2ヶ月以上、私が住むエリアでカリフォルニア米が見当たりません。
5月に買物に行った時にいつもあるはずのスーパー(2件)になく、その時は「たまたま品切れだろう、まだあるからいいや」と思っていたんですが、6月下旬に行ってもやはりなく、カリフォルニア米を置いてあるはずの場所を埋めるような形でタイ米がポツンポツンと広がっているような状態だったため、事の重大さに気が付きました。
(注:米は北部でも大きな町のスーパーに遠征して買っています)。
イスラエルで主流なのは細長いタイプの米です。
日本風に炊ける短粒のリゾットライス(1kg)はどこでも普通に売っていますが、イスラエルに流通しているリゾットライス、米としての品質が悪すぎなんです。割れ米や真っ白の米が多く、すごい異臭がして使いものにならなくて捨てたことも何度かありました。
さて。
カリフォルニア米を取り扱っている卸会社(アラブ系)は、エルサレム・ハイファ・ナザレに支店があります。私の家から一番近いのはナザレ。片道60kmほど。
ナザレ支社に電話して聞いてみたら、「会社には在庫がある。来れば売るよ」と言われまして。じゃ、行きましょうか。そちらまで。
ナザレと言えば、ちょうど1年前に
X氏の検査のお供で行きましたが、今回は「新ナザレ」です。新ナザレに行くには、「
クファル・カナ」というキリスト教の聖地の小さな町を通過します。
聖地の小さな町、なんていうと聞こえがよろしいのですが、つまりはナザレ旧市街と同じようなものでして、昔はロバさんでパッカパカで行き交いしていた町を、ムリヤリこじ開けて車仕様にした、と。
とは言っても、主要幹線道なんだから大丈夫でしょ、と突っ込む。

廃墟の遊園地を思わせるウェルカムゲート...。
このゲートがあるところから少し奥に入ったら、「
水がワインになった」という故事で有名な教会があるそうだ。行きませんよ。今日は米が目的なんですから。
ま、新しく綺麗に作り上げた教会なんて行こうという気は起きません。
この道すごいよ。ホントに幹線道路なんですか?
まず、幹線道路なんだけれど道がまっすぐじゃない。幹線道路なら定期的に「XX号線」と看板でも出ていればいいものの、どこにもない。しかもアラブ人町だから看板の多くがアラビア語だから読めない。
途中で、「時速40km終了」サインがあったけど、この歩行者ウマロバ飛び出し注意道を市内制限時速60kmで走るなんて、仏恥義理特攻隊長走りしか出来ない私には無理です。
ようやく、新ナザレに到着。
まずは、本道沿いの大きなスーパーに入ってみた。
というのも、このスーパーのごくごく近くに米の卸元会社があるため、スーパーで買えるならわざわざ会社まで行かなくてもいいだろう、と思ったから。
しかし、ここにもない。あるのはスペイン米だけ。
そしてやはりここでも、カリフォルニア米の置き場がガランとして、そこに仕方なくスペイン米を並べている、といった感じです。スペイン米の商品タグもない。
その場で米の卸会社に電話。女性が出た後にすかさず男性に代わった。
「カリフォルニア米を売ってほしいんだけど」
「うちは卸問屋だ。個人には売らないよ」
「え、なんで? こないだ電話した時には女性が出て、来たら売るって言ってたから、わざわざ近くまで来ているのに」
「ダメだ、売らないんだ。どうしてスーパーにカリフォルニア米がないか? 知るかそんなもの。店の人に聞け」 ...以上
考えるに、同じような電話が殺到していて、混乱があったんじゃないだろうか。
というのも、今日電話した時に出た女性は、先週私に「会社に来たら売るよ」と言ってくれた人とおそらく同じだったんですよね。
というわけで、往復三十里かかったけど、スペイン米しか手に入らず、残念でした。それでも小袋で売っている粗悪品な「リゾットライス」よりはマシです。
帰路に撮ったクファル・カナの全景。ゴチャゴチャしています。

さて、スペイン米の味はというと。
カリフォルニア米(ジャポニカ米)に比べたら、日本の古米みたいです。
スペイン米はジャパニカ米というそうで、原産はインドネシアの亜熱帯地域、パエリアやリゾットなどを作るのに適しているそうです。
つまり使用用途が違うから、日本風に炊く私が間違っているということで、味を評価するべきではないのですが。
しばらくこれでガマンします。日本風に炊けるっていうだけでもありがたいと思わないと。長粒米じゃどうしようもないですから。
ま、1袋が終る頃には、カリフォルニア米、どこかで手に入るでしょ。
シュワルツネッガーさん、財政難でしたらもう徹底的にお米を作ってバンバン売って下さい。お願いします。
【追記】翌日(7月8日)に余ったご飯で炒飯にしたら、パラパラなのにお米ふっくらで、ものすご〜くいい状態でビックリしました。やはり使い方如何なんですね。◎今日の
三千里 分かりやすい。
posted by Heshbonit at 22:00|
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イ国情緒
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