平均読者3人とか、そんな。


ブログを始めた当初は、ブログを通して友達が出来るかも...なんて考えたけれど、リアルで友達がいないものが、ネット上で出来るわけがないのです。


そして、いい加減にすればいいものを、凝りもせず、まだ続けるつもり。


新ブログには、ブログを一括引っ越しできる機能があるようなのですが、これはこれで愛着もありますし、完全に一人歩きしている記事がいくつかあってURLを変えられないため、このシーサーブログはこのまま存続させることします。


ただし、これ以上の理不尽な嫌がらせを避けるため、ブログ仲間さんからいただいた数々のコメントは未公開設定にいたします。申し訳ありませんがご理解下さい。


長らくの御愛顧、ありがとうございました。

そしてもちろん、これからも引き続き宜しくお願い申し上げます。


Heshbonit拝

    
posted by Heshbonit at 23:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Self defense

米軍基地がある県で生まれ育った。
子供の頃から、ジェット戦闘機が空を飛んでいた。普通の飛行機とはぜんぜん違う。あらゆる音を掻き消す強烈な爆音である。
母方の実家は爆音発信地である厚木基地の近く。私が中学生の時に通っていた英会話の先生は米軍住宅に住む軍人の妻だった。7月4日は米軍住宅で花火大会があり、子供の頃は実家のベランダから遠くにそれが見えた。
そういう環境で、そういうものだと思っていた。

もしも私が、神奈川にそのまま住んでいて、「神奈川にもうひとつ、米軍基地を作ります」といわれてそれが自宅のすぐ近くだったら、「NO」と言うだろう。
誰だってそんなもの、自分の生活環境にほしくない。
どこの国でも、軍基地を生活環境にほしい人はいない。

_______________


朝起きたら、何とも衝撃的な結末を迎えていた。
数日前から、サイプラスから「人道のための支援船」というトルコが主催で支援する船が、Gザに向かうことは報道されていた。
しかし、機械系統の故障だのなんだのということで出港見合わせ、出たと思ったら夜中だった、と。もうこの時点で十分如何わしい。
人道支援物資を積載しているという船が、何ゆえに夜中にGザに向かう必要があるのか。昼間に正々堂々と行けばいい。言われたら、中身を見せてやればいいはずだ。本当にそれらが、食糧や医療品といった人道支援物資で、彼らが人道支援の精神に則ったボランティア隊ならば。
イスラエル側は、イスラエルの港で積載品を降ろし、あとは陸路でGザに運ぶと再三要請したが、船はこれを拒否。何が何でも、自分達がGザに入る、と。

朝4時30分。まだ真っ暗な中。
イスラエル軍の部隊が、公海上を進む船にヘリから1人ずつ降りた。
船には約500人。イスラエル兵は15人(当初)。
イスラエル軍は、威嚇用のペイントボール銃を装備し(ここがかなり甘かったと思うが)、1人ずつ降りて行ったら、まさかの蜂起状態。
ここに降りていくの、ものすごい恐かったと思う。

新聞サイトより引用

支援船に乗った人道主義(のはず)の人達は戦闘態勢で、刃物・鉄パイプ・棍棒・催涙スプレー・火炎瓶のような物その他諸々の武器を周到に準備していた。

新聞サイトより引用。人道支援船が装備していた武器の数々

ヘリからロープで1人ずつ降りてくるイスラエル兵に集団で襲い掛かり、袋叩きのリンチ状態に。
鉄パイプで殴りつける。棍棒で滅多撃ちにする。ナイフで刺す。兵士の持つ装備を奪う。そして、船から突き落とす。
一対三くらいならば、相手が何を持っていようとイスラエル兵の方が圧倒的に強いはずだが、10人20人が一斉に襲撃したらどんなに鍛えていたとしても難しい。
最終的に、イスラエル軍司令部が自衛のための武器使用を認めたが、結果、イスラエル兵2名重篤状態、7名が重傷〜軽傷。
イスラエル兵を襲撃したテロリスト10人だか死んだみたいらしい。当初は相当サバを読んだ被害者数がトルコ側から報道されていました。
3遺体は身元不明だそうで、今日の夜のニュースでは、国際テロ組織の人間が混ざっているという情報が出ました。
彼ら自身が撮った船内の映像では、アラビア語の会話がかなり聞こえました。(トルコ人はトルコ語で、アラビア語が流暢に話せるのは...?)。


世界中がワーワー言っている。ま、何をしたってワーワー言うんですが。
北ッチョによる韓国攻撃は2週間以上経過してから国連で話題に上がったというのに、今回のこのオペレーションに対してはムチャクチャな速さで国連で話し合い。イスラエル非難。船に乗っていたテロリスト全員を即刻無条件で釈放せよ。救援物資を全てすみやかにGザに送れ...。
なお、今回これらの船に積載していた救援物資は、イスラエルから毎日Gザに送られている各種物資の1日分にも満たないという。
一体、何をどう支援するつもりだったのだろう???


さて、結果はこうだ。ならば、原因を考えよう。
もう一度書くが、イスラエルは、イスラエルに入港するように要請した。なぜイスラエルに入港させようとしたのかという理由は、書くまでもない。
聞き入れられなかったため、海軍の兵士が直接話し合うために船に乗り込み、船をイスラエルの港に入港させるというオペレーションを実行するつもりだった。
だが、ナイフや鉄パイプを手にしたテロリスト達は、有無を言わさず集団でイスラエル兵に襲い掛かった。
イスラエルは無線や拡声器などで再三呼びかけた。闇から一気に現われて船に乗り込んだのでもなければ、話し合いの口論の末に、乱闘を始まったのではない。

つまり、イスラエルの目的は、直談判・説得で船を誘導すること。
しかし、テロリストの目的は、イスラエル兵のリンチ殺傷だった。
イスラエル軍に殺意はなかったが、支援船は殺意で溢れていた。
その結果として、死傷者が出た。
イスラエル軍では、よほど強力な攻撃をしてくる相手でなければ「殺さない訓練」をしている。それは、中東のテロリスト達が一番よく知っているイスラエルの弱点でもあるのだ。それで死者が出たのは、そういうことだ。
ところが、物的証拠も双方による証人もフィルムも検分せずに、「判決。人が死んだから、殺した者が悪い。殺害者を非難する。以上」って、この地球上のイスラエルを除いた国は、犬将軍綱吉の片手落ち法を未だに適用しているのか? 


自衛というのはこういうことだ。
周囲に何を言われようと、守らなければならないものは守る。
それが自衛だ。
こんな作戦を実行するのは、世界を探してもイスラエル軍だけではないか。
アメリカ軍なら、大量の船とヘリを出して、船ごと拿捕するだろうか。必要とあらば、船に穴くらいは開けるかもしれないが。(もちろん今回のイスラエルもそうすればよかったのにという声は多い)。
ロシア・中国なら、船を木っ端みじんにして、何もなかったことにするだろう。

日本の自衛隊だったら? えーと、何か、出来る?
日頃何もしていないのだから、絶対に無理だ。練習が足りないという意味ではない。危機感がないのだ。戦闘状態になって逃げ出しかねない。本気の殺意に立ち向かえない。
だから、米軍に頼むんでしょ? 自分達の手を汚さないために。
手を汚さない理由は表向きは憲法9条ということにしておいて、要は万が一何かあった時、失敗しようが成功しようがガタガタ言われるのがイヤだから、大国の傭兵さんにやってもらおうって。それが日米条約ですよね?

面白い国民性です。
男女問わず、ボクシングだプロレスだ何だと、流血して倒れるまで殴りあう無意味なショーを見るのは大好きなくせに、ちょっとでも何かあると「日本は平和主義だ。日本人は平和が好きだ」と、上から目線でほざくのは、どう考えてもおかしいでしょう。
平和平和って、ショーならば殴り合って血が出るのを喜ぶくせに、実践で殴り合って倒すのはダメって、それが現代日本にとっての平和ですか?


沖縄の基地問題を巡っての、日本の報道番組の政治家の討論を動画で見たが、いやはや、小学生向けのトーク番組かと思った。
優秀な大学を出て、法律やら国際政治やらを勉強した御大層な方達のはずだけれど、それともあれはテレビ用で、バカな国民を欺くために、わざとああいうイノセントな人間を演じているのだろうか。

米軍基地が、「日本を守るよりもアジアや中東地域への足がかりとして使われている」ということに憤慨している議員もいた。
だったら、友愛精神だと言って、将来の日本の益になるはずもない海外在住の外国籍のガキにまで、多額の子ども手当をばら撒くのは、どういう行動なんだ?
友愛精神で海外に支援金をばら撒くのはいいことだが、日本の米軍基地は、日本の有事の時の傭兵基地なんだから、アメリカが他の国を支援する時も使うのは、話が違う。
ってこれじゃ本末転倒でしょう、どう考えても。


ここ1年半ほど、イスラエルがあれこれ言われることがなかった。
ここは中東だ。今日まで何もなかったなんてことはない。ただ、日本を含めた多くの国が、【とても分かりやすい事情】で、イスラエルを無視できない状況になったから、これまでのような一方的にイスラエルを悪者にでっち上げる表現の報道を控えていた。

ところが、世界情勢の地図の色がものすごいスピードで変わっている。
日本では、親日だのなんだのと「親切な優しいおじさん」みたいな立場に見られているトルコが、ここに来て急に完全に寝返った。
EUに入りたいがためにずっとイイヒトを演じて親米路線も貫いてきたが、EUの見通しが暗くなったために入る価値がないことが分かると、ものの見事なまでに完全に手の平を返した。
今では、イスラエルと国交を断絶しているイラシリレバとすっかり仲良し。
仲があまりよくないはずのギリシャにまで擦り寄り始めている。
そして、イラシリの影には、日本が警戒する北ッチョが関与している。
最近は、2016年に五輪を開催するブラジルが、イランに急接近。
その後ろにはロシアや中国といった、絶対にアンタッチャブルな国。

この状況で、日米条約を見直そうなんて言っている場合なのか?
アメリカ軍のベースは日本に置かないなんて言っている場合か?


米軍機の騒音下で28年住んだ神奈川県民として、はっきり書こう。

米軍の飛行場と、平和は、無関係だ。問題を摩り替えてはいけない。
基地がある県が、戦争状態や一触即発の危機にあるのだろうか?
米軍基地があろうとなかろうと、日本中、平和でしょう?
「軍イコール戦争イコール悪」っていう、イメージだけでしょう?

ただ、飛行場がないと、すごく静かなんだ。それだけだ。
だから生活環境に飛行場はほしくない。軍でも民間でも。そういうことだ。


国際情勢は、キレイ事では何も進められない。
自衛できない国が、誰と仲良くして、どこに行こうとしているのか?
自衛できないくせに、1人で生きていくつもりなのか?
ゴラン高原で何年も何年も国連施設の掃除をしている自衛隊に、その程度しか任せられない自衛隊に、何か出来ると思うのですか?


それからもうひとつ。
常日頃は、「偏向報道」「日本の報道は信用できない」「マスゴミ」「在日に犯されている」と、その偏向気質を指摘しているくせに、これが海外ニュースになると、報道されることをそっくりそのまま丸ごと信じちゃうのはどうしてでしょうね。

...その方が、よほど恐ろしいことなんですけど。
      
posted by Heshbonit at 23:00| 真面目なたわごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不通の日

朝起きたらPCをつけるのが日課なのだが、ネットに繋がらず。

出勤したら、職場PCもネットもシステムも不通。
家と職場はネットのプロバイダーが違うのだが、システムに関しては、システム管理会社がサーバーで、これがダメなら仕事にならない。
どうも村の電話回線に何らかの問題があるらしく、電話担当に連絡。
イスラエルの広範囲で夜中に何かあったらしく、その後セリフリカバーしていないらしい。その後、担当があれこれやっているらしいが何も進まず。

回線が繋がらなかったら、停電も同然。
昼までは漠然と過ごし、どうせこれじゃ復旧は確実に14時以降だなと見込んで、いつもなら夕方に行く買物を済ませてしまおうと街まで。
昼間に買物するのって、なんか不思議な気がする。

15時過ぎに戻ると、推測どおり、ネット復活したのは14時半だったらしい。
そこから20時近くまで仕事。なんだか時間の感覚が...。
   
posted by Heshbonit at 23:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月30日

週明け

普通の週明け。
なんか、異常に眠かった。

ユーロビジョン終了。
ここ2ヶ月くらい、毎日毎日ラジオから流れていましたが、
これでようやく同じ曲ばっか聞かなくて済むようになります。
別れの歌を笑顔満開でシャウトするホモ青年は気持ちが悪い。

ユーロビジョンはミスコンと同じで、毎回別の国が優勝するように持ち回りになっているし。それにやっぱ、いろんな意味でこの人を超えることは出来ないと思う。


◆◆◆ブログペット 今日のテーマ◆◆◆

 エコバッグ、活用していますか?


ゴミゼロの日だそうだ。
エコバッグ、お米を買う時、覚えていれば、車から持ち出します。
あと、イケアに行く時は必須。
知る限りで、イスラエルで袋有料はイケアくらいじゃないだろうか。
     
posted by Heshbonit at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月29日

休日

普通の休日。

◆◆◆ブログペット 今日のテーマ◆◆◆

 紫外線対策していますか? あなたの対策方法を教えてください!


Avene Sunscreen Emulsion SPF50+
外に出て陽に当たる時間は、朝7時頃に3分、10時頃に5分、昼に往復6分、夕方3分、トータル17分。
イスラエル北部の山奥とはいえ、盆地で日差しは十分強いため、とりあえずこちらを使っています。
口コミを読むと日焼け止め効果がとても高いはずなのだが、シミは毎日ちゃんと増産しています。でも、エマルジョンタイプで潤ってくれる。評価は★★★★☆ってとこですね。
生まれつき、肌質が悪い上に、ただのクソババアなんだから、塗っても塗らなくても悪あがきに過ぎないのだが。(だったら評価するな)。

20代の頃、目周辺に扇子の如くシワが出来ているオバサンを見て、「ちゃんとクリームとか塗ればいいのに」なんて簡単に思ってたけど、そういう次元じゃなくて自動的に出来るものなのだということを、身をもって知りつつある。
あの時、心の中でバカにしたオバサマ方、申し訳ありませんでした。
   
posted by Heshbonit at 21:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする